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2015/07/30(木)
何本か前の電車で事故があったせいで、後発の電車はラッシュ時のような混雑。
しかも事故の影響がまだ残ってるようで、待ち合わせだのすれ違いだので、電車は駅でもない場所でたびたび止まる。
雨のせいで、湿度が高くて冷房が寒いという、地獄のような車内で、あたしは別の地獄にも耐えていた。
痴漢だ。
しかも困ったことに、突き出せない痴漢。
相手は恋人なのだ。
最近、お互いに忙しくてすれ違いばっかりだったけど、その間に、こんな変態プレイに開眼しちゃったのか。
器用にスカートをたくし上げ、和也の指は下着に着地している。
電車の揺れに負けないように、軽く足を開いて踏ん張っているから、和也も指を動かしやすいことだろう。
……もちろん、あたしはこんなの、イヤだ。
イヤだけど、どう制止したらいいものやらと迷っているうちに、和也はあたしの割れ目をなぞるように指を前後にこすり始めた。
んん。
気持ちいい、とまではいかないけど、背徳感が妙に気分を高揚させる。
相手が見知らぬ痴漢ではなく、本当にイヤだったらすぐにやめてくれる恋人だから、ギリギリまで試してみようかな、なんて…思い始めてみたり。
和也の指が、割れ目の上まで滑ってきた。
──くんっ。
あっ。
クリトリスに触れた…というか、え?もしかして、あたしのクリトリス、ちょっと大きくなってた?
──くにゅくにゅくにゅ。
痛くない絶妙な強さで、和也の指が押し付けられる。薄布1枚へだてて、クリトリスをこね回している。
いや、こね回すというより…掘り返すといったほうがいいのかも。
クリトリスの両脇に、指を2本、潜り込ませようとしている。
下着がクリトリスを包むような形で、あたしのデリケートな部分に食い込み始めた。
んう。
ぞくぞくしてきた。
今たってる鳥肌は、絶対、冷房のせいじゃない。
──きゅむ。
「っん」
根元から摘まれて、あたしは息を呑んだ。
い、い、今、ちょっと、下半身がビリっときた…。
これ以上やられたら、マズいかも。
「か、和也和也っ」
小声で、背後に声をかけた。
周囲の人が、迷惑そうに身じろぎしたので、申し訳ないやら恥ずかしいやらで顔が熱くなる。
「…なに?」
同じく小声で、和也からの返事。声の位置からすると、背後にぴったりついているのではなく、ちょっと斜め後ろっぽい。
不自然なくらい、腕伸ばしてるんじゃないでしょうね…?
「なに、じゃないわよっ。手!」
「て?」
もぞもぞ、と今まで止まっていた手が、スカートの中で蠢きだす。
「ちょ、もう、やだ」
「やだって言ったって…我慢しろよ」
なんでよ!!
振り向いてとっちめたい。けど、振り向くどころか、首を動かすことすら難しい。
スカートの中で、指がまた活発に動き出した。
2本の指でクリトリスの根元を摘まみ、先端をくるくると別の指が撫で回す。
こんな場所なのに(こんな場所だから…?)、あたしのクリトリスはすっかり勃ってしまったようだ。
先端はきっと包皮から出てしまっている。
──ぷにゅにゅ。
あんんんん!
デートのシメはホテルだから、当然、勝負下着なんだよ!薄いやつなんだよ!
むき出しのクリトリスが、薄い下着の上からこすられてる。
爪の先でカリカリとこまかくくすぐられて、膝が震えた。
しゃがみこんじゃいそう…。
無意識のうちに身体が揺れていたのか、肩が後ろの他人にぶつかってしまった。
慌てて背を伸ばす。
その動きについてこれなかった和也の指は、あたしのクリトリスを押さえたまま後ろにずれた。
──っぷりゅ!
~~~~~~~!!!!
あたしは慌てて口を押さえた。
クリトリスが強くひっかかれ、弾かれたのだ。
目を開いているはずなのに、一瞬、閃光が走ったように何も見えなくなる。
い、
イっちゃった…
小さい波だったけど、今のはイった。
下着がじっとりしてきた。
和也の指も、湿り気に気づいた。
クリトリスから離れた指は、下着のクロッチ部分を丹念になぞっている。
も、もうやめて…
とは思うものの、今、口から手を離したら、喘ぎ声が漏れてしまいそう。
和也の指が、またクリトリスを目指した。
湿って張り付いた下着の上から、膨らんだクリトリスを見つけ出すのは簡単なことだろう。
和也の指はクリトリスの膨らみを、ゆるゆると指先で撫で回し始めた。
それだけで、イったばかりの身体は意思に反して震える。
ゆるゆる、ゆるゆる。
触れるか触れないかくらいの、微妙なタッチで、指はクリトリスとその周囲をなぞる。
じんじんしてきた…
急激に膨らんでぱちんと弾けるタイプじゃない、じわじわと包囲網を狭めてくるような快感が腰の辺りをたゆたっている。
ああっ。
指を押し付けてしまいたい。クリトリスに押し付けて、腰を思いっきり揺らすの…。
やらしい考えが、振り払っても振り払っても脳裏に忍び寄る。
ああもう、和也め!!!
なんでこんなとこで、そんなテクニシャンぶりを発揮するのよー!!!
寒いくらいの冷房なのに、あたしはじっとり汗ばんできている。
たまに肌をなでる冷風が、逆にあたしの欲情した肌の熱さを教えてくる。
『ええー、ご乗車のお客様には大変、ご迷惑をおかけしております。次は──』
間延びしたアナウンス。
クリトリスを這い回る指。
膨らんだクリトリスの先端が、下着を押し上げているのが分かる。
下着を押し上げてるせいで、包皮がめくれ上がってる。
気持ちいい…
もっと…触って欲しい。
めちゃくちゃに引っかいてくれてもいい、こんなゆるゆるした刺激じゃなくて。
「か、」
耐え切れずに恋人の名前を呼ぼうとしたのと、
「なあ真理奈、おまえ大丈夫か?もしかして電車に酔った?」
和也に両肩を支えられたのはほぼ同時だった。
大丈夫か、ですって?
人のクリトリス触りながらいう言葉じゃないわ。
あたしは和也にすがりついた。
「ば、ばか…!………(;゚д゚)ァ.... !?」
ぎくりとする。
和也の両手は、あたしの肩にある。
待って。
待って待って。
………今、あたしのクリトリスを弄ってるの、誰?
fin
しかも事故の影響がまだ残ってるようで、待ち合わせだのすれ違いだので、電車は駅でもない場所でたびたび止まる。
雨のせいで、湿度が高くて冷房が寒いという、地獄のような車内で、あたしは別の地獄にも耐えていた。
痴漢だ。
しかも困ったことに、突き出せない痴漢。
相手は恋人なのだ。
最近、お互いに忙しくてすれ違いばっかりだったけど、その間に、こんな変態プレイに開眼しちゃったのか。
器用にスカートをたくし上げ、和也の指は下着に着地している。
電車の揺れに負けないように、軽く足を開いて踏ん張っているから、和也も指を動かしやすいことだろう。
……もちろん、あたしはこんなの、イヤだ。
イヤだけど、どう制止したらいいものやらと迷っているうちに、和也はあたしの割れ目をなぞるように指を前後にこすり始めた。
んん。
気持ちいい、とまではいかないけど、背徳感が妙に気分を高揚させる。
相手が見知らぬ痴漢ではなく、本当にイヤだったらすぐにやめてくれる恋人だから、ギリギリまで試してみようかな、なんて…思い始めてみたり。
和也の指が、割れ目の上まで滑ってきた。
──くんっ。
あっ。
クリトリスに触れた…というか、え?もしかして、あたしのクリトリス、ちょっと大きくなってた?
──くにゅくにゅくにゅ。
痛くない絶妙な強さで、和也の指が押し付けられる。薄布1枚へだてて、クリトリスをこね回している。
いや、こね回すというより…掘り返すといったほうがいいのかも。
クリトリスの両脇に、指を2本、潜り込ませようとしている。
下着がクリトリスを包むような形で、あたしのデリケートな部分に食い込み始めた。
んう。
ぞくぞくしてきた。
今たってる鳥肌は、絶対、冷房のせいじゃない。
──きゅむ。
「っん」
根元から摘まれて、あたしは息を呑んだ。
い、い、今、ちょっと、下半身がビリっときた…。
これ以上やられたら、マズいかも。
「か、和也和也っ」
小声で、背後に声をかけた。
周囲の人が、迷惑そうに身じろぎしたので、申し訳ないやら恥ずかしいやらで顔が熱くなる。
「…なに?」
同じく小声で、和也からの返事。声の位置からすると、背後にぴったりついているのではなく、ちょっと斜め後ろっぽい。
不自然なくらい、腕伸ばしてるんじゃないでしょうね…?
「なに、じゃないわよっ。手!」
「て?」
もぞもぞ、と今まで止まっていた手が、スカートの中で蠢きだす。
「ちょ、もう、やだ」
「やだって言ったって…我慢しろよ」
なんでよ!!
振り向いてとっちめたい。けど、振り向くどころか、首を動かすことすら難しい。
スカートの中で、指がまた活発に動き出した。
2本の指でクリトリスの根元を摘まみ、先端をくるくると別の指が撫で回す。
こんな場所なのに(こんな場所だから…?)、あたしのクリトリスはすっかり勃ってしまったようだ。
先端はきっと包皮から出てしまっている。
──ぷにゅにゅ。
あんんんん!
デートのシメはホテルだから、当然、勝負下着なんだよ!薄いやつなんだよ!
むき出しのクリトリスが、薄い下着の上からこすられてる。
爪の先でカリカリとこまかくくすぐられて、膝が震えた。
しゃがみこんじゃいそう…。
無意識のうちに身体が揺れていたのか、肩が後ろの他人にぶつかってしまった。
慌てて背を伸ばす。
その動きについてこれなかった和也の指は、あたしのクリトリスを押さえたまま後ろにずれた。
──っぷりゅ!
~~~~~~~!!!!
あたしは慌てて口を押さえた。
クリトリスが強くひっかかれ、弾かれたのだ。
目を開いているはずなのに、一瞬、閃光が走ったように何も見えなくなる。
い、
イっちゃった…
小さい波だったけど、今のはイった。
下着がじっとりしてきた。
和也の指も、湿り気に気づいた。
クリトリスから離れた指は、下着のクロッチ部分を丹念になぞっている。
も、もうやめて…
とは思うものの、今、口から手を離したら、喘ぎ声が漏れてしまいそう。
和也の指が、またクリトリスを目指した。
湿って張り付いた下着の上から、膨らんだクリトリスを見つけ出すのは簡単なことだろう。
和也の指はクリトリスの膨らみを、ゆるゆると指先で撫で回し始めた。
それだけで、イったばかりの身体は意思に反して震える。
ゆるゆる、ゆるゆる。
触れるか触れないかくらいの、微妙なタッチで、指はクリトリスとその周囲をなぞる。
じんじんしてきた…
急激に膨らんでぱちんと弾けるタイプじゃない、じわじわと包囲網を狭めてくるような快感が腰の辺りをたゆたっている。
ああっ。
指を押し付けてしまいたい。クリトリスに押し付けて、腰を思いっきり揺らすの…。
やらしい考えが、振り払っても振り払っても脳裏に忍び寄る。
ああもう、和也め!!!
なんでこんなとこで、そんなテクニシャンぶりを発揮するのよー!!!
寒いくらいの冷房なのに、あたしはじっとり汗ばんできている。
たまに肌をなでる冷風が、逆にあたしの欲情した肌の熱さを教えてくる。
『ええー、ご乗車のお客様には大変、ご迷惑をおかけしております。次は──』
間延びしたアナウンス。
クリトリスを這い回る指。
膨らんだクリトリスの先端が、下着を押し上げているのが分かる。
下着を押し上げてるせいで、包皮がめくれ上がってる。
気持ちいい…
もっと…触って欲しい。
めちゃくちゃに引っかいてくれてもいい、こんなゆるゆるした刺激じゃなくて。
「か、」
耐え切れずに恋人の名前を呼ぼうとしたのと、
「なあ真理奈、おまえ大丈夫か?もしかして電車に酔った?」
和也に両肩を支えられたのはほぼ同時だった。
大丈夫か、ですって?
人のクリトリス触りながらいう言葉じゃないわ。
あたしは和也にすがりついた。
「ば、ばか…!………(;゚д゚)ァ.... !?」
ぎくりとする。
和也の両手は、あたしの肩にある。
待って。
待って待って。
………今、あたしのクリトリスを弄ってるの、誰?
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2015/07/29(水)
「というわけで、ここに新しく開発した拷問用の秘薬がある。効果のほどは数人の捕虜で確認済みだが、鋼の意思を持つ上位の兵士の口を割らせることが出来るかどうかまでは、まだ分からない。そこで君に白羽の矢が立ったのだよ、ジル」
「はっ!光栄であります、兄上」
「ジル将軍補佐!ここは職場である。公私の区別はつけたまえ!」
「申し訳ございません、ドクター!」
「うむ、では、下着になって、この寝台に横になるんだ」
ジルは躊躇わず、言われたとおりにした。
色気もなにもない、軍支給の白いブラとパンティだけになって、きびきびと寝台に横になる。
プロフェッサーも、同じようにきびきびした動作で、ジルの四肢を拘束具に固定する。
この実験室には、ジルと、兄であるドクターしかいないので、実験のための雑事もすべて、彼の手を煩わすことになるのだ。
普段は多くの部下をアゴで使っている兄に、それを要請したのはジル本人である。
性的な拷問のための秘薬を、身に受ける覚悟は出来ているが、その姿を衆目にさらすのは、さすがにイヤだった。
兄だけがその場に立ち会うのなら、というのが、ジルの提示した条件だ。
そもそも、兄がその薬の開発チームの責任者だったこともあって、開発部はわりとあっさり、その条件を呑んだのだった。
「では、始めよう」
淡々と告げ、ドクターはとろみのある液体を……いきなりパンティの上に垂らした。
飲み薬系だと思っていたジルは、予想外の場所への刺激に、びくりと震える。
それには構わず、ドクターは下着の上から、ぬるぬると液体を塗り広げていく。時折、揉みこんだりもした。
薬の効果うんぬん以前に、これはとんでもない恥ずかしさだ。
相手が兄だと思えば、なおのこと。
しかしジルは、軍人の誇りをもって、そんな動揺を悟られないよう、細心の注意を払って無表情を作る。
薬を吸ったパンティは、べったりとジルの股間に張り付いて、その下の肌の色を浮かび上がらせた。
その上を、丹念に、ドクターの指が這い回る。
じくじくとした快感がわきあがってきた。
薬に誘導された快楽は、一直線にジルの股間の一点に集まった──小さな突起に
「…っ」
息を呑む。
その部分が熱を持ったと思った瞬間、強い痛みを覚えたのだ。
「なにか異変があったら、その場で伝えろ」
「は……ッ、その、」
クリトリスが痛い、などと訴えられるものではない。
「以前の被験者データによると、だいたい、最初はこの部分に強い痛みを覚えるようだが」
「あぁっ!!?」
ドクターの指が、一瞬、ぐいっとその部分を押す。
「痛いか?」」
「いッ…すこし…い、たいです」
「痛みはじきに収まるはずだ」
ジルからは見えないが、ドクターにはきっちり視認できている。
クリトリスが一気に膨らんでいるのだ。
濡れて透けた下着を押し上げて、形も、痛々しく充血したその色もあらわになっている。
クリトリスを集中的にいたぶるためには、まず、最初にクリトリスを大きくしたほうがいい。
「兄…いえドクター、痛みが引きました…っ」
頬を紅潮させ、内腿をひくつかせながら、ジルが報告する。
激痛から、一気に快楽へ。
押し寄せる疼きをこらえようと、拘束具の許すわずかな隙間の中で身をよじらせると、張り付く下着がクリトリスをこすりあげる。
その瞬間に強まる快楽は、しかし、絶頂を迎えるには全然たりない。
ドクターが手元の報告書になにやら書き込む間、ジルはあさましく動きたがる腰を抑えるために必死の努力を続けた。
自分がなにか重要な情報を握っていて、それを吐いてしまえば、思う存分快楽をむさぼれるという状況になったら……。
揺らぐ者もいるだろう。
あくまで実験であることを差し引いても、ジルには軍人としてのプライドがある。
ここで屈服する気はない。
それに、この程度なら、耐えられる。
ジルが決意を新たにするのと、ドクターの指がクリトリスをつまみあげたのは、同時だった。
「あぁぁ!!」
「うむ、薬は十分、行き渡ったようだ。実験を再開する。耐えられなくなったら、伝えろよ。壊すまでやってしまっては、実験の意味がない」
「んうっは、はい!」
ドクターはそのまま、下着ごとクリトリスを上下にこすりあげた。
指先でしごけるほどに、ジルのクリトリスは肥大しているのである。
「ん、……ッ」
快楽の海に放り出されて、ジルは先刻とは違う形で、快楽と戦い始めた。
ドクターの指は、こねるようにクリトリスを揉みしだく。
拘束具に固定されているのに、腰ががくがくと揺れる。
体中の神経が、その部分に集まっているかのようだ。
ドクターの指の動きは、決して単調ではない。何度も実験を行ったその経験値だろうか、えらく巧みである。
揉む。引っ張る。
剥き出されたクリトリス全体を強く刺激されて、こらえようもなく嬌声がこぼれる。
軽く達したのか、ジルの足がびくびくと痙攣した。
摘み上げて、ふるふると震わせる。
根元にじくじくとたまった快楽は、子宮の奥に直接注ぎ込まれるようだ。
普段は意識していない部分が、ぎゅうっと収縮するのを感じた。
爪先でくすぐる。
少し力を込めてクリトリスを押し込むと、まるでスイッチを押したかのように、ジルの腰がガクガクと震えた。
紅潮した頬には、涙がひとすじ、ふたすじ、流れている。
快楽のラインはうなぎのぼり、弾けるその瞬間を待ちわびて、ぎりぎりまで張り詰めている。
「──第一段階は終了だ、ジル。見事に耐え切ったな」
あと1回いじられたら、間違いなくイく、というところで、ドクターは唐突に指を止めた。
助かった、と思うよりも先に、物足りなさを感じて、ジルは顔を赤らめた。
とはいえ、今までの拷問で、顔どころか全身が紅潮しているので、それは特に目立たなかった。
ドクターの指が、下着にかかる。
濡れそぼって肌に張り付いている下着は、ぐずぐずと太腿にまとわりついていたが、じきにひき剥がされた。
「んぁっ!!? ……!!!!」
予想外だった。
下着は、脱がされるその瞬間まで、クリトリスにねっとりと張り付いていたのだ。
それが剥がされるときの、わずかにクリトリスを引っ張る刺激に、溜め込まれた快楽が一気に弾けた。
ぴちゃぴちゃと音を立てて、潮が寝台から床に滴り落ちる。
「あ…あぁ…」
今までに味わったことのない強烈な絶頂に、呆然と息を荒げるジルに、ドクターはあっさりと告げた。
「イったか。それでは、次の段階に移る」
次の段階!
指先で弄り回されただけでこの体たらくだと言うのに、さらに次の段階ではどうなってしまうのだろう。
緊張と不安の中に確かに芽生えている、期待と愉悦を認めたくなくて、ジルはぎゅっと両目をつぶった。
fin
「はっ!光栄であります、兄上」
「ジル将軍補佐!ここは職場である。公私の区別はつけたまえ!」
「申し訳ございません、ドクター!」
「うむ、では、下着になって、この寝台に横になるんだ」
ジルは躊躇わず、言われたとおりにした。
色気もなにもない、軍支給の白いブラとパンティだけになって、きびきびと寝台に横になる。
プロフェッサーも、同じようにきびきびした動作で、ジルの四肢を拘束具に固定する。
この実験室には、ジルと、兄であるドクターしかいないので、実験のための雑事もすべて、彼の手を煩わすことになるのだ。
普段は多くの部下をアゴで使っている兄に、それを要請したのはジル本人である。
性的な拷問のための秘薬を、身に受ける覚悟は出来ているが、その姿を衆目にさらすのは、さすがにイヤだった。
兄だけがその場に立ち会うのなら、というのが、ジルの提示した条件だ。
そもそも、兄がその薬の開発チームの責任者だったこともあって、開発部はわりとあっさり、その条件を呑んだのだった。
「では、始めよう」
淡々と告げ、ドクターはとろみのある液体を……いきなりパンティの上に垂らした。
飲み薬系だと思っていたジルは、予想外の場所への刺激に、びくりと震える。
それには構わず、ドクターは下着の上から、ぬるぬると液体を塗り広げていく。時折、揉みこんだりもした。
薬の効果うんぬん以前に、これはとんでもない恥ずかしさだ。
相手が兄だと思えば、なおのこと。
しかしジルは、軍人の誇りをもって、そんな動揺を悟られないよう、細心の注意を払って無表情を作る。
薬を吸ったパンティは、べったりとジルの股間に張り付いて、その下の肌の色を浮かび上がらせた。
その上を、丹念に、ドクターの指が這い回る。
じくじくとした快感がわきあがってきた。
薬に誘導された快楽は、一直線にジルの股間の一点に集まった──小さな突起に
「…っ」
息を呑む。
その部分が熱を持ったと思った瞬間、強い痛みを覚えたのだ。
「なにか異変があったら、その場で伝えろ」
「は……ッ、その、」
クリトリスが痛い、などと訴えられるものではない。
「以前の被験者データによると、だいたい、最初はこの部分に強い痛みを覚えるようだが」
「あぁっ!!?」
ドクターの指が、一瞬、ぐいっとその部分を押す。
「痛いか?」」
「いッ…すこし…い、たいです」
「痛みはじきに収まるはずだ」
ジルからは見えないが、ドクターにはきっちり視認できている。
クリトリスが一気に膨らんでいるのだ。
濡れて透けた下着を押し上げて、形も、痛々しく充血したその色もあらわになっている。
クリトリスを集中的にいたぶるためには、まず、最初にクリトリスを大きくしたほうがいい。
「兄…いえドクター、痛みが引きました…っ」
頬を紅潮させ、内腿をひくつかせながら、ジルが報告する。
激痛から、一気に快楽へ。
押し寄せる疼きをこらえようと、拘束具の許すわずかな隙間の中で身をよじらせると、張り付く下着がクリトリスをこすりあげる。
その瞬間に強まる快楽は、しかし、絶頂を迎えるには全然たりない。
ドクターが手元の報告書になにやら書き込む間、ジルはあさましく動きたがる腰を抑えるために必死の努力を続けた。
自分がなにか重要な情報を握っていて、それを吐いてしまえば、思う存分快楽をむさぼれるという状況になったら……。
揺らぐ者もいるだろう。
あくまで実験であることを差し引いても、ジルには軍人としてのプライドがある。
ここで屈服する気はない。
それに、この程度なら、耐えられる。
ジルが決意を新たにするのと、ドクターの指がクリトリスをつまみあげたのは、同時だった。
「あぁぁ!!」
「うむ、薬は十分、行き渡ったようだ。実験を再開する。耐えられなくなったら、伝えろよ。壊すまでやってしまっては、実験の意味がない」
「んうっは、はい!」
ドクターはそのまま、下着ごとクリトリスを上下にこすりあげた。
指先でしごけるほどに、ジルのクリトリスは肥大しているのである。
「ん、……ッ」
快楽の海に放り出されて、ジルは先刻とは違う形で、快楽と戦い始めた。
ドクターの指は、こねるようにクリトリスを揉みしだく。
拘束具に固定されているのに、腰ががくがくと揺れる。
体中の神経が、その部分に集まっているかのようだ。
ドクターの指の動きは、決して単調ではない。何度も実験を行ったその経験値だろうか、えらく巧みである。
揉む。引っ張る。
剥き出されたクリトリス全体を強く刺激されて、こらえようもなく嬌声がこぼれる。
軽く達したのか、ジルの足がびくびくと痙攣した。
摘み上げて、ふるふると震わせる。
根元にじくじくとたまった快楽は、子宮の奥に直接注ぎ込まれるようだ。
普段は意識していない部分が、ぎゅうっと収縮するのを感じた。
爪先でくすぐる。
少し力を込めてクリトリスを押し込むと、まるでスイッチを押したかのように、ジルの腰がガクガクと震えた。
紅潮した頬には、涙がひとすじ、ふたすじ、流れている。
快楽のラインはうなぎのぼり、弾けるその瞬間を待ちわびて、ぎりぎりまで張り詰めている。
「──第一段階は終了だ、ジル。見事に耐え切ったな」
あと1回いじられたら、間違いなくイく、というところで、ドクターは唐突に指を止めた。
助かった、と思うよりも先に、物足りなさを感じて、ジルは顔を赤らめた。
とはいえ、今までの拷問で、顔どころか全身が紅潮しているので、それは特に目立たなかった。
ドクターの指が、下着にかかる。
濡れそぼって肌に張り付いている下着は、ぐずぐずと太腿にまとわりついていたが、じきにひき剥がされた。
「んぁっ!!? ……!!!!」
予想外だった。
下着は、脱がされるその瞬間まで、クリトリスにねっとりと張り付いていたのだ。
それが剥がされるときの、わずかにクリトリスを引っ張る刺激に、溜め込まれた快楽が一気に弾けた。
ぴちゃぴちゃと音を立てて、潮が寝台から床に滴り落ちる。
「あ…あぁ…」
今までに味わったことのない強烈な絶頂に、呆然と息を荒げるジルに、ドクターはあっさりと告げた。
「イったか。それでは、次の段階に移る」
次の段階!
指先で弄り回されただけでこの体たらくだと言うのに、さらに次の段階ではどうなってしまうのだろう。
緊張と不安の中に確かに芽生えている、期待と愉悦を認めたくなくて、ジルはぎゅっと両目をつぶった。
fin
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2015/07/28(火)
「葉月は、一人でしてるの?」
「・・・・・・何。それ」
一体何を言っているのだろう。この姉は。
6つ上の姉は大学生で、私なんかと比べ物にならないくらいの美人。
だけど、誰かと付き合っている気配もない。化粧も服装もごくごく普通、むしろ地味なくらい。
それを有効活用しないのももったいないと思うけど、それ以上に嫉妬が私の中にはあった。
「だから、もう中学2年じゃない。オナとかしたりしないの?」
「・・・しない」
「まあ、そんなところがあんたらしいんだけど・・・・でもさ、お姉ちゃんとしては・・・一度は、可愛い妹に教えてあげたいな」
ソファーに座っている私の足元に座り込むと、ある程度健康的にやけている私の足をゆっくりと撫でる。
その手がどんどん足の付け根に上っていく。スカートを捲り上げながら。
微笑んでいるのか。それともよからぬ事を考えているのか分からない姉の顔が、とても怖い。
「ちょっと、・・・お姉ちゃん!」
「何も知らないんでしょ?誰とも付き合ってない・・・中学生でもう処女じゃなかったら、ショックだけどね」
ゆっくりと私の脚を開くと、まるであそこの臭いを嗅ぐかのように下着越しに顔を埋めた。
その間も太ももをずっと撫でられ続け、鳥肌が立った。
「や、っやだ・・・!変態!」
「変態?・・・そうかもね。だって、凄いいい匂いするんだもの」
荒い呼吸の音が耳に痛い。
真っ赤になった顔を抑えるばかりで、抵抗することすら出来ない私が酷く恥ずかしい。
でも、ぞくぞくと背中を走るこの感覚は何だろう。
全身が震えるような。
「・・・逃げないの?」
「っ・・・」
「・・・・可愛い、私の妹。大好きよ、葉月」
ぬるりとしたものが私の下着をなめ上げた。
それが舌ということは分かっている、・・・気持ち悪い感触に涙が出そうになる。
「ふぅっ・・・」
息が荒いのは姉だけじゃない、私もそうだった。
唾液で下着がどんどん濡れて、陰毛も透けそうなくらい、きっと濡れていると思う。
「ぁ・・・この下着、あまり可愛くないわね。今度一緒に買いに行かない・・・?」
冗談で言っているのか、本気で言っているのか。
どっちにしても性質の悪い話で、ぶんぶんと首を横に振ると、その答えが気に入らなかったのか、足を撫でていた手が止まった。
やめてくれるの?
と一瞬だけ考えたが、それは違っていた。
「っああ!」
私の恥部の、どこかを齧られた。
とても軽くだったけど、まるで電流・・・いや、そんなのじゃない。
体を突き刺されたかのような感覚が、全身に走る。
笑い声のような声が聞こえた気もしたけど、私の声が邪魔をして耳に入らない。
何度も甘噛みされ、そのたびに震え、声を上げる。
「クリトリス、弱いのね」
「やぁっ、あ、や、やだぁあ!」
何度も短い呼吸を繰り返しながら、声じゃない、ただの叫び声を上げる。
顔を覆っていた手は姉の髪をぎゅっと掴み、足はソファーの上に乗せられ、M字開脚のような形。
はしたない。
いつもそう言っていたのに、どうして。
「やっ、あああ、あっ・・・」
皮のソファーだからだろうか。
体に力が入らず、ずるりと背中がすべり、座ったまま尻を突き出すような体制になった。
もちろんのこと、強く姉の顔に恥部を押し付けてしまい、苦しそうな声が聞こえた。
それがよかったのか、悪かったのか。
姉が反射的に強く噛んでしまった。
その瞬間、頭が真っ白になり、視界に火花が散った。
「やああああ!!」
叫んだところまでは覚えていた。
でも、ぷつりと意識が途切れ、起きたのはそれから数分後。
ソファーで寝ている私の下で
せっせと姉が床を拭いているのを見て、一体何をしているんだろうと考えていた。
・・・それが口に出ていたとは知らなかったが。
「・・・何って、あんたね。潮吹いたのよ」
「・・・・・・?」
「・・・ついでにおしっこも。ホント、迷惑よ。ソファーに臭いつかなきゃいいけど」
ぶつぶつと文句を言いながら床を拭いているが、その顔はどことなく笑っているようにも見えた。
そうだ。
さっき、意識がなくなったんだ。
忘れていた記憶が蘇ると、恥ずかしさと気まずさで、姉から視線をそらしてしまう。
どうしよう。
どうすればいいの。
「・・・・・・・ねえ、どうして私があんなことしたか。分かる?」
雑巾を絞りながら、姉が聞いてきた。
分かるわけなんて、ないじゃない。
ただのたちの悪い冗談にしても、度が過ぎているし。
姉妹のスキンシップなんてレベルじゃない。
一歩間違えば、犯罪じゃないの・・・・
「・・・・・・お姉ちゃんが変態だってことだけは、分かったけど」
「・・・口の減らない子ね」
「っ分かるわけないじゃん!何で、・・・なんで、私にあんなことしたの」
「・・・・・・・・・・・・・あんなこと、好きな人とじゃなきゃ出来ない事なのよ」
床を拭きながら言う姉の顔は、髪が邪魔をしていて見えない。
「馬鹿よね。あたしくらい美人だったら、男の一人でも二人でもとっ捕まえてればいいのに」
「・・・自覚あるんだ」
「あるわよ。美人美人言われるもの・・・・でも、そんなの言われたって、何の意味ないじゃない。
アンタが。葉月が好きなんだから」
顔を上げた姉は、悲しい、というのか。
今にも泣きそうに表情が歪んでいた。
「・・・・ごめんね。忘れて。今日のことも、今言ったことも。全部」
忘れて、なんて簡単に言ってしまう姉だけど。
それはどれくらい辛いことなんだろう。私には分からない。
何でも出来る姉が、とても綺麗な姉が、私にとっては憧れで、誇りで。
欲しいものなら何でも手に入っていそうだと、思った。
思っていた。今の今まで。
パタパタと廊下から足音が聞こえ、姉が手を拭きながら戻ってきた。
そして私に向き直ると、満面の笑みを浮かべた。
「掃除終わったから、買い物でも行こうか!」
「・・・なんで買い物なの」
「だって。可愛い下着買わなきゃいけないじゃない。アンタにもし彼氏でも出来たら必要でしょ?」
「いいいいらないから!自分で買うから!」
「いいのいいの。たまには私に買わせなさい」
半ば強引に引きずられるように、玄関へと連れて行かれ、靴を出された。
ここまでされたら行かないなんていえないだろう。
「早く行くよー葉月」
「ああもう分かったから!せかさないで!」
わたわたと靴紐を結ぶと、既に外で待っている姉を追いかけた。
何度見ても、身長が高くて、胸だって大きくて、腰だって足だって腕だって細くて、引き締まっていて。
凄いむかつく。
でも。
その裏側には、努力があるのだって、知っている。
欲しいものは自力で掴む人だから。知っている。
つかめないものも、あるけど。
「・・・・おねえちゃん」
「何?」
「ごめんね」
きっと、一番欲しいものをあげられなくて。
ごめんね。
「下着、可愛いの買ってね」
大好きなおねえちゃん。
「・・・・・・何。それ」
一体何を言っているのだろう。この姉は。
6つ上の姉は大学生で、私なんかと比べ物にならないくらいの美人。
だけど、誰かと付き合っている気配もない。化粧も服装もごくごく普通、むしろ地味なくらい。
それを有効活用しないのももったいないと思うけど、それ以上に嫉妬が私の中にはあった。
「だから、もう中学2年じゃない。オナとかしたりしないの?」
「・・・しない」
「まあ、そんなところがあんたらしいんだけど・・・・でもさ、お姉ちゃんとしては・・・一度は、可愛い妹に教えてあげたいな」
ソファーに座っている私の足元に座り込むと、ある程度健康的にやけている私の足をゆっくりと撫でる。
その手がどんどん足の付け根に上っていく。スカートを捲り上げながら。
微笑んでいるのか。それともよからぬ事を考えているのか分からない姉の顔が、とても怖い。
「ちょっと、・・・お姉ちゃん!」
「何も知らないんでしょ?誰とも付き合ってない・・・中学生でもう処女じゃなかったら、ショックだけどね」
ゆっくりと私の脚を開くと、まるであそこの臭いを嗅ぐかのように下着越しに顔を埋めた。
その間も太ももをずっと撫でられ続け、鳥肌が立った。
「や、っやだ・・・!変態!」
「変態?・・・そうかもね。だって、凄いいい匂いするんだもの」
荒い呼吸の音が耳に痛い。
真っ赤になった顔を抑えるばかりで、抵抗することすら出来ない私が酷く恥ずかしい。
でも、ぞくぞくと背中を走るこの感覚は何だろう。
全身が震えるような。
「・・・逃げないの?」
「っ・・・」
「・・・・可愛い、私の妹。大好きよ、葉月」
ぬるりとしたものが私の下着をなめ上げた。
それが舌ということは分かっている、・・・気持ち悪い感触に涙が出そうになる。
「ふぅっ・・・」
息が荒いのは姉だけじゃない、私もそうだった。
唾液で下着がどんどん濡れて、陰毛も透けそうなくらい、きっと濡れていると思う。
「ぁ・・・この下着、あまり可愛くないわね。今度一緒に買いに行かない・・・?」
冗談で言っているのか、本気で言っているのか。
どっちにしても性質の悪い話で、ぶんぶんと首を横に振ると、その答えが気に入らなかったのか、足を撫でていた手が止まった。
やめてくれるの?
と一瞬だけ考えたが、それは違っていた。
「っああ!」
私の恥部の、どこかを齧られた。
とても軽くだったけど、まるで電流・・・いや、そんなのじゃない。
体を突き刺されたかのような感覚が、全身に走る。
笑い声のような声が聞こえた気もしたけど、私の声が邪魔をして耳に入らない。
何度も甘噛みされ、そのたびに震え、声を上げる。
「クリトリス、弱いのね」
「やぁっ、あ、や、やだぁあ!」
何度も短い呼吸を繰り返しながら、声じゃない、ただの叫び声を上げる。
顔を覆っていた手は姉の髪をぎゅっと掴み、足はソファーの上に乗せられ、M字開脚のような形。
はしたない。
いつもそう言っていたのに、どうして。
「やっ、あああ、あっ・・・」
皮のソファーだからだろうか。
体に力が入らず、ずるりと背中がすべり、座ったまま尻を突き出すような体制になった。
もちろんのこと、強く姉の顔に恥部を押し付けてしまい、苦しそうな声が聞こえた。
それがよかったのか、悪かったのか。
姉が反射的に強く噛んでしまった。
その瞬間、頭が真っ白になり、視界に火花が散った。
「やああああ!!」
叫んだところまでは覚えていた。
でも、ぷつりと意識が途切れ、起きたのはそれから数分後。
ソファーで寝ている私の下で
せっせと姉が床を拭いているのを見て、一体何をしているんだろうと考えていた。
・・・それが口に出ていたとは知らなかったが。
「・・・何って、あんたね。潮吹いたのよ」
「・・・・・・?」
「・・・ついでにおしっこも。ホント、迷惑よ。ソファーに臭いつかなきゃいいけど」
ぶつぶつと文句を言いながら床を拭いているが、その顔はどことなく笑っているようにも見えた。
そうだ。
さっき、意識がなくなったんだ。
忘れていた記憶が蘇ると、恥ずかしさと気まずさで、姉から視線をそらしてしまう。
どうしよう。
どうすればいいの。
「・・・・・・・ねえ、どうして私があんなことしたか。分かる?」
雑巾を絞りながら、姉が聞いてきた。
分かるわけなんて、ないじゃない。
ただのたちの悪い冗談にしても、度が過ぎているし。
姉妹のスキンシップなんてレベルじゃない。
一歩間違えば、犯罪じゃないの・・・・
「・・・・・・お姉ちゃんが変態だってことだけは、分かったけど」
「・・・口の減らない子ね」
「っ分かるわけないじゃん!何で、・・・なんで、私にあんなことしたの」
「・・・・・・・・・・・・・あんなこと、好きな人とじゃなきゃ出来ない事なのよ」
床を拭きながら言う姉の顔は、髪が邪魔をしていて見えない。
「馬鹿よね。あたしくらい美人だったら、男の一人でも二人でもとっ捕まえてればいいのに」
「・・・自覚あるんだ」
「あるわよ。美人美人言われるもの・・・・でも、そんなの言われたって、何の意味ないじゃない。
アンタが。葉月が好きなんだから」
顔を上げた姉は、悲しい、というのか。
今にも泣きそうに表情が歪んでいた。
「・・・・ごめんね。忘れて。今日のことも、今言ったことも。全部」
忘れて、なんて簡単に言ってしまう姉だけど。
それはどれくらい辛いことなんだろう。私には分からない。
何でも出来る姉が、とても綺麗な姉が、私にとっては憧れで、誇りで。
欲しいものなら何でも手に入っていそうだと、思った。
思っていた。今の今まで。
パタパタと廊下から足音が聞こえ、姉が手を拭きながら戻ってきた。
そして私に向き直ると、満面の笑みを浮かべた。
「掃除終わったから、買い物でも行こうか!」
「・・・なんで買い物なの」
「だって。可愛い下着買わなきゃいけないじゃない。アンタにもし彼氏でも出来たら必要でしょ?」
「いいいいらないから!自分で買うから!」
「いいのいいの。たまには私に買わせなさい」
半ば強引に引きずられるように、玄関へと連れて行かれ、靴を出された。
ここまでされたら行かないなんていえないだろう。
「早く行くよー葉月」
「ああもう分かったから!せかさないで!」
わたわたと靴紐を結ぶと、既に外で待っている姉を追いかけた。
何度見ても、身長が高くて、胸だって大きくて、腰だって足だって腕だって細くて、引き締まっていて。
凄いむかつく。
でも。
その裏側には、努力があるのだって、知っている。
欲しいものは自力で掴む人だから。知っている。
つかめないものも、あるけど。
「・・・・おねえちゃん」
「何?」
「ごめんね」
きっと、一番欲しいものをあげられなくて。
ごめんね。
「下着、可愛いの買ってね」
大好きなおねえちゃん。
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2015/07/27(月)
「あ…まって…かおるく…」
「何言ってんの。あんなにジュルジュル音立てて、好きな子がよがっちゃってるトコ見て
勃起したクリ見ちゃったら俺もう我慢できないって」
好き…―― その言葉にびくんと体が跳ねる。
言われ慣れてないわけじゃないけれど、改めてそんな風に言われると恥ずかしくて仕方ない。
そう言って薫くんは何故か後ろのテーブルの方に体を向けて、まだ残ってるらしい日本酒をぐいっと飲む。
何をしているんだろう…と思っていると、そのお酒を少し口に含んだまま、ゆっくり私のクリトリスを唇に
挟んだ。
「えっあ…あっ…やあっ!ちょっ…!」
その行動に最初は理解できなかった。しかしそのまま舌でチロチロされていくうちに、クリトリスの芯の
辺りが…ジンッと熱くなっていくのを感じた。
「あっ…ああぁ!」
唾液に混じってアルコールを塗りたくられた私の淫核は灼かれるような熱い感覚を覚えた。
それを覆うように、薫くんは容赦なく私のクリトリスを舐め上げる。
「いっ…いやあぁ!やっ…あついのぉッ…」
必死にイヤイヤする私を尻目に、薫くんはちゅぷっと音を立てて淫核から口を離すと、人差し指で
ころころと転がす。根元の回りをねちっこく、一周…二周…といじる。時折ぴんっと指先で弾かれると
「んあぁッ!」
と、喘いでしまう。
先ほど、薫くんによって剥かれたクリトリスはアルコールの刺激に敏感に反応して、ジクジクと私の
奧を蝕んでいく。そして薫くんは指と舌を巧みに使い、責め立てていく。
お酒に酔ったクリトリスは程なく真っ赤に染まり、ぷくっと膨らんでいる。まるで充血しているようだった。
さっきイカされたのに、再びいじられて…
普通は一度イッちゃうと、後はしばらくくすぐったい感じがするって聞くけど、そんな余裕すら与えない。
ただただ刺激を与えられて私はよがるしか無かった。
弓なりに背中を反らせて、恥ずかしさに目を閉じてじっと耐える。すると突然クリトリスをコリッと
何かで引っ掻かれるのを感じた。突然の事で「ヒッ…」と声を上げて薫くんの方を見ると
「なっ、いやッ…ら…なに持ってるのぉッ…」
薫くんが持っていたのは、竹製の耳かき。それでさっき私の淫核を掻いてたのだ。
ただでさえ敏感なクリトリスを、更に擦ろうと持ってきたらしい。
「やっ…ソレいや!なんか痛そうだからイヤッ…」
「大丈夫。痛くしないって」
「いっ…いやぁッ…」
「最後まで皮剥いちゃうからね」
「いやいやッ…ああぁっっ…!!」
薫くんが私のクリ皮を上から少し指で摘む。そうして耳かきを皮に引っかけてお腹の方へ持って行った。
一瞬皮を引っ張られてぴりっとした痛みが走ったけれど、濡らした指でクリを優しく押さえつけるように
触れてくると、それ以上の快感がそんな痛みを容赦なく覆っていった。
ついに私は好きな男の子の前で最後の根元までクリトリスを見せる形となってしまった…「すっげ…ぴくぴくしてるじゃん。やーらしい」
「ひゃっ…あうっ……んんっ…ひあ…あふ…や…らぁ…」
最早言葉にならない声を上げ続ける私なんてお構いなし。
クリトリスの根元から先端までコリ…コリ…と優しく擦っていく。孫の手で背中を掻いていく感じ。
単調なリズムだが、何度も何度もされるとそれだけで口をだらしなく開けてピクピク震えてしまう。
すごく優しくされているようで、痛くは無かった。時折、耳かきの背で押しつぶされたりすると、もう
それだけで腰がはしたなく前後に動いてしまう。
そして舌をクリの下に宛がうと、上を耳かきで擦る。
「よーしの?」
「あっ…あっ…」
「吉乃は、口でされる方が好き?」
不意に聞かれる。もう何も考えられなくて上手く答えられなくて、でも止めて欲しくなくてコクコクと
何度も頷いた。
「耳かきがいい?舌がいい?」
「んッ…あぁッ…!」
「どっちー?」
にやにやと笑いながらずっと耳かきで根元をコリコリされる。
聞き方がいやらしすぎる。
これ答えなかったらずっと耳かきでいじるつもりなのか…
それもいい。でも今日はどうせなら優しくイかされたい。
外気の冷たさに耐えきれず、もうどうにでもしてって状態だった私は目に涙を溜め、甘ったれた声で叫んだ。
「ちゅうってして…!いっぱい吸ってぇ…!!」
「ん、いいよ…」
優しく薫くんはそう返すと、耳かきを離す。その代わり唇を再びクリに被せて優しく吸ってきた。
空気に晒されていたクリトリスは薫くんの唇でじんわりまた熱を持ち始める。
そうしながら、薫くんはいつの間にか自分のベルトを外し、硬く強ばったおちんちんを取り出していた。
けれども挿入はせず、私の感じている所を見ながら自分で自身を擦り始める。
――普段そんな風にして私の事想像しながらオナニーしてくれているのかな…
そう考えると急にいじられる快感とは違ったものが胸をキュウッと締め付けてきた。
ほんの少し情けないけれど、でも…それすらも愛おしい。その姿さえも私自身を昂ぶらせてくる…
「あっ…ああぁッ…うぁん!」
「吉乃のクリ…すっげ可愛い…」
「ん…やっあぁ…」
「吉乃っ…すっげえ可愛い…」
「あッ…いやあぁッ…」
「っ…好きだよ…」
頭の中が真っ白になる。それは真夏の太陽のように眩しくて、翻弄されるままの私を焦がしていくのだ。
日射病で頭がくらくらする感じが延々続いていくがそろそろ終わりが近づいてきたようだ。
足がぴくぴく震えてくる。ついに限界が近づいてきた…
「もうっ…もう駄目ェッ…!」
「んっ…イっちゃいな」
優しくチュルチュル吸い上げる。限界までキツく吸うという感じではなく、口の中の唾液でクリをふわふわ
泳がせる感じ。吸い上げながら舌でクリの根元を優しくほじる。
言葉はS寄りなのにまるで割れ物に触れるような甘い動きに私は我慢などという言葉をすっかり忘れて
しまっていた。
「あッ…ひあッ…あああぁぁぁぁぁぁ!!」
一瞬びくんッと体が強ばる。それを合図に全身を震わせて、私は盛大にイってしまった…それからも朝方近くまで散々蕩かされた。舐められて、吸われて、時々やんわりと甘噛みされて。
ようやく向こうが満足したようにオナニーで達した所で、今回のエッチは幕を閉じたのだった。
終わった頃にはクリトリスは今まで無いくらいにぷっくりと真っ赤に膨れ上がっていて…
本人もここまでやるつもりは無かったらしく、落ち着いてしばらくしてから必死に謝られた。
ただ、今回は最後まで本当に挿入はされなかった。薫くん曰く「これをオカズにもう一回後で抜く」らしい…
直に言われるとかなり恥ずかしい…
体を拭いてもらって、お風呂を借りたりしてるうちにもう朝7時を回っていて、夜の疲れと酔いが全然取れて
なかった私はその日学校をサボったのだった。
一緒にいる間、何度も時間が取れなくてごめんねって言って頭を撫でてくれた。
普段の優しい彼氏の態度に、涙が出そうな程嬉しかった…
それでも素直にそんな所見せるのも癪だった私は、時間がなかなか取れなかったけれど、長時間責められてたら
色々と溜まっていたものが吹っ飛んじゃったからいいよ…とか言っておいた。
すると、嬉しそうに「じゃあこれからはあんな感じで頑張っちゃおうかな」なんて返してくる薫くん。
何を言うんだこの人は……
驚きとか呆れとか恥ずかしさとか…嬉しいとか…色んなものが胸を駆けめぐってくる。が、結局口から
出た言葉は
「…ばかね」
なんて…小さな罵倒だけだった。
(了)
.
.
.
.
.
2015/07/27(月)
「俺、前戯って結構好きなんだけど…」
恐る恐るそんな発言をする私の彼氏――薫くん。私は突然のカミングアウトにハァ?って返すしかなかった。
「普段だってしてるじゃん。」
「じゃなくてさぁ…その…」
今日は彼氏の薫くんが一人暮らしをしているアパートで家飲みなんてしてみたり。
ここ最近お互いに大学が忙しく、遊ぶなんて全く余裕が無かったけれど
二ヶ月経過した今日、一緒に飲まない?なんてお誘いメールが来た。
会えなくて寂しかったの…なんて可愛げのある発言をするつもりは無い。私自身も
ここ最近ぐったりとしていたし。それでも会おうってメールが着た時、私は
天にも昇るような気持ちだった。
そんな久しぶりの自宅デートで放たれた彼の発言…
「最近してなかったからって溜まってんの?」
「いや…溜まってるって訳じゃないけど…」
片手で頬杖をつきながら、もう何杯目か分からない缶ビールをあおる薫くん。
「酒に任せて色々おねだりしちゃおうかと思ったんだけど…駄目だな。上手く言えんなぁ」
「…ばかね」
苦笑いしながら私はおつまみのオードブルを口にする。彼からこんなエッチな発言を
してくるとは…と半ばびっくりしていたけれど。久々に会えただけに、そんな事を
考えてくれてたのかなって思うとすごく嬉しかった。
「今ここで私を感じさせてくれるなら…いいよ?」
酔いと心地良い感情に任せて、そんな事を言ってみる。文字通り、ハトが豆鉄砲食らった
みたいな顔をして薫くんが私を見つめる。
妙な沈黙が二人の間を過ぎる。我ながら何を言ってるんだろうと思って、新しい缶の
蓋を開けた。
「何ぽかーんとした顔してんの。うそだってうそ」
取り繕うような言い方で薫くんにそう言ってみたけれど、それでも真面目な顔を続ける
薫くんと目が合うと、今度は私が目をパチクリさせる番になった。
「…薫くん…?」
無言で私の隣に座ってくる薫くん。退き気味だった私の腰に腕を回すと、ミニスカートの中に
優しく手を入れてきた。
「!!…ちょっと…」
途端、太ももをするりと撫でられ、ぴくっとお尻が浮いた。お酒で体が熱く感じている所為か
ちょっと「んっ」て声が出た気がする。
その反応を機に前後に割れ目が撫でられる。触れるか触れないかの感覚がたまらない。
「まって…冗談…だってば」
「ごめん…俺本気になりそう」
「!…ば、ばかっ…」
頭がサーッと冷めてきた私は必死に引きはがそうと体をよじらせるが、改めて腰に回した腕をがっちり
固定すると、太ももと割れ目をすりすり撫でていた指を有る場所を集中に責め始めてきた。
だんだんその範囲が上の方へ狭まれていく。
クリトリスを中心に…
「んっ…んふ…」
下着越しにクリトリスを擦り上げる。軽く指をくっと曲げて、爪で優しく引っ掻くような感じ。
酔いで体が火照ったままだから余計に体がひくひく動いてしまう。
私は脱力した体をよじらせながら逃げようとする。しかしそんな抵抗も空しく腰を引き寄せられる。
指を入れられるかと警戒をしていたが、そんな様子を微塵も感じさせない。ただ延々下着から浮き出ている
であろう勃起したクリトリスを指で擦り続けている。ソフトな触り方なのに、しつこいくらい集中的に
責めてくる。怖い筈なのに。私はそのねちっこい愛撫に対して思わず漏れてしまいそうな声を必死に堪えるのに
精一杯だった。
「や…やだ……薫くんってば…」
「ここ…かわいいよね、吉乃って…」
「うぅ……ん…」
「ここ責めたいなーって…」
不意にクリトリスをショーツと一緒に押しつぶされるのを機に「あんっ」という甘い喘ぎがついに私から漏れ出た。
薫くんは嬉しそうに私の額にそっとキスをする。
今度は私の…唇に。
「!! …んっ…んん!!」
精一杯抵抗するが、優しく押さえつけるように舌を差し込んできた。その動きが
色っぽいの何ので…私は再び頭がぼーっとなっていく…
「…勝ったね。俺」
唇を離してにっこりと笑いかける薫くん。呆然と見つめ返す私の頭を優しく撫でると
「触らせて?吉乃のクリ…」
キスでとろんとなった私に追い打ちを掛けるように、薫くんが耳元で囁いた。
ぞくり、と全身に震えが走る。それは拒絶とは違う。これから訪れるであろう快楽の始まりに
少しずつ、期待を馳せている自分がいた。そしてそれを拒否するにはあまりにも自分の経験は浅かった。
最初引き離そうと藻掻いていた私の手は、彼氏の甘い攻撃にだらんと床に傾れ落ちる。
それが抵抗の末訪れた終着点だった
見られてるってレベルじゃない。凝視だ。
普段だってエッチの度に見てるだろうに…それなのに薫くんは初めて秘部を目の当たりにするように
すごい興味津々に私のあそこを見てる。
精一杯足広げられて。襞も広げられて。
もう恥ずかしくて顔を手で覆った。
「皮からちょっとクリが顔出してるね。カワイイ…」
「いやぁ…だっ…め…お願いだから……見ちゃいやぁっ…」
長い長い視姦が途轍もなく恥ずかしくて思わず啜り泣く。彼らは全く止める気配も無い。
そして散々見られた後に、ゆっくりと薫くんが私の足の間に顔を近づけていく。
「じゃあ…触るね…」
そう一言告げて…襞を広げたまま、…クリトリスに優しく口を付けた。
「あっ…」
それだけで声が漏れる。
「ん……か…おるくん…」
「俺、最近すっげぇ吉乃の舐めたかったんだよね。レスだったってのもあるけど…
何度も触ってイく吉乃ってどんなだろうって…ふと考えたらすごいしたくなってきてさ。
そんな想像しながらオナってたんだけど」
「あっ…いや、そんな事…言わないでっ…よぉ……」
「何いってんの。こうやって声掛けるだけですごいピクピクして。可愛すぎだって…」
抵抗の声を出す余裕すら与えず。薫くんは舌先で淫核をちろちろ弄る。ダメ…それ気持ちいい…
舌の先っぽでクリトリスをぷるぷると振動させられると堪らない。
口を離すと、再びまじまじ見つめてくる。ああ…そんな風に見てこられると…
「感じてくれてるんだ?」
「だ、だってぇ……」
「よかった。俺下手になってたらどうしようって不安だったんだ」
ぺろ、と下から一舐めされた後、今度はクリトリスに唇を押し当てて、何度も何度も軽いキスをしてくれた。
ついばむように。優しく吸い上げるように何度も。
その度に下から、ちゅっちゅっと音が聞こえてくる。
最初は少し痛かったけれど、吸引を加減してくれているのかちょっとずつ気持ちよくなっていく。
「あ………やだぁっ…吸っちゃいやぁ…」
吸い上げながら再び舌先でクリの先っぽを掠めていく。そんなに熱い舌で舐められたらクリトリス
溶けちゃうんじゃないかと一瞬あるワケのない不安が過ぎる。現に私のあそこはそこを舐められるだけで
こんなにドロドロになってる。あらかじめソファに敷いたバスタオルが私の愛液を吸い上げてびしょびしょ
に濡れてきた。ただ体の小さい部分…クリトリスを触られるだけで。
「あっ…あぁっ…はぅ…ん…や…んうぅっ…」
薫くんは肉芽にむしゃぶり続ける。普段の薫くんらしい優しい動きだったが、とにかく執拗だった。
最初はクリの先端を吸ったりチロチロした動きだったのに段々下からソレをほじるような動きに
変化していった。
「吉乃……ちょっと皮剥いて良い?」
「ひっ…」
そう言うと同時に舌で少し包皮を剥かれてさっきよりも露わになったクリトリス。今までよりもう少し空気に晒される
感じになり、それだけで声が出そうだった。
それも一瞬の事で、包皮の向けた淫核に容赦なく唇が落ちる。
「や…ぁんっ!」
「クリトリス可愛く勃起してる…」
そう呟きながら薫くんが再びソコを唇で挟む。
「あっ!…あぁっ…ああんっ……」
舌でさっきみたいにプルプルとクリトリスを左右に弾く。今度は先っぽだけでなく、皮も含めたクリ全体を責める。
根元に走るピン、ピン、とリズムに乗るような感覚がたまらなく気持ち良い。
ほんの少し剥かれた淫核が直にいじられるとそれだけで電流が走るように私はビクビク震える。
もう駄目かも…そう思っていたら突然今までよりも少し強めにちゅぅっとクリトリスを吸われた。
その刺激は一瞬だけだった。けれどもトドメを与えるとしては充分な刺激だった。
「やだ…イっちゃう……き、きちゃう!」
「いいよ、おいで…?」
「あっ…あぅっ…やっ…ああぁぁぁぁぁっ!!」
腰を精一杯わななかせて私はギュウッとカカトを薫くんの背中に押しつけながら絶頂を迎えた…
「はぁっ…はぁ…はぁ…」
頭がずしっと重く感じる。
精一杯叫びすぎて喉もカラカラ。。
あれだけ張り詰めた体もすっかり弛緩して、私はだらしなくソファにもたれてしまっていた。
「吉乃のイき方可愛い…」
薫くんはそう言って私の愛液でべとべとになった口元を手で拭った。
「クリトリスもこんなにぷっくりして…赤くなってる…」
「んんっ…はぁ…いや…」
体は動かないけど、尚も言葉は抵抗を続ける。でも頭の中は少しずつ変化が訪れていた。
もっといじって…
もっとイかせて…
そんな欲望が奧から膨らんでくる。それを表に出さないように私は顔を背ける。
「ふふっ、中はすごい柔らかくなってきてるのに、クリだけおちんちんみたいに勃ってる…」
私の綻んだ襞を優しく広げて、勃起したクリトリスを見つめる薫くん。ああ…そんな見られたら…
イッたばかりなのにまた、私の中からトロッ…と溢れてくる。
「まだ溢れてくる…今日はえっちだね…吉乃」
「あぁ…いやあ…」
「言っとくけど俺、今回はちょっと過激にしちゃうよ?最近ご無沙汰だったわけだし」
先ほどの愛撫で既に過激に感じたのに、これ以上どんな仕打ちが待っているというのだろう。
(つづく)
恐る恐るそんな発言をする私の彼氏――薫くん。私は突然のカミングアウトにハァ?って返すしかなかった。
「普段だってしてるじゃん。」
「じゃなくてさぁ…その…」
今日は彼氏の薫くんが一人暮らしをしているアパートで家飲みなんてしてみたり。
ここ最近お互いに大学が忙しく、遊ぶなんて全く余裕が無かったけれど
二ヶ月経過した今日、一緒に飲まない?なんてお誘いメールが来た。
会えなくて寂しかったの…なんて可愛げのある発言をするつもりは無い。私自身も
ここ最近ぐったりとしていたし。それでも会おうってメールが着た時、私は
天にも昇るような気持ちだった。
そんな久しぶりの自宅デートで放たれた彼の発言…
「最近してなかったからって溜まってんの?」
「いや…溜まってるって訳じゃないけど…」
片手で頬杖をつきながら、もう何杯目か分からない缶ビールをあおる薫くん。
「酒に任せて色々おねだりしちゃおうかと思ったんだけど…駄目だな。上手く言えんなぁ」
「…ばかね」
苦笑いしながら私はおつまみのオードブルを口にする。彼からこんなエッチな発言を
してくるとは…と半ばびっくりしていたけれど。久々に会えただけに、そんな事を
考えてくれてたのかなって思うとすごく嬉しかった。
「今ここで私を感じさせてくれるなら…いいよ?」
酔いと心地良い感情に任せて、そんな事を言ってみる。文字通り、ハトが豆鉄砲食らった
みたいな顔をして薫くんが私を見つめる。
妙な沈黙が二人の間を過ぎる。我ながら何を言ってるんだろうと思って、新しい缶の
蓋を開けた。
「何ぽかーんとした顔してんの。うそだってうそ」
取り繕うような言い方で薫くんにそう言ってみたけれど、それでも真面目な顔を続ける
薫くんと目が合うと、今度は私が目をパチクリさせる番になった。
「…薫くん…?」
無言で私の隣に座ってくる薫くん。退き気味だった私の腰に腕を回すと、ミニスカートの中に
優しく手を入れてきた。
「!!…ちょっと…」
途端、太ももをするりと撫でられ、ぴくっとお尻が浮いた。お酒で体が熱く感じている所為か
ちょっと「んっ」て声が出た気がする。
その反応を機に前後に割れ目が撫でられる。触れるか触れないかの感覚がたまらない。
「まって…冗談…だってば」
「ごめん…俺本気になりそう」
「!…ば、ばかっ…」
頭がサーッと冷めてきた私は必死に引きはがそうと体をよじらせるが、改めて腰に回した腕をがっちり
固定すると、太ももと割れ目をすりすり撫でていた指を有る場所を集中に責め始めてきた。
だんだんその範囲が上の方へ狭まれていく。
クリトリスを中心に…
「んっ…んふ…」
下着越しにクリトリスを擦り上げる。軽く指をくっと曲げて、爪で優しく引っ掻くような感じ。
酔いで体が火照ったままだから余計に体がひくひく動いてしまう。
私は脱力した体をよじらせながら逃げようとする。しかしそんな抵抗も空しく腰を引き寄せられる。
指を入れられるかと警戒をしていたが、そんな様子を微塵も感じさせない。ただ延々下着から浮き出ている
であろう勃起したクリトリスを指で擦り続けている。ソフトな触り方なのに、しつこいくらい集中的に
責めてくる。怖い筈なのに。私はそのねちっこい愛撫に対して思わず漏れてしまいそうな声を必死に堪えるのに
精一杯だった。
「や…やだ……薫くんってば…」
「ここ…かわいいよね、吉乃って…」
「うぅ……ん…」
「ここ責めたいなーって…」
不意にクリトリスをショーツと一緒に押しつぶされるのを機に「あんっ」という甘い喘ぎがついに私から漏れ出た。
薫くんは嬉しそうに私の額にそっとキスをする。
今度は私の…唇に。
「!! …んっ…んん!!」
精一杯抵抗するが、優しく押さえつけるように舌を差し込んできた。その動きが
色っぽいの何ので…私は再び頭がぼーっとなっていく…
「…勝ったね。俺」
唇を離してにっこりと笑いかける薫くん。呆然と見つめ返す私の頭を優しく撫でると
「触らせて?吉乃のクリ…」
キスでとろんとなった私に追い打ちを掛けるように、薫くんが耳元で囁いた。
ぞくり、と全身に震えが走る。それは拒絶とは違う。これから訪れるであろう快楽の始まりに
少しずつ、期待を馳せている自分がいた。そしてそれを拒否するにはあまりにも自分の経験は浅かった。
最初引き離そうと藻掻いていた私の手は、彼氏の甘い攻撃にだらんと床に傾れ落ちる。
それが抵抗の末訪れた終着点だった
見られてるってレベルじゃない。凝視だ。
普段だってエッチの度に見てるだろうに…それなのに薫くんは初めて秘部を目の当たりにするように
すごい興味津々に私のあそこを見てる。
精一杯足広げられて。襞も広げられて。
もう恥ずかしくて顔を手で覆った。
「皮からちょっとクリが顔出してるね。カワイイ…」
「いやぁ…だっ…め…お願いだから……見ちゃいやぁっ…」
長い長い視姦が途轍もなく恥ずかしくて思わず啜り泣く。彼らは全く止める気配も無い。
そして散々見られた後に、ゆっくりと薫くんが私の足の間に顔を近づけていく。
「じゃあ…触るね…」
そう一言告げて…襞を広げたまま、…クリトリスに優しく口を付けた。
「あっ…」
それだけで声が漏れる。
「ん……か…おるくん…」
「俺、最近すっげぇ吉乃の舐めたかったんだよね。レスだったってのもあるけど…
何度も触ってイく吉乃ってどんなだろうって…ふと考えたらすごいしたくなってきてさ。
そんな想像しながらオナってたんだけど」
「あっ…いや、そんな事…言わないでっ…よぉ……」
「何いってんの。こうやって声掛けるだけですごいピクピクして。可愛すぎだって…」
抵抗の声を出す余裕すら与えず。薫くんは舌先で淫核をちろちろ弄る。ダメ…それ気持ちいい…
舌の先っぽでクリトリスをぷるぷると振動させられると堪らない。
口を離すと、再びまじまじ見つめてくる。ああ…そんな風に見てこられると…
「感じてくれてるんだ?」
「だ、だってぇ……」
「よかった。俺下手になってたらどうしようって不安だったんだ」
ぺろ、と下から一舐めされた後、今度はクリトリスに唇を押し当てて、何度も何度も軽いキスをしてくれた。
ついばむように。優しく吸い上げるように何度も。
その度に下から、ちゅっちゅっと音が聞こえてくる。
最初は少し痛かったけれど、吸引を加減してくれているのかちょっとずつ気持ちよくなっていく。
「あ………やだぁっ…吸っちゃいやぁ…」
吸い上げながら再び舌先でクリの先っぽを掠めていく。そんなに熱い舌で舐められたらクリトリス
溶けちゃうんじゃないかと一瞬あるワケのない不安が過ぎる。現に私のあそこはそこを舐められるだけで
こんなにドロドロになってる。あらかじめソファに敷いたバスタオルが私の愛液を吸い上げてびしょびしょ
に濡れてきた。ただ体の小さい部分…クリトリスを触られるだけで。
「あっ…あぁっ…はぅ…ん…や…んうぅっ…」
薫くんは肉芽にむしゃぶり続ける。普段の薫くんらしい優しい動きだったが、とにかく執拗だった。
最初はクリの先端を吸ったりチロチロした動きだったのに段々下からソレをほじるような動きに
変化していった。
「吉乃……ちょっと皮剥いて良い?」
「ひっ…」
そう言うと同時に舌で少し包皮を剥かれてさっきよりも露わになったクリトリス。今までよりもう少し空気に晒される
感じになり、それだけで声が出そうだった。
それも一瞬の事で、包皮の向けた淫核に容赦なく唇が落ちる。
「や…ぁんっ!」
「クリトリス可愛く勃起してる…」
そう呟きながら薫くんが再びソコを唇で挟む。
「あっ!…あぁっ…ああんっ……」
舌でさっきみたいにプルプルとクリトリスを左右に弾く。今度は先っぽだけでなく、皮も含めたクリ全体を責める。
根元に走るピン、ピン、とリズムに乗るような感覚がたまらなく気持ち良い。
ほんの少し剥かれた淫核が直にいじられるとそれだけで電流が走るように私はビクビク震える。
もう駄目かも…そう思っていたら突然今までよりも少し強めにちゅぅっとクリトリスを吸われた。
その刺激は一瞬だけだった。けれどもトドメを与えるとしては充分な刺激だった。
「やだ…イっちゃう……き、きちゃう!」
「いいよ、おいで…?」
「あっ…あぅっ…やっ…ああぁぁぁぁぁっ!!」
腰を精一杯わななかせて私はギュウッとカカトを薫くんの背中に押しつけながら絶頂を迎えた…
「はぁっ…はぁ…はぁ…」
頭がずしっと重く感じる。
精一杯叫びすぎて喉もカラカラ。。
あれだけ張り詰めた体もすっかり弛緩して、私はだらしなくソファにもたれてしまっていた。
「吉乃のイき方可愛い…」
薫くんはそう言って私の愛液でべとべとになった口元を手で拭った。
「クリトリスもこんなにぷっくりして…赤くなってる…」
「んんっ…はぁ…いや…」
体は動かないけど、尚も言葉は抵抗を続ける。でも頭の中は少しずつ変化が訪れていた。
もっといじって…
もっとイかせて…
そんな欲望が奧から膨らんでくる。それを表に出さないように私は顔を背ける。
「ふふっ、中はすごい柔らかくなってきてるのに、クリだけおちんちんみたいに勃ってる…」
私の綻んだ襞を優しく広げて、勃起したクリトリスを見つめる薫くん。ああ…そんな見られたら…
イッたばかりなのにまた、私の中からトロッ…と溢れてくる。
「まだ溢れてくる…今日はえっちだね…吉乃」
「あぁ…いやあ…」
「言っとくけど俺、今回はちょっと過激にしちゃうよ?最近ご無沙汰だったわけだし」
先ほどの愛撫で既に過激に感じたのに、これ以上どんな仕打ちが待っているというのだろう。
(つづく)
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2015/07/26(日)
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2015/07/26(日)
「新開発のクリトリス専用電動オナホールのモニターになってもらえないかしら」
「クリトリス専用オナホール?」
「そう。クリトリスの性感開発の為に開発したの。男の人のと違って出したり入れたりするわけにはいかないから、
アナログコントローラーを使って外から指示を与えるんだけど、センサーの精度が凄くて微妙なニュアンスまで
伝えられるから面白いのよ♪」
「や、やる…モニターになるからっ…早くイカせてぇ…」
「良かった♪すぐに準備するわね。
美咲ちゃん、いらっしゃーい」
「……お姉ちゃん…!?」
「すごい格好ね葵」
「どう…して…」
「葉月姉さんに呼んでもらったの」
「うふふ、葵ちゃんが用意したあの水着、写メで美咲ちゃんに送ったらカンカンに起こっちゃって」
「な…っ」
「人前であんな恥ずかしい格好させようとしてたなんて信じらんない。人を馬鹿にするのもいいかげんにしてよね」
「だって…」
「だってじゃないわ!私が昨日どれだけ恥ずかしかったと思ってるの!今日はたっぷり可愛がってあげるから覚悟しなさい」
葉月が器具一式を運び込み、ホール部分のセットに取り掛かる。
ホールの内部は非常に柔らかな特殊素材のキャップでできており、キャップの外側に取り付けられた
極小のローラーやゴムブラシを、アナログコントローラーの送る信号に合わせて動かすことによって、
使用者が意図する刺激を忠実に再現することができるようになっている。
クリトリスの形状上、男性器のように挿入することが難しい為、クリキャップのように軽く吸引してフィットさせる仕組みだ。
「うわー大きいクリトリス。こんなの人前で見せびらかしてオナニーしたらさぞ気持ちよかったでしょうね」
「ううっ…」
「泣いたって駄目よ。イキすぎておしっこ漏らすまで許してあげないんだから」
包皮を剥いてサージカルテープで固定し、剥き出しのクリトリスにオイルを垂らして吸引する。
「ひゃ…」
「クリちゃんが赤くなってぶどうみたいね♪はい、美咲ちゃんこっちがコントローラー」
コントローラーはちょうど○iiリモコンのヌンチャクのような形をしており、表面は柔らかなシリコンで出来ている。
「これの表面に圧力を与えると、オナホールの内側が連動して収縮するようになってるの。こんなかんじにね」
葉月はコントローラーの頂点を指でぐりぐりと撫で回す。
それに合わせてオナホールの壁の一部が葵のクリトリすに近づき、頂点をぐりぐりと圧迫する。
「ひぃっ…!」
「ちょっと強すぎたかしら?中は剥き出しだから、舌で舐めるくらいでちょうどいいかもね」
「ふぅん…」
ぺろり。
「んんっ…」
「ほんとだ。こんな弱い圧力でも感知するのね…あむっ」
美咲は口でコントローラーを銜え込み、まるでフェラチオでもするかのようにしゃぶり始める。
ちゅぱ…ちゅぱ…
《ムニュッ…ムニュッ…》
「ああん…」
(すごい…包み込まれる…お姉ちゃんにクリちゃんフェラされちゃってるよぉ…)
「どう?クリチンポしゃぶられて気持ちいい?露出狂の変態の葵ちゃん。
「やぁん…気持ちいい…」
「ふぅん。そんなにクリチンポが好きなら自分のおま○こに入れてみる?涎垂らして物欲しそうだし」
「や、それは嫌っ…!」
ズプ…ズプププ…
(いや…おっきいよぉ……)
《モニュ…モニュ…モニュ…》
「っ!!クリちゃんがぁっ…揉み込まれっ………っっ!!!」
太いコントローラーを飲み込もうとする膣壁の動きがオナホールの中でそのまま再現され、
根元から絞り上げる動きとなってクリトリスに襲い掛かる。
《ムニュウ…ムニュウ…ムニュウ…ムニュウ…》
(すごいの…全体が包み込まれて…持っていかれちゃう…)
「あ…あ…あ…あ………イク…っ!!!!!」
いまだかつて経験したことのない繊細で的確な愛撫を受け、葵はあっという間にイってしまった。
「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…」
「どう?自分のおま○こで自分のクリチンポくわえ込んでイった気分は」
「ぅぅ…酷いよぉ…」
「あら、こっちのお口はまだ喜んでしゃぶってるみたいだけど?」
《モニュ…モニュ…モニュ…》
「だ…だめ…クリちゃん揉んじゃ…」
「葵が勝手に銜え込んでるんじゃない」
《ムニュウ…ムニュウ…ムニュウ…》
「だめぇっ…また締め付けられて…イっちゃう…!!」
絶頂を迎え余韻に浸っている間も、膣壁は本人の意思とは無関係に収縮を続ける。
そしてオナホールは、コントローラーから送られる信号を元に、葵の膣の中の状態を忠実にエミュレートし続けていた。
最初は小さな収縮でも、それがクリトリスに伝えられて新たな快感の呼び水となり、徐々に肉壁の閉めつけを強くさせていく。
それがさらにクリトリスを絞り込み……一度絶頂を迎えた体は堪える事ができず、すぐにまた達してしまう。
葵はもはや、指1本触れられずとも半永久的にイカされ続ける絶頂人形と化していた。
「あひ…だめっ…またイクぅぅぅぅぅぅ!!!!」
「うーん。一人でイキ続けられるとあたしがつまんないのよねー…そうだ」
じゅぷっ…
「やぁ…だめぇ…出し入れしちゃ…」
じゅぷっ…じゅぷっ…じゅぷっ…じゅぷっ…
《ムリュッ…ムリュッ…ムリュッ…ムリュッ…》
「クリちゃん扱かれちゃうっ…!!」
「やっぱりこうやって使ってこそオナホールでしょ。自分のおま○こにクリチンポ扱かれてイっちゃいなさい♪」
「やぁぁぁぁぁぁ!!」
「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…もう駄目、もう無理…」
「葵ちゃんまだ大丈夫?」
「姉さんどこに行ってたの?」
「ルームバイク持ってきたの。この状態で漕がせたら面白そうだなと思って♪」
「む…無理…。そんなの無理だからぁっ!!」
「最っ高。はーい葵ちゃん、わがまま言ってないで自転車こぎこぎしましょうねぇ♪」
「嫌ぁぁぁぁぁ」
葵はわずかに上半身を覆っていたワンピースすら剥ぎ取られ、全裸に後ろ手拘束という倒錯的な格好で
ルームバイクのサドルに跨がされた。
「頑張ってこぎなさい。勝手に足を止めたりしたら鞭でお尻をぶつわよ」
「はぁっ…はぁっ…はぁっ…はぁっ…」
ペダルを漕ぐことによって膣の中が捩られ、不均等にかかった膣圧ををオナホールが忠実に再現してクリトリスを揉み込む。
《ムリュッ…ムリュッ…ムリュッ…ムリュッ…》
(だめえっ…おま○こと…クリちゃんが…漕ぐたびに…むりゅって…)
「のろのろ漕いでないでもっとスピード出しなさいっ」
パシンッ
「ひうっ…まだ止まってないのにぃ…」
速く漕ぐと後ろ手に縛られているのでバランスをとりづらく、余計に膣内を捩ってしまう。
《ムリュッムリュッムリュッムリュッムリュッムリュッムリュッムリュッ…》
「やぁぁぁっクリちゃんムニュムニュ揉まないでぇぇぇぇぇぇ!イク、イっちゃ…!!」
ビクビクビクッ…
「誰が止まっていいって言ったの?早く走りなさい!」
パシーン
「ひぁっ…やぁっ…む…無理ぃ……」
「あ、そうだ。このオナホール、振動も追加できるのよ♪」
「なっ…」
「へー、面白そうね。ほら早く漕ぎなさい!」
「やぁっ…」
《ヴヴヴッ…ヴヴヴッ…ヴヴヴッ…ヴヴヴッ…》
「はひ…ひゃ…はぅっ…」
先ほどまでの揉み込む動きにさらに振動が追加され、葵はすでにまともに体を動かすことすらできない。
あまりの快感に足はがくがくと痙攣し、一回漕ぐたびに気をやりそうになる。
美咲から容赦なく与えられる鞭でお尻を真っ赤にしながら、かろうじて意識を保っている状態だ。
しかし、そろそろそれも限界が近づいている。
「だ…め…もう無理っ…もう…あ……」
チョロ…チョロ…
ピンと突っ張った足の間から小水が流れ出す。そして足がプルプルと痙攣を始める。
「や…ああ…あっ…だめっ…」
チョロロロロロロロ…
「やっとおしっこ漏らしたわね。…葵?」
がくん…
「イキすぎて気を失っちゃったみたいね」
◇
「ああ楽しかった♪」
「もー、葵に自分でおしっこ掃除させようと思ったのに…」
「朝からハードだったから疲れたのね。そういえばあのマシン来週もう一台届くんだけど、美咲ちゃんも使ってみない?
葵ちゃんとコントローラーを交換してアソコに入れたら面白そう♪」
「なっっ…嫌よそんなのっ!」
「どっちが先に堕ちるか楽しみね♪」
「やらないってばぁ!!!」
後日、葉月の策略により結局2人とも玩具にされてしまうのだが、それはまた別のお話。
(おしまい)
「クリトリス専用オナホール?」
「そう。クリトリスの性感開発の為に開発したの。男の人のと違って出したり入れたりするわけにはいかないから、
アナログコントローラーを使って外から指示を与えるんだけど、センサーの精度が凄くて微妙なニュアンスまで
伝えられるから面白いのよ♪」
「や、やる…モニターになるからっ…早くイカせてぇ…」
「良かった♪すぐに準備するわね。
美咲ちゃん、いらっしゃーい」
「……お姉ちゃん…!?」
「すごい格好ね葵」
「どう…して…」
「葉月姉さんに呼んでもらったの」
「うふふ、葵ちゃんが用意したあの水着、写メで美咲ちゃんに送ったらカンカンに起こっちゃって」
「な…っ」
「人前であんな恥ずかしい格好させようとしてたなんて信じらんない。人を馬鹿にするのもいいかげんにしてよね」
「だって…」
「だってじゃないわ!私が昨日どれだけ恥ずかしかったと思ってるの!今日はたっぷり可愛がってあげるから覚悟しなさい」
葉月が器具一式を運び込み、ホール部分のセットに取り掛かる。
ホールの内部は非常に柔らかな特殊素材のキャップでできており、キャップの外側に取り付けられた
極小のローラーやゴムブラシを、アナログコントローラーの送る信号に合わせて動かすことによって、
使用者が意図する刺激を忠実に再現することができるようになっている。
クリトリスの形状上、男性器のように挿入することが難しい為、クリキャップのように軽く吸引してフィットさせる仕組みだ。
「うわー大きいクリトリス。こんなの人前で見せびらかしてオナニーしたらさぞ気持ちよかったでしょうね」
「ううっ…」
「泣いたって駄目よ。イキすぎておしっこ漏らすまで許してあげないんだから」
包皮を剥いてサージカルテープで固定し、剥き出しのクリトリスにオイルを垂らして吸引する。
「ひゃ…」
「クリちゃんが赤くなってぶどうみたいね♪はい、美咲ちゃんこっちがコントローラー」
コントローラーはちょうど○iiリモコンのヌンチャクのような形をしており、表面は柔らかなシリコンで出来ている。
「これの表面に圧力を与えると、オナホールの内側が連動して収縮するようになってるの。こんなかんじにね」
葉月はコントローラーの頂点を指でぐりぐりと撫で回す。
それに合わせてオナホールの壁の一部が葵のクリトリすに近づき、頂点をぐりぐりと圧迫する。
「ひぃっ…!」
「ちょっと強すぎたかしら?中は剥き出しだから、舌で舐めるくらいでちょうどいいかもね」
「ふぅん…」
ぺろり。
「んんっ…」
「ほんとだ。こんな弱い圧力でも感知するのね…あむっ」
美咲は口でコントローラーを銜え込み、まるでフェラチオでもするかのようにしゃぶり始める。
ちゅぱ…ちゅぱ…
《ムニュッ…ムニュッ…》
「ああん…」
(すごい…包み込まれる…お姉ちゃんにクリちゃんフェラされちゃってるよぉ…)
「どう?クリチンポしゃぶられて気持ちいい?露出狂の変態の葵ちゃん。
「やぁん…気持ちいい…」
「ふぅん。そんなにクリチンポが好きなら自分のおま○こに入れてみる?涎垂らして物欲しそうだし」
「や、それは嫌っ…!」
ズプ…ズプププ…
(いや…おっきいよぉ……)
《モニュ…モニュ…モニュ…》
「っ!!クリちゃんがぁっ…揉み込まれっ………っっ!!!」
太いコントローラーを飲み込もうとする膣壁の動きがオナホールの中でそのまま再現され、
根元から絞り上げる動きとなってクリトリスに襲い掛かる。
《ムニュウ…ムニュウ…ムニュウ…ムニュウ…》
(すごいの…全体が包み込まれて…持っていかれちゃう…)
「あ…あ…あ…あ………イク…っ!!!!!」
いまだかつて経験したことのない繊細で的確な愛撫を受け、葵はあっという間にイってしまった。
「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…」
「どう?自分のおま○こで自分のクリチンポくわえ込んでイった気分は」
「ぅぅ…酷いよぉ…」
「あら、こっちのお口はまだ喜んでしゃぶってるみたいだけど?」
《モニュ…モニュ…モニュ…》
「だ…だめ…クリちゃん揉んじゃ…」
「葵が勝手に銜え込んでるんじゃない」
《ムニュウ…ムニュウ…ムニュウ…》
「だめぇっ…また締め付けられて…イっちゃう…!!」
絶頂を迎え余韻に浸っている間も、膣壁は本人の意思とは無関係に収縮を続ける。
そしてオナホールは、コントローラーから送られる信号を元に、葵の膣の中の状態を忠実にエミュレートし続けていた。
最初は小さな収縮でも、それがクリトリスに伝えられて新たな快感の呼び水となり、徐々に肉壁の閉めつけを強くさせていく。
それがさらにクリトリスを絞り込み……一度絶頂を迎えた体は堪える事ができず、すぐにまた達してしまう。
葵はもはや、指1本触れられずとも半永久的にイカされ続ける絶頂人形と化していた。
「あひ…だめっ…またイクぅぅぅぅぅぅ!!!!」
「うーん。一人でイキ続けられるとあたしがつまんないのよねー…そうだ」
じゅぷっ…
「やぁ…だめぇ…出し入れしちゃ…」
じゅぷっ…じゅぷっ…じゅぷっ…じゅぷっ…
《ムリュッ…ムリュッ…ムリュッ…ムリュッ…》
「クリちゃん扱かれちゃうっ…!!」
「やっぱりこうやって使ってこそオナホールでしょ。自分のおま○こにクリチンポ扱かれてイっちゃいなさい♪」
「やぁぁぁぁぁぁ!!」
「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…もう駄目、もう無理…」
「葵ちゃんまだ大丈夫?」
「姉さんどこに行ってたの?」
「ルームバイク持ってきたの。この状態で漕がせたら面白そうだなと思って♪」
「む…無理…。そんなの無理だからぁっ!!」
「最っ高。はーい葵ちゃん、わがまま言ってないで自転車こぎこぎしましょうねぇ♪」
「嫌ぁぁぁぁぁ」
葵はわずかに上半身を覆っていたワンピースすら剥ぎ取られ、全裸に後ろ手拘束という倒錯的な格好で
ルームバイクのサドルに跨がされた。
「頑張ってこぎなさい。勝手に足を止めたりしたら鞭でお尻をぶつわよ」
「はぁっ…はぁっ…はぁっ…はぁっ…」
ペダルを漕ぐことによって膣の中が捩られ、不均等にかかった膣圧ををオナホールが忠実に再現してクリトリスを揉み込む。
《ムリュッ…ムリュッ…ムリュッ…ムリュッ…》
(だめえっ…おま○こと…クリちゃんが…漕ぐたびに…むりゅって…)
「のろのろ漕いでないでもっとスピード出しなさいっ」
パシンッ
「ひうっ…まだ止まってないのにぃ…」
速く漕ぐと後ろ手に縛られているのでバランスをとりづらく、余計に膣内を捩ってしまう。
《ムリュッムリュッムリュッムリュッムリュッムリュッムリュッムリュッ…》
「やぁぁぁっクリちゃんムニュムニュ揉まないでぇぇぇぇぇぇ!イク、イっちゃ…!!」
ビクビクビクッ…
「誰が止まっていいって言ったの?早く走りなさい!」
パシーン
「ひぁっ…やぁっ…む…無理ぃ……」
「あ、そうだ。このオナホール、振動も追加できるのよ♪」
「なっ…」
「へー、面白そうね。ほら早く漕ぎなさい!」
「やぁっ…」
《ヴヴヴッ…ヴヴヴッ…ヴヴヴッ…ヴヴヴッ…》
「はひ…ひゃ…はぅっ…」
先ほどまでの揉み込む動きにさらに振動が追加され、葵はすでにまともに体を動かすことすらできない。
あまりの快感に足はがくがくと痙攣し、一回漕ぐたびに気をやりそうになる。
美咲から容赦なく与えられる鞭でお尻を真っ赤にしながら、かろうじて意識を保っている状態だ。
しかし、そろそろそれも限界が近づいている。
「だ…め…もう無理っ…もう…あ……」
チョロ…チョロ…
ピンと突っ張った足の間から小水が流れ出す。そして足がプルプルと痙攣を始める。
「や…ああ…あっ…だめっ…」
チョロロロロロロロ…
「やっとおしっこ漏らしたわね。…葵?」
がくん…
「イキすぎて気を失っちゃったみたいね」
◇
「ああ楽しかった♪」
「もー、葵に自分でおしっこ掃除させようと思ったのに…」
「朝からハードだったから疲れたのね。そういえばあのマシン来週もう一台届くんだけど、美咲ちゃんも使ってみない?
葵ちゃんとコントローラーを交換してアソコに入れたら面白そう♪」
「なっっ…嫌よそんなのっ!」
「どっちが先に堕ちるか楽しみね♪」
「やらないってばぁ!!!」
後日、葉月の策略により結局2人とも玩具にされてしまうのだが、それはまた別のお話。
(おしまい)
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2015/07/25(土)
「着いたわよ」
(あれ…ここって…?)
「ここ、お姉ちゃんの職場じゃ…?」
車が止まったのは葉月が勤めるエステサロンだった。
「葵ちゃん、今とってもイキたいでしょう?」
「それは…確かにイキたいけど…」
「うちのサロンね、一部のお客様の為にしかおすすめしてないんだけど、クリトリスのケアをする特別なコースがあるの」
「クリトリスのケア…」
「うん。それでね、今新しく導入しようと思ってる施術があるんだけど、試させてくれる人がいないのよ。
場所が場所でしょ?お店の女の子たちも嫌がっちゃって。葵ちゃん、モニターになってくれないかな??」
「でも…」
「終わったらちゃんとご褒美はあげるから。うちの店、クリトリスのマッサージに使う特殊なマシンがあるのよ。
それを使って好きなだけイカせてあげる。どう?」
(クリトリスの為の機械で…イカせてもらえる…)
普段の葵ならこんな誘いには乗らなかっただろうが、2時間近く寸止めのままお預けを食らわされた状態では
まともな判断をすることは無理だった。
「やる…」
「うふふ。いい子ね。私はトランクの荷物を降ろすから、先に中に入っておいて」
サロンに入ると一番奥の個室に案内された。
後から葉月がやってきて診察台に座らせ、「施術中に体が動くと危ないから」と手足をベルトで固定する。
施術に使う道具一式をサイドテーブルに並べると、さっそく準備に取り掛かった。
弾力のある板状のゼリー素材で葵の股間を覆い、クリトリスの周辺にペンで印をつける。
「ひゃうっ」
「ごめんなさい、冷たかったわね。ちゃんと人肌に暖めてあげるから」
印をつけたところをカッターでくり抜き、もう一度乗せて微調整する。
「ねえ…何するの…?」
「ふふ、とってもいいものを乗せてあげるわ。葵ちゃんは、皮膚を掃除してくれる熱帯魚のことは知ってる?」
「聞いたことある」
「エステの中にも取り入れているところがあるの。熱帯魚の水槽の中に足を入れて、角質を食べてもらうとかね。
でもそういうのは癒しが目的で、あんまり実用的じゃないの。
うちのエステではもっと実用性のある別の生き物の導入を検討してるんだけど、
みんな嫌がってなかなかテスターになってくれないのよね。絶対気持ちいいのに…」
「その…生き物って?」
「これよ」
「…嫌ああああああああああ!!!!」
葉月が取り出した小瓶の中では、極小サイズの大量のナメクジが蠢いていた。
「嫌っ、それは嫌っ、それだけはやめてええええ」
「クリトリスに合わせて小さい品種を探すのに苦労したのよ。
洗い出すのが難しい包皮の奥まで掃除してくれるんだから、絶対こっちの方が実用的よね」
(包皮の奥まで…ナメクジに…!?)
「あ、ゼリーが温まったみたい。さっそく準備するわね」
ゼリーの窓の部分からクリトリスを出して固定する。チューブから透明なジェルを出し、
クリトリスを剥き出しにしてまんべんなく塗りこんでいく。
「このジェルはナメちゃんたちのご飯なの。葵ちゃんの恥垢も一緒に食べてくれるからね」
「嫌っ…嫌あっ…中まで塗らないでえええ」
小瓶の中の蓋を開け、中のナメクジをピンセットでつかまえる。
「嫌、やめてっ、乗せないで!」
「うふふ、一回乗せたら葵ちゃんもきっと病みつきになるわよ」
板状のゼリーの枠の中に、最初のナメクジがぽとりと落とされた。ナメクジはクリトリスの上には乗らなかったが、
エサにつられてすぐにもぞもぞと這い上がってくる。
「い…や…こないで…」
「うふふ♪そろそろ到着しそうね」
「ひぃ……っ」
グロテスクな生き物に大事なところを責められるおぞましさと、これまで味わったこともない繊細な刺激に、
思わず身を振るわせる。
「ぁ…ぁ…ぁ…ぁ…そこ…らめ…皮めくっちゃらめぇっ…入ってきちゃらめぇっ」
「中に入ってしっかりお掃除するのよー♪」
包皮の中に入ったナメクジは、狭いスペースで食事をする為にくねくねと身をよじりはじめる。
そしてその動きは、敏感な神経が集まるクリトリス亀頭の頂点をウニウニと嬲りまわしていく。
「やぁ…らめ…皮の中で動いちゃ…ああん…らめぇっ」
(駄目ぇ…感じちゃ駄目なのに…こんなので感じちゃ駄目なのにぃっ…そんなに的確に責められたら、
気持ちよすぎて飛んじゃうようっ…)
足の筋肉に力が入りプルプルと振るえはじめる。椅子に固定されていなければ痙攣していただろう。
しかし、どんなに感じようとも葵が絶頂を迎えることはできない。
緩慢なナメクジの責めは、性感を炙るには充分でも絶頂を迎えるには不十分なのである。
絶頂の一歩手前まで導き、けしてその先にはいかせない――それがこの施術の真の目的だった。
(駄目だイケない…もうちょっとなのに…)
(うふふ…前にイってから2時間。どこまで耐えられるかしら…?)
「この子達にも食事させないといけないから、ジェルを塗り足すわね」
「いっ、嫌ぁぁぁぁぁぁ…許して…もう許して」
涙を浮かべながら懇願する葵を無視し、葉月は次のナメクジ達の準備にとりかかる。
「一度に食事できるのは10匹ずつくらいかしらねえ」
(じゅっ…ぴき…!?いっぴきでもこんななのに…?)
「ぽと、ぽと。
「ひぅぅっ」
お腹を空かせたナメクジ達はうじゅるうじゅると這い上がり、すぐにクリトリスの上を覆いつくす。
そしてもっともエサが多いのが包皮の中であることに気づくと、先程と同じように中に潜りこみ始めた。
しかし、さっきは1匹だったが今度は10匹。葵のクリトリスの上で壮絶なエサの奪い合いが繰り広げられることになる。
ムニ…ムニ…ジュル…
「ひゃあっ…らめぇっ…いっぱい入らないで…」
運よく包皮の中に入れたナメクジ達が食事を始める。それ以外のナメクジも隙あらば潜り込もうとしてくる。
ハムハムといくつもの小さな唇に食まれるようなもどかしい快感と、包皮の中で蠢くナメクジ達の気色の悪さ、
そして包皮の際を責められ続ける耐え難い刺激に、葵は身を強張らせて悶え続けた。
「あぅっ……ひゃっ………らめぇ……や……やぁっ…………ひぅぅっ!」
ジェルの栄養分を吸収したナメクジ達は包皮の中で膨れあがり、勃起したクリトリスを覆う包皮は
引き伸ばされてパンパンに張り詰めている。圧迫されたナメクジの一匹が身をよじって逃げ出した瞬間、
限界を迎えていた包皮はずるりと剥けてしまった。
ジェルがなくなってもナメクジ達は満足せず、新たなエサを求めて剥きだしになったクリトリスの上をを動きまわる。
「ぁぅぅっ……らめぇぇ…うにゅうにゅしないで…動きまわらないでよぉっ……」
「ふふ、そろそろ交代かしら。まだまだいっぱいいるから頑張ってね♪」
「や…やぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
◇
2時間後。
何度何度もジェルを塗り足され、その度に新たなナメクジを乗せられ、
揉まれ、食まれ、剥きだしのクリトリスを蹂躙され続けた葵は、
もはやおびただしい量の愛液と涎を垂れ流しながらうつろに喘ぐことしかできなかった。
「ぁ………………ゃ…………………ぅ…………………ぁ……………………」
「うふふ。綺麗にしてもらったわね。赤くてぷるぷるしてとっても可愛いわよ」
昼のプールの寸止め地獄を始めてからは4時間。気力も体力も限界だ。
「おね…がい……イ……カ……せ……て……」
「あらあらせっかちさんねえ。そうねえ、葵ちゃんが私のお願いを聞いてくれるならイカせてあげてもいいわよ」
「お願いって…?」
「それはね…」
(あれ…ここって…?)
「ここ、お姉ちゃんの職場じゃ…?」
車が止まったのは葉月が勤めるエステサロンだった。
「葵ちゃん、今とってもイキたいでしょう?」
「それは…確かにイキたいけど…」
「うちのサロンね、一部のお客様の為にしかおすすめしてないんだけど、クリトリスのケアをする特別なコースがあるの」
「クリトリスのケア…」
「うん。それでね、今新しく導入しようと思ってる施術があるんだけど、試させてくれる人がいないのよ。
場所が場所でしょ?お店の女の子たちも嫌がっちゃって。葵ちゃん、モニターになってくれないかな??」
「でも…」
「終わったらちゃんとご褒美はあげるから。うちの店、クリトリスのマッサージに使う特殊なマシンがあるのよ。
それを使って好きなだけイカせてあげる。どう?」
(クリトリスの為の機械で…イカせてもらえる…)
普段の葵ならこんな誘いには乗らなかっただろうが、2時間近く寸止めのままお預けを食らわされた状態では
まともな判断をすることは無理だった。
「やる…」
「うふふ。いい子ね。私はトランクの荷物を降ろすから、先に中に入っておいて」
サロンに入ると一番奥の個室に案内された。
後から葉月がやってきて診察台に座らせ、「施術中に体が動くと危ないから」と手足をベルトで固定する。
施術に使う道具一式をサイドテーブルに並べると、さっそく準備に取り掛かった。
弾力のある板状のゼリー素材で葵の股間を覆い、クリトリスの周辺にペンで印をつける。
「ひゃうっ」
「ごめんなさい、冷たかったわね。ちゃんと人肌に暖めてあげるから」
印をつけたところをカッターでくり抜き、もう一度乗せて微調整する。
「ねえ…何するの…?」
「ふふ、とってもいいものを乗せてあげるわ。葵ちゃんは、皮膚を掃除してくれる熱帯魚のことは知ってる?」
「聞いたことある」
「エステの中にも取り入れているところがあるの。熱帯魚の水槽の中に足を入れて、角質を食べてもらうとかね。
でもそういうのは癒しが目的で、あんまり実用的じゃないの。
うちのエステではもっと実用性のある別の生き物の導入を検討してるんだけど、
みんな嫌がってなかなかテスターになってくれないのよね。絶対気持ちいいのに…」
「その…生き物って?」
「これよ」
「…嫌ああああああああああ!!!!」
葉月が取り出した小瓶の中では、極小サイズの大量のナメクジが蠢いていた。
「嫌っ、それは嫌っ、それだけはやめてええええ」
「クリトリスに合わせて小さい品種を探すのに苦労したのよ。
洗い出すのが難しい包皮の奥まで掃除してくれるんだから、絶対こっちの方が実用的よね」
(包皮の奥まで…ナメクジに…!?)
「あ、ゼリーが温まったみたい。さっそく準備するわね」
ゼリーの窓の部分からクリトリスを出して固定する。チューブから透明なジェルを出し、
クリトリスを剥き出しにしてまんべんなく塗りこんでいく。
「このジェルはナメちゃんたちのご飯なの。葵ちゃんの恥垢も一緒に食べてくれるからね」
「嫌っ…嫌あっ…中まで塗らないでえええ」
小瓶の中の蓋を開け、中のナメクジをピンセットでつかまえる。
「嫌、やめてっ、乗せないで!」
「うふふ、一回乗せたら葵ちゃんもきっと病みつきになるわよ」
板状のゼリーの枠の中に、最初のナメクジがぽとりと落とされた。ナメクジはクリトリスの上には乗らなかったが、
エサにつられてすぐにもぞもぞと這い上がってくる。
「い…や…こないで…」
「うふふ♪そろそろ到着しそうね」
「ひぃ……っ」
グロテスクな生き物に大事なところを責められるおぞましさと、これまで味わったこともない繊細な刺激に、
思わず身を振るわせる。
「ぁ…ぁ…ぁ…ぁ…そこ…らめ…皮めくっちゃらめぇっ…入ってきちゃらめぇっ」
「中に入ってしっかりお掃除するのよー♪」
包皮の中に入ったナメクジは、狭いスペースで食事をする為にくねくねと身をよじりはじめる。
そしてその動きは、敏感な神経が集まるクリトリス亀頭の頂点をウニウニと嬲りまわしていく。
「やぁ…らめ…皮の中で動いちゃ…ああん…らめぇっ」
(駄目ぇ…感じちゃ駄目なのに…こんなので感じちゃ駄目なのにぃっ…そんなに的確に責められたら、
気持ちよすぎて飛んじゃうようっ…)
足の筋肉に力が入りプルプルと振るえはじめる。椅子に固定されていなければ痙攣していただろう。
しかし、どんなに感じようとも葵が絶頂を迎えることはできない。
緩慢なナメクジの責めは、性感を炙るには充分でも絶頂を迎えるには不十分なのである。
絶頂の一歩手前まで導き、けしてその先にはいかせない――それがこの施術の真の目的だった。
(駄目だイケない…もうちょっとなのに…)
(うふふ…前にイってから2時間。どこまで耐えられるかしら…?)
「この子達にも食事させないといけないから、ジェルを塗り足すわね」
「いっ、嫌ぁぁぁぁぁぁ…許して…もう許して」
涙を浮かべながら懇願する葵を無視し、葉月は次のナメクジ達の準備にとりかかる。
「一度に食事できるのは10匹ずつくらいかしらねえ」
(じゅっ…ぴき…!?いっぴきでもこんななのに…?)
「ぽと、ぽと。
「ひぅぅっ」
お腹を空かせたナメクジ達はうじゅるうじゅると這い上がり、すぐにクリトリスの上を覆いつくす。
そしてもっともエサが多いのが包皮の中であることに気づくと、先程と同じように中に潜りこみ始めた。
しかし、さっきは1匹だったが今度は10匹。葵のクリトリスの上で壮絶なエサの奪い合いが繰り広げられることになる。
ムニ…ムニ…ジュル…
「ひゃあっ…らめぇっ…いっぱい入らないで…」
運よく包皮の中に入れたナメクジ達が食事を始める。それ以外のナメクジも隙あらば潜り込もうとしてくる。
ハムハムといくつもの小さな唇に食まれるようなもどかしい快感と、包皮の中で蠢くナメクジ達の気色の悪さ、
そして包皮の際を責められ続ける耐え難い刺激に、葵は身を強張らせて悶え続けた。
「あぅっ……ひゃっ………らめぇ……や……やぁっ…………ひぅぅっ!」
ジェルの栄養分を吸収したナメクジ達は包皮の中で膨れあがり、勃起したクリトリスを覆う包皮は
引き伸ばされてパンパンに張り詰めている。圧迫されたナメクジの一匹が身をよじって逃げ出した瞬間、
限界を迎えていた包皮はずるりと剥けてしまった。
ジェルがなくなってもナメクジ達は満足せず、新たなエサを求めて剥きだしになったクリトリスの上をを動きまわる。
「ぁぅぅっ……らめぇぇ…うにゅうにゅしないで…動きまわらないでよぉっ……」
「ふふ、そろそろ交代かしら。まだまだいっぱいいるから頑張ってね♪」
「や…やぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
◇
2時間後。
何度何度もジェルを塗り足され、その度に新たなナメクジを乗せられ、
揉まれ、食まれ、剥きだしのクリトリスを蹂躙され続けた葵は、
もはやおびただしい量の愛液と涎を垂れ流しながらうつろに喘ぐことしかできなかった。
「ぁ………………ゃ…………………ぅ…………………ぁ……………………」
「うふふ。綺麗にしてもらったわね。赤くてぷるぷるしてとっても可愛いわよ」
昼のプールの寸止め地獄を始めてからは4時間。気力も体力も限界だ。
「おね…がい……イ……カ……せ……て……」
「あらあらせっかちさんねえ。そうねえ、葵ちゃんが私のお願いを聞いてくれるならイカせてあげてもいいわよ」
「お願いって…?」
「それはね…」
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2015/07/24(金)
「うふふ、綺麗に剃れた。可愛いわ。
○校生にもなってお股がつるつるなんて恥ずかしいわねえ。
それに、いやらしいクリトリスがとってもよく見える」
小学生の頃からハードなクリオナニーを続けた結果、葵のクリトリスは親指の先ほどにまで肥大化してしまった。
それが幼女のようになった恥丘との対比で強調され、より一層卑猥さを増している。
「葵ちゃん、昨日美咲に何をしたの?歩けなくなるなんてよっぽどよね」
にこやかだが、目は笑っていない。
「貴女みたいな悪い娘には、きついお仕置きが必要だわ」
◇
一番上の姉、葉月はエステティシャンである。
葵たちとはやや歳が離れており、普段は職場の近くのアパートで生活している。
そのためあまり会うことはないのだが、昨日の夜はたまたま泊まりに来ていたのだ。
葵と一緒にタクシーで帰ってきた美咲の様子を見て、2人のただならぬ関係を察したらしい。
翌朝、葵が目覚めたら葉月に拘束されており、何故かいきなり陰毛の処理をされてしまった。
そして今に至る。
「うーん、どうしようかな」
葉月はむにむにと葵のクリトリスを指でいじりながら思案する。
(やばい、葉月姉はまじでやばいよ。ぱっと見大人しそうに見えるけどこの人本物のドSだもん。
今から勤め先に連れてかれて、クリにピアスとか刺されちゃったらどうしよう…)
「どうしたの?ガタガタ震えて。大丈夫よ、痛いことはしないから。
でも、昨日の美咲よりは酷い目にあってもらわないとお仕置きにならないわねえ。
そういえば、貴女の部屋からこんなものが出てきたんだけど何かしら?」
「そ…れは…っ」
それは美咲に着せようと思って購入し裏地を剥いでおいた白のスクール水着と、
美咲のクリトリスを苛める為に改造した水鉄砲だった。
「葵ちゃんって本当にエッチな子ねえ。こういうのが好きなの?これを持ってプールに行きましょうか。
すけすけ水着が可愛いつるつるのおま○こによく似合いそうねえ♪」
プールに着き、更衣室に入るとすぐにコートを剥ぎ取られる。
下はあの水着だ。
無論葵は着たくなどなかったが、クローゼットに鍵をかけられ、「それを着なければ裸のまま連れて行く」
と脅されては着るしかなかったのである。
(うぅ…こんなの買うんじゃなかった…
乳首とクリの形がモロに出ちゃってるよぉ)
羞恥心で葵は既に泣きそうになっている。
「あおいちゃーん」
ぴゅー
いきなり股関に水鉄砲を当てられる。
「いやっ」
「もう、避けちゃだめ。勃起してもらわなくちゃ布地の上からクリの形がわからないでしょう?
この水鉄砲で立たせてあげるから、クリちゃんが見えるように水着の股のところを広げてそこに立ちなさい」
怒らせると何をされるかわからないので、葵はしぶしぶ従う。
「あぅ…」
痛くないように水圧は調整しているが、要はトイレのウォシュレットをクリトリスに直撃されつづけているのと
同じである。葵の足はがくがく痙攣し、クリトリスはすぐにむくむくと膨らんできた。
ぴゅっ、ぴゅっ、ぴゅっ、ぴゅっ。
「やっ、駄目、やっ、やぁっ」
「うふふ、面白い。
葵ちゃんは剥けてる所に直接当てても大丈夫みたいね」
ぴゅー。
「やぁ…皮めくっちゃ…らめぇ…」
「ふふっ、見えた見えた。大きいけど中身はピンク色で可愛い♪」
ぴゅううううう
「っ……!!」
「大きくなあれ♪大きくなあれ♪」
「もう…おっきくなったってばあ…っ」
「あらほんと。大きくなったから戻していいわよ」
布を戻すと、濡れたせいで色まではっきりとわかるようになってしまった。
(本当に、こんな格好でプールに入るの?)
「私はベンチで見てるから場内を一周していらっしゃい。手で隠したりしたら駄目よ。
葵ちゃんのえっちなクリトリスをみんなに見てもらってね」
プールサイドに出ると、人の自然を痛いほど感じる。
クリトリスは人に見られる恥ずかしさからますます勃起し、テントのように布地を押し上げ、
遠目に見てもその存在を確認できるほどになってしまった。
さらに布地の下では、包皮が完全にめくり上げられている。
(やばい、クリちゃんの剥けたとこが…歩く度に擦られて…感じちゃう…見られてるのに…)
「うわ、あれ凄くね?」
男の子のグループが指を指して言う。
(やだ…)
「うわすげー。つかクリデカくね?何、何か付け忘れたとか?」
「ちげーよ。あのクリのデカさは露出狂の変態だろ」
(露出狂じゃないし…クリデカいって言わないでぇ)
「ねぇ、あれ見て」
(女の人だ…)
「え?乳首?」
「ほら、下も。変態じゃない?見られて感じてるみたいだし」
(違うのに…布に擦れるから…もう、やだあ…)
「葵ちゃんおかえりなさい。どうだった?」
「みんなが私のことクリおっきいって…変態って…お願い、もう帰らせて」
「よかったじゃない。本当に変態さんなんだから」
「そんな…」
「ところで、この状態で布に切れ込みを入れたらどうなるかしら?」
「なっ…」
あまりの発言に思わず絶句してしまう。
葵が美咲の為に用意したこの水着は、クリトリスを強調するよう体を覆う最低限の布以外は取り払ってある。
よって本来2枚重ねになっているはずの股関部分の布は1枚しかない。
痴丘を心元なく覆う柔らかな布は、切れ込みなどいれようものならすぐに左右に押し広げられて
クリトリスを露わにしてしまうだろう。
「やめて!お願いそれだけはやめて!」
「静かにしなさい。あんまり大きい声出すと人に見られちゃうわよ。
言うことをきかないならこのまま置いて帰っちゃおうかな」
自分のバッグは取り上げられている。家からここまで車で一時間。とても女の子が歩いて帰れる距離ではない。
葵は観念して葉月に身を委ねた。
一旦更衣室に戻ると、ハサミを取り出して布のちょうどクリトリスにあたる部分にだけ切れこみを入れる。
ちょきん。
「はいおしまい。プールサイドに戻りましょう。
穴を開けたわけじゃないんだから、人に見られたくなかったら勃起しないように我慢して
急いでプールに入ればいいのよ♪」
(そんなの無理だよう…)
ムニ…ムニ…
クリトリスが歩く度に擦れて膨らんていき、徐々に布を押し広げていく。
(だめ…出ちゃう…クリちゃん外に出ちゃう…)
ムニ…ムニニニ…
(お願い、我慢して。もう少しだから…)
ムニニ…
ズルン。
「はうっ!!」
(クリちゃん出ちゃった!クリちゃん出ちゃった!クリちゃん出ちゃった!)
思わず周囲を見回すと、ちょうどプールから上がってきた男性と目が合った。
(!!…今、見られた…葵のクリちゃん、知らない男の人に、完全に見られちゃった…)
パニックに陥った葵は、もはや葉月の命令を完全に無視し、クリトリスを手で押さえて内股気味に走り出す。
しかし剥き出しのクリトリスを直接指に当てながらのその行為は、もはや自慰としか呼べないものだった。
ムニッ、ムニッ、ムニッ、ムニッ
(駄目ぇぇクリちゃんがっ…指に当たって…はぅっ…)
「はぁっ…はぁっ…はぁっ…」
「何人前でオナニーしてるの?葵の変態さん」
「はううっ」
ビクっビクっ
「しかもイったの?まーはしたない。これで終わりにしてあげようかと思ったけどまだお仕置きが必要そうね」
「そんな…」
「罰として向こうのプールでその格好のまま200m泳ぎなさい。それができたら連れて帰ってあげる」
(イくところまで見られるなんて…きっと今、ここにいる人みんなにとんでもない変態だと思われてるよぉ…
死んじゃいたい)
(でも、とりあえずノルマ達成して早く帰らなきゃ。どうして泳ぐのがお仕置きになるのかわからないけど…)
ちゃぷ…
(っ…!)
壁を蹴って進み始めると剥き出しのクリトリスを水圧が襲う。さらに泳ぎ始めると、
バタ足の動きに合わせてクリトリスがよじられる。
(やぁぁ…こういうことだったんだ…これで泳ぐなんて無理だよ)
「はぁ…はぁ…はぁ…」
先程イったことで敏感になったクリトリスはちょっとしたことで次の絶頂を迎えそうになる。
(イったら多分溺れる…クロールは駄目だ、背泳ぎは…上からクリが丸見えになる。
平泳ぎなら、なんとかなるかも)
ちゃぷ。
(くっ…股開くと水圧がモロにくる)
(やっ…足閉じるとクリがムニュってなる)
(また水圧が…)
その後、葵は何度もイキかけ、その度に溺れそうになりながらもどうにか200mを泳ぎ切り、
腰が抜けそうになったところでようやく葉月に帰る許可をもらうことができた。
◇
帰りの車中。
葵は下着は与えられずワンピース一枚という格好だが、先程までに比べればずっとマシなので文句は言わない。
それより、泳いでいる間に寸止めを繰り返したのでそちらの方が我慢の限界に達していた。
(イキたい…イキたい…イキたい…けど葉月姉の前でオナニーしたらおこられちゃう…)
「葵ちゃん、イキたそうね」
葉月がほくそ笑む。
「じゃあ、いいことしてあげる」
「…?」
車の向かう方向が自宅ではないことに、葵はまだ気づいていない。
end
○校生にもなってお股がつるつるなんて恥ずかしいわねえ。
それに、いやらしいクリトリスがとってもよく見える」
小学生の頃からハードなクリオナニーを続けた結果、葵のクリトリスは親指の先ほどにまで肥大化してしまった。
それが幼女のようになった恥丘との対比で強調され、より一層卑猥さを増している。
「葵ちゃん、昨日美咲に何をしたの?歩けなくなるなんてよっぽどよね」
にこやかだが、目は笑っていない。
「貴女みたいな悪い娘には、きついお仕置きが必要だわ」
◇
一番上の姉、葉月はエステティシャンである。
葵たちとはやや歳が離れており、普段は職場の近くのアパートで生活している。
そのためあまり会うことはないのだが、昨日の夜はたまたま泊まりに来ていたのだ。
葵と一緒にタクシーで帰ってきた美咲の様子を見て、2人のただならぬ関係を察したらしい。
翌朝、葵が目覚めたら葉月に拘束されており、何故かいきなり陰毛の処理をされてしまった。
そして今に至る。
「うーん、どうしようかな」
葉月はむにむにと葵のクリトリスを指でいじりながら思案する。
(やばい、葉月姉はまじでやばいよ。ぱっと見大人しそうに見えるけどこの人本物のドSだもん。
今から勤め先に連れてかれて、クリにピアスとか刺されちゃったらどうしよう…)
「どうしたの?ガタガタ震えて。大丈夫よ、痛いことはしないから。
でも、昨日の美咲よりは酷い目にあってもらわないとお仕置きにならないわねえ。
そういえば、貴女の部屋からこんなものが出てきたんだけど何かしら?」
「そ…れは…っ」
それは美咲に着せようと思って購入し裏地を剥いでおいた白のスクール水着と、
美咲のクリトリスを苛める為に改造した水鉄砲だった。
「葵ちゃんって本当にエッチな子ねえ。こういうのが好きなの?これを持ってプールに行きましょうか。
すけすけ水着が可愛いつるつるのおま○こによく似合いそうねえ♪」
プールに着き、更衣室に入るとすぐにコートを剥ぎ取られる。
下はあの水着だ。
無論葵は着たくなどなかったが、クローゼットに鍵をかけられ、「それを着なければ裸のまま連れて行く」
と脅されては着るしかなかったのである。
(うぅ…こんなの買うんじゃなかった…
乳首とクリの形がモロに出ちゃってるよぉ)
羞恥心で葵は既に泣きそうになっている。
「あおいちゃーん」
ぴゅー
いきなり股関に水鉄砲を当てられる。
「いやっ」
「もう、避けちゃだめ。勃起してもらわなくちゃ布地の上からクリの形がわからないでしょう?
この水鉄砲で立たせてあげるから、クリちゃんが見えるように水着の股のところを広げてそこに立ちなさい」
怒らせると何をされるかわからないので、葵はしぶしぶ従う。
「あぅ…」
痛くないように水圧は調整しているが、要はトイレのウォシュレットをクリトリスに直撃されつづけているのと
同じである。葵の足はがくがく痙攣し、クリトリスはすぐにむくむくと膨らんできた。
ぴゅっ、ぴゅっ、ぴゅっ、ぴゅっ。
「やっ、駄目、やっ、やぁっ」
「うふふ、面白い。
葵ちゃんは剥けてる所に直接当てても大丈夫みたいね」
ぴゅー。
「やぁ…皮めくっちゃ…らめぇ…」
「ふふっ、見えた見えた。大きいけど中身はピンク色で可愛い♪」
ぴゅううううう
「っ……!!」
「大きくなあれ♪大きくなあれ♪」
「もう…おっきくなったってばあ…っ」
「あらほんと。大きくなったから戻していいわよ」
布を戻すと、濡れたせいで色まではっきりとわかるようになってしまった。
(本当に、こんな格好でプールに入るの?)
「私はベンチで見てるから場内を一周していらっしゃい。手で隠したりしたら駄目よ。
葵ちゃんのえっちなクリトリスをみんなに見てもらってね」
プールサイドに出ると、人の自然を痛いほど感じる。
クリトリスは人に見られる恥ずかしさからますます勃起し、テントのように布地を押し上げ、
遠目に見てもその存在を確認できるほどになってしまった。
さらに布地の下では、包皮が完全にめくり上げられている。
(やばい、クリちゃんの剥けたとこが…歩く度に擦られて…感じちゃう…見られてるのに…)
「うわ、あれ凄くね?」
男の子のグループが指を指して言う。
(やだ…)
「うわすげー。つかクリデカくね?何、何か付け忘れたとか?」
「ちげーよ。あのクリのデカさは露出狂の変態だろ」
(露出狂じゃないし…クリデカいって言わないでぇ)
「ねぇ、あれ見て」
(女の人だ…)
「え?乳首?」
「ほら、下も。変態じゃない?見られて感じてるみたいだし」
(違うのに…布に擦れるから…もう、やだあ…)
「葵ちゃんおかえりなさい。どうだった?」
「みんなが私のことクリおっきいって…変態って…お願い、もう帰らせて」
「よかったじゃない。本当に変態さんなんだから」
「そんな…」
「ところで、この状態で布に切れ込みを入れたらどうなるかしら?」
「なっ…」
あまりの発言に思わず絶句してしまう。
葵が美咲の為に用意したこの水着は、クリトリスを強調するよう体を覆う最低限の布以外は取り払ってある。
よって本来2枚重ねになっているはずの股関部分の布は1枚しかない。
痴丘を心元なく覆う柔らかな布は、切れ込みなどいれようものならすぐに左右に押し広げられて
クリトリスを露わにしてしまうだろう。
「やめて!お願いそれだけはやめて!」
「静かにしなさい。あんまり大きい声出すと人に見られちゃうわよ。
言うことをきかないならこのまま置いて帰っちゃおうかな」
自分のバッグは取り上げられている。家からここまで車で一時間。とても女の子が歩いて帰れる距離ではない。
葵は観念して葉月に身を委ねた。
一旦更衣室に戻ると、ハサミを取り出して布のちょうどクリトリスにあたる部分にだけ切れこみを入れる。
ちょきん。
「はいおしまい。プールサイドに戻りましょう。
穴を開けたわけじゃないんだから、人に見られたくなかったら勃起しないように我慢して
急いでプールに入ればいいのよ♪」
(そんなの無理だよう…)
ムニ…ムニ…
クリトリスが歩く度に擦れて膨らんていき、徐々に布を押し広げていく。
(だめ…出ちゃう…クリちゃん外に出ちゃう…)
ムニ…ムニニニ…
(お願い、我慢して。もう少しだから…)
ムニニ…
ズルン。
「はうっ!!」
(クリちゃん出ちゃった!クリちゃん出ちゃった!クリちゃん出ちゃった!)
思わず周囲を見回すと、ちょうどプールから上がってきた男性と目が合った。
(!!…今、見られた…葵のクリちゃん、知らない男の人に、完全に見られちゃった…)
パニックに陥った葵は、もはや葉月の命令を完全に無視し、クリトリスを手で押さえて内股気味に走り出す。
しかし剥き出しのクリトリスを直接指に当てながらのその行為は、もはや自慰としか呼べないものだった。
ムニッ、ムニッ、ムニッ、ムニッ
(駄目ぇぇクリちゃんがっ…指に当たって…はぅっ…)
「はぁっ…はぁっ…はぁっ…」
「何人前でオナニーしてるの?葵の変態さん」
「はううっ」
ビクっビクっ
「しかもイったの?まーはしたない。これで終わりにしてあげようかと思ったけどまだお仕置きが必要そうね」
「そんな…」
「罰として向こうのプールでその格好のまま200m泳ぎなさい。それができたら連れて帰ってあげる」
(イくところまで見られるなんて…きっと今、ここにいる人みんなにとんでもない変態だと思われてるよぉ…
死んじゃいたい)
(でも、とりあえずノルマ達成して早く帰らなきゃ。どうして泳ぐのがお仕置きになるのかわからないけど…)
ちゃぷ…
(っ…!)
壁を蹴って進み始めると剥き出しのクリトリスを水圧が襲う。さらに泳ぎ始めると、
バタ足の動きに合わせてクリトリスがよじられる。
(やぁぁ…こういうことだったんだ…これで泳ぐなんて無理だよ)
「はぁ…はぁ…はぁ…」
先程イったことで敏感になったクリトリスはちょっとしたことで次の絶頂を迎えそうになる。
(イったら多分溺れる…クロールは駄目だ、背泳ぎは…上からクリが丸見えになる。
平泳ぎなら、なんとかなるかも)
ちゃぷ。
(くっ…股開くと水圧がモロにくる)
(やっ…足閉じるとクリがムニュってなる)
(また水圧が…)
その後、葵は何度もイキかけ、その度に溺れそうになりながらもどうにか200mを泳ぎ切り、
腰が抜けそうになったところでようやく葉月に帰る許可をもらうことができた。
◇
帰りの車中。
葵は下着は与えられずワンピース一枚という格好だが、先程までに比べればずっとマシなので文句は言わない。
それより、泳いでいる間に寸止めを繰り返したのでそちらの方が我慢の限界に達していた。
(イキたい…イキたい…イキたい…けど葉月姉の前でオナニーしたらおこられちゃう…)
「葵ちゃん、イキたそうね」
葉月がほくそ笑む。
「じゃあ、いいことしてあげる」
「…?」
車の向かう方向が自宅ではないことに、葵はまだ気づいていない。
end
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2015/07/23(木)
「やぁっ…駄目…クリちゃんが揉み潰されて…こんなんじゃ歩けないよう」
「お姉ちゃんが行かないと私だけじゃローター買えないじゃん」
「だって、これ…」
「もう、よがってないでちゃんとついて来てよね」
お姉ちゃんがまともに歩けないのも無理はない。今のお姉ちゃんの格好、結構凄いから。
まず一番下にはSサイズの伸縮素材のショーツを穿かせ、クリトリスに当たる部分に切れ込みを入れて
クリトリスを根元からくびり出してある。
その上から太めの縄跳びのビニール紐で股縄。股に通す部分は二本になっていて
クリの上下で括ってあるから、歩く度に左右からクリが揉み潰される仕掛け。
それだけでも凄いのに、さらにその上から自転車のチェーンを改造した股縄(というより簡易型の貞操帯)
を着けさせてある。
左右の紐に挟まれるだけじゃなくて上からも太い塩ビのチューブがぴたぴた当たるから、
今のお姉ちゃんにとって外を歩くっていうのは人前でオナニーするのも同然なの。
しかもチェーンの鍵は私が持ってるから、外して欲しかったらどんなに恥ずかしくても
必死に私についてくるしかないってわけ。
「そんなに気持ちいい?」
「チェーンが凄いの…2本の紐の間で転がって…あふっ…」
「ふーん。ほんとだ、スカートの中ぐちょぐちょ」
「嫌ぁっめくらないで…」
「もたもたしてると置いてくよー」
「やぁっ…待って…ひゃぅっ」
美咲姉はチェーンがよっぽど気に入ったらしく、腰を前後に揺すったり足をもじもじさせたりしながら歩いてる。
股から愛液をぽたぽた垂らしながら…こんな人の多いところで恥ずかしくないのかな。
あ、軽くイったみたい。しゃがみこんで動けなくなってる。
近くの男が凄い目で見ていたので助けに行ってやる。
繁華街を少し外れ、ようやく目当ての店についた。
「店員さんに言うこと紙に書いて来たからこの場で全部覚えていってね。
美咲姉なら頭いいから覚えられるよね」
「な…こんなこと…言えるわけ…」
「忘れたり言わなかったりしたら承知しないから」
「でも…」
「外して欲しいんならさっさと行ってきなよ。明日バイトでしょ?このまま行きたいならべつにいいけど」
「……わかった」
本当は中までついていきたいけど、入れないから入り口で待機。
「あ…の…」
お姉ちゃんに話しかけられて、店員さんちょっとびっくりしてる。
お姉ちゃんってこういう店に来るようなタイプじゃないもんね。
「何かお探しですか?」
「あの…ク…クリ…の……」
「はい?」
「その…ク…クリトリスにつけるローターをくださいっ」
「……ああ、はい。ローターですね。どのようなタイプのものをお探しですか?」
「リ、リモコンの…」
「リモコンタイプですね。それでしたらこの辺りのタイプが人気ですけど」
「それで…いいです。あと、その…」
「他に何かお探しですか?」
「これを…つけるテープを……それから…つけて帰るので、箱は捨ててください」
あははははははは!お姉ちゃんちゃんと全部言えたみたい。
自分はクリトリス狂いの変態ですって自己申告してるのと一緒なのにね。
店員さんに信じられないって顔で見られたのがよっぽどこたえたみたいで、
戻ってきたら泣きそうな顔してたから頭を撫でてよしよししてやる。
ご褒美にローターでたっぷり可愛がってあげるからね。
デパートのトイレに2人で入ってチェーンを一旦外す。
ローターをチェーンに固定してから、股の部分をローター分の分だけ長くして留めなおす。
こうしておくと、歩くたびに左右にずれる感じを味わえる。
「きゅうっ!……やぁっ…ローター…やめてえ…」
「もう止めてるじゃん」
「急に…やられるの…駄目なの…すっごく感じちゃう」
「感じさせる為にやってるんだってば。てかスイッチ入れても立ち止まらないでよ。
せっかく動くようにしてあるんだからさー」
「やぁっ…そんな…無理だよぉ…ひゃうっ」
「もー座り込んでないで早く立ってってば」
「駄目…立てない」
「?」
「腰がふにゃふにゃで力が入らないの」
朝から感じっぱなしだったせいで、美咲姉は腰を抜かしてしまったみたいだ。
仕方ないのでタクシーで帰ることにした。
「お姉さん歩けなくなったんだって?確かにずいぶん辛そうだね」
「大丈夫…です」
「顔赤いし結構熱があるんじゃないの?良ければ近くの病院まで送っていくよ?」
「大丈夫ですからっ…」
大丈夫ですよ運転手さん。大好きなクリを苛められてよがってるだけだから。
腰を抜かしたからって苛めるのはやめてあげない。
タクシーに乗ったら携帯をいじるふりをして、運転手さんと美咲姉に会話を続けさせた。
本当は携帯じゃなくてポケットの中のリモコンをいじってるんだけどね。
美咲姉が何度も口を押さえて苦しがるもんだから、運転手さんには吐き気があるのかと勘違いしてる。
いいひとそうだったのに悪いことしちゃったな。
降りるときににさりげなくシートの愛液をぬぐって、家についたらもうすっかり日が暮れていた。
さて、ローターも手に入ったことだし、次は何をして遊ぼうかな。
(おしまい)
.
.
.
.
.
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.
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.
2015/07/22(水)
土曜日の朝、目が覚めたら下半身裸でベッドにくくりつけられていた。
「あ、お姉ちゃんおはよー。やっと起きたんだ」
「ちょ…葵、これあんたがやったの?早くほどいてよっ!」
「駄目。せっかく無修正のおま○こが丸出しなのにすぐほどくわけないじゃん。
あー自分以外の見るのほんと久しぶり」
「っ……!」
何故妹がこんなことをするのかというと、思い当たる節は一つしかない。
彼女がいやらしいサイトを見ているのを私が親にちくったせいで、
パソコンに触らせてもらえなくなったのを根に持っているのだ。
「ほんと綺麗なおま○こ。まさに処女って感じ。大体さあ、いまどきAVくらいでがたがた言うなんて
お姉ちゃんカタブツすぎなんだよねー。そんなんだから大学生になっても彼氏できないんだよ」
「そ、そんなの関係ないでしょ!」
「あります。美咲姉も二十歳になったんだからもっとエロいこと勉強した方がいいと思うよ。
せっかくだから私が教えてあげる。美咲姉、『性奴隷』って言葉知ってる?」
「なっ……」
いきなり何て言葉を…
「ふふ、美咲姉でも言葉だけは知ってるんだ。最初はそうしてあげようかと思ったんだけど、
処女を奪うのは可哀想だから、徹底的にクリだけ弄ってクリ奴隷にしてあげる。
まずはこれでね」
そう言って葵が持ち出して来たのは懐かしいシングルサイズのCD。
こんなもの、一体どうやってつかうつもり…?
「これをねえ、美咲姉のクリちゃんに嵌めるんだよ」
嵌めるって言っても私のクリトリスはそんなに大きくない。なんだか全然気持ちよくなさそうなんだけど…。
「なんか怪訝そうな顔してる?大丈夫、皮ごと嵌めるから。つけてみたらわかるよ」
と陰毛をかき分けてCDを乗せる。
ぺと、きゅーっ。冷たいCDを強く押し付けられて、包皮に包まれたままのクリトリスがぷくっと飛び出す。
何だか変な感じ…
ぷにゅ。
「んっ…」
上から指の腹でつままかれると、皮ごしなのにすごく感じる。……なんで…?
普通に皮ごしに弄るのと違って、クリトリスが固定されてるから刺激がダイレクトに伝わるんだ。
しかもそれと同時に穴の縁が擦れて甘痒い刺激を与えてくる。
ぷにゅ。ぷにゅ。ぷにゅ。ぷにゅ。
「んふぅ…くぅ…んんっ…」
「こうやって指で揉むだけでも結構気持ちいいでしょ?でも、もっと凄いことしてあげる」
葵はそう言うとリップブラシとハンドクリームを取り出して、ブラシの先にクリームをたっぷり付ける。
それからCDをずらしてクリ皮を少し引っ掛けられ、半剥けのまま固定される。
チロ。
「やぁっ……!!」
「ふふ、これすごいっしょ?」
チロチロチロチロ。
端から内側へ、まるでクリトリスにお化粧をするみたいに全体にクリームを塗られる。
「ひゃう…やっ…あんっ…らめ…らめぇぇっ…あんっ…ああんっ」
穴に固定され、逃げ場のないクリトリスが筆で蹂躙される。
リップブラシの冷たくざらりとした感覚が縦横無尽に走り、
鼻にかかった声が漏れるのを抑えることもできない。
「あっ…きゃうっ…や…あ…んっ…ひゃうっ…」
「ふふっ、顔真っ赤。ぷるぷるしちゃってかわいー」
筆の腹で下からざらりと撫で上げられる。先でつんつんとつつかれる。
クリ皮の際をチロチロと苛められ、先端をくるくると撫でまわされる。
そのたびにぞくぞくとした快感が走り、体が跳ねる。
「やぁ…もぅ…だめぇ…」
「もう大体クリームついたかな」
「……?」
筆が体から離れる。もうやめてくれるの…?
ぞわり。
「やあっ……っっ!!」
妹は筆を持ち替えただけだった。今度のチークブラシは毛の先端でクリ全体を撫でるから
リップブラシよりもさらに刺激が強い。
ぞわり、ぞわり。ざり。……それで先っぽつんつんしちゃ駄目えぇぇぇぇ!
「も…やめて…感じすぎて…つらいの…クリちゃんいじってもいいから…筆はやめてえぇぇ…」
「えーまだマスカラブラシもあるのに」
「あんなのでやられたら死んじゃうよぉっ!」
「しょうがないなあ」
ようやく筆攻めから開放され、今度は指での愛撫。
人差し指と中指を使って、お箸で卵の黄身をすくうように優しく揉みこまれる。
バタ足するみたいに人差し指と中指を交互に押し付けられる
ぷりゅっ、くにゅっ、にゅっ、きゅううっ、ぷにぷにぷにぷにぷに。
筆に比べると優しすぎて最初はちょっと物足りないかなと思ったけど、そんなことない。
クリトリスの深いところから純度の高い快感がじわじわ滲み出してくる感じがする。
縁に擦れる刺激と合わさって、すごくいい…。
ぷにゅっ、ぷにゅっ、ぷにゅっ、くりゅっ、くりゅっ、ぷに、くにゅくにゅ。
「ん……気持ちいい…クリちゃんいじられるの気持ちいいよう…」
続けざまに揉まれて、擦られて、引っ張られて、クリトリスの色んなところから快感の波が広がっては
全体を飲み込んでいく。
人にクリトリスをこね回されるのが、こんなに気持ちいいなんて…。
「お願い…さきっぽいじってぇ…そこが一番感じるの」
「こう?」
くにゅっ、くにゅっ、くにゅっ、くにゅっ。
「ああん…気持ちいい…」
腰がとろけそう…
「はいおしまい。指はここまでね」
そんな…もうちょっといじってくれたらイけるのに…
「今度はこれで苛めてあげる」
そう言って葵が取り出してきたのは…で、電動歯ブラシ…!!
「駄目、それは駄目!これつけられたままそれ当てられたら、本当におかしくなっちゃう!!」
「おかしくなっていいよ。お姉ちゃんがお嫁にいくまでちゃんとクリ奴隷として可愛がってあげるから」
「そんなの嫌ぁぁぁぁ!!」
「さっきまであんなによがってたくせに。当てるよ?」
「嫌っ、嫌ぁぁ!!」
ヴィィィィィィン。
「ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
いきなり先っぽに押し付けられた!
歯ブラシの裏側とCDの穴に挟みこまれた状態で振動を与えられて、正気でいられるわけがない。
私は足を痙攣させながらあっという間に絶頂に達した。
「はぁっ…はぁっ…はぁっ…はぁっ…はぁっ……ぁぁぁぁぁぁ!」
余韻にひたる間もなく、すぐにまた当てられる。
「やぁっ!らめっ、らめぇっ、イったの!もうイったからっ!」
「徹底的にやるって言ったでしょ?」
「やぁっ、またイっちゃうううう!!!!」
5回イったあたりから回転する玉こんにゃく(チュッ○チャッ○スの玩具を流用したらしい)
なんていうとんでもないものを持ち出してきて、電動歯ブラシとの二刀流で責められはじめた辺りまでは
かろうじて記憶が残っているんだけど、あとのことは全く覚えていない。
気がついたらぐっしょり塗れたベッドの上で、傍らには怒り狂った妹が仁王立ちになっていた。
「もう、美咲姉がおしっこ漏らしたせいで私のベッド台無しだよ。おしっこ出そうならちゃんと言ってよ」
「ごめん…」
でも、あの状況で言えって言われても無理があると思うんだけど。
「責任取ってよね。しばらくそっちのベッドで一緒に寝るから」
一緒の…ベッド…。
「あの…」
「ん?」
「また…クリちゃん苛めるの?」
「また苛めて欲しいの?」
「…。」
実は今もクリトリスがじくじく疼いている。未開発だった性感がいきなり開発されたせいで、
あれだけ弄られてもまだ足りないみたい。
「……今度は優しくしてくれる?」
「それは、お姉ちゃん次第かな」
きゅうん。
クリちゃんが触ってもいないのに勝手に反応して、あそこからとろっとおツユがとけだして、
太ももにつたう愛液に気づいた葵に、
「AVより美咲姉の方がずっとエロくて面白いや」って笑われた。
(おしまい)
「あ、お姉ちゃんおはよー。やっと起きたんだ」
「ちょ…葵、これあんたがやったの?早くほどいてよっ!」
「駄目。せっかく無修正のおま○こが丸出しなのにすぐほどくわけないじゃん。
あー自分以外の見るのほんと久しぶり」
「っ……!」
何故妹がこんなことをするのかというと、思い当たる節は一つしかない。
彼女がいやらしいサイトを見ているのを私が親にちくったせいで、
パソコンに触らせてもらえなくなったのを根に持っているのだ。
「ほんと綺麗なおま○こ。まさに処女って感じ。大体さあ、いまどきAVくらいでがたがた言うなんて
お姉ちゃんカタブツすぎなんだよねー。そんなんだから大学生になっても彼氏できないんだよ」
「そ、そんなの関係ないでしょ!」
「あります。美咲姉も二十歳になったんだからもっとエロいこと勉強した方がいいと思うよ。
せっかくだから私が教えてあげる。美咲姉、『性奴隷』って言葉知ってる?」
「なっ……」
いきなり何て言葉を…
「ふふ、美咲姉でも言葉だけは知ってるんだ。最初はそうしてあげようかと思ったんだけど、
処女を奪うのは可哀想だから、徹底的にクリだけ弄ってクリ奴隷にしてあげる。
まずはこれでね」
そう言って葵が持ち出して来たのは懐かしいシングルサイズのCD。
こんなもの、一体どうやってつかうつもり…?
「これをねえ、美咲姉のクリちゃんに嵌めるんだよ」
嵌めるって言っても私のクリトリスはそんなに大きくない。なんだか全然気持ちよくなさそうなんだけど…。
「なんか怪訝そうな顔してる?大丈夫、皮ごと嵌めるから。つけてみたらわかるよ」
と陰毛をかき分けてCDを乗せる。
ぺと、きゅーっ。冷たいCDを強く押し付けられて、包皮に包まれたままのクリトリスがぷくっと飛び出す。
何だか変な感じ…
ぷにゅ。
「んっ…」
上から指の腹でつままかれると、皮ごしなのにすごく感じる。……なんで…?
普通に皮ごしに弄るのと違って、クリトリスが固定されてるから刺激がダイレクトに伝わるんだ。
しかもそれと同時に穴の縁が擦れて甘痒い刺激を与えてくる。
ぷにゅ。ぷにゅ。ぷにゅ。ぷにゅ。
「んふぅ…くぅ…んんっ…」
「こうやって指で揉むだけでも結構気持ちいいでしょ?でも、もっと凄いことしてあげる」
葵はそう言うとリップブラシとハンドクリームを取り出して、ブラシの先にクリームをたっぷり付ける。
それからCDをずらしてクリ皮を少し引っ掛けられ、半剥けのまま固定される。
チロ。
「やぁっ……!!」
「ふふ、これすごいっしょ?」
チロチロチロチロ。
端から内側へ、まるでクリトリスにお化粧をするみたいに全体にクリームを塗られる。
「ひゃう…やっ…あんっ…らめ…らめぇぇっ…あんっ…ああんっ」
穴に固定され、逃げ場のないクリトリスが筆で蹂躙される。
リップブラシの冷たくざらりとした感覚が縦横無尽に走り、
鼻にかかった声が漏れるのを抑えることもできない。
「あっ…きゃうっ…や…あ…んっ…ひゃうっ…」
「ふふっ、顔真っ赤。ぷるぷるしちゃってかわいー」
筆の腹で下からざらりと撫で上げられる。先でつんつんとつつかれる。
クリ皮の際をチロチロと苛められ、先端をくるくると撫でまわされる。
そのたびにぞくぞくとした快感が走り、体が跳ねる。
「やぁ…もぅ…だめぇ…」
「もう大体クリームついたかな」
「……?」
筆が体から離れる。もうやめてくれるの…?
ぞわり。
「やあっ……っっ!!」
妹は筆を持ち替えただけだった。今度のチークブラシは毛の先端でクリ全体を撫でるから
リップブラシよりもさらに刺激が強い。
ぞわり、ぞわり。ざり。……それで先っぽつんつんしちゃ駄目えぇぇぇぇ!
「も…やめて…感じすぎて…つらいの…クリちゃんいじってもいいから…筆はやめてえぇぇ…」
「えーまだマスカラブラシもあるのに」
「あんなのでやられたら死んじゃうよぉっ!」
「しょうがないなあ」
ようやく筆攻めから開放され、今度は指での愛撫。
人差し指と中指を使って、お箸で卵の黄身をすくうように優しく揉みこまれる。
バタ足するみたいに人差し指と中指を交互に押し付けられる
ぷりゅっ、くにゅっ、にゅっ、きゅううっ、ぷにぷにぷにぷにぷに。
筆に比べると優しすぎて最初はちょっと物足りないかなと思ったけど、そんなことない。
クリトリスの深いところから純度の高い快感がじわじわ滲み出してくる感じがする。
縁に擦れる刺激と合わさって、すごくいい…。
ぷにゅっ、ぷにゅっ、ぷにゅっ、くりゅっ、くりゅっ、ぷに、くにゅくにゅ。
「ん……気持ちいい…クリちゃんいじられるの気持ちいいよう…」
続けざまに揉まれて、擦られて、引っ張られて、クリトリスの色んなところから快感の波が広がっては
全体を飲み込んでいく。
人にクリトリスをこね回されるのが、こんなに気持ちいいなんて…。
「お願い…さきっぽいじってぇ…そこが一番感じるの」
「こう?」
くにゅっ、くにゅっ、くにゅっ、くにゅっ。
「ああん…気持ちいい…」
腰がとろけそう…
「はいおしまい。指はここまでね」
そんな…もうちょっといじってくれたらイけるのに…
「今度はこれで苛めてあげる」
そう言って葵が取り出してきたのは…で、電動歯ブラシ…!!
「駄目、それは駄目!これつけられたままそれ当てられたら、本当におかしくなっちゃう!!」
「おかしくなっていいよ。お姉ちゃんがお嫁にいくまでちゃんとクリ奴隷として可愛がってあげるから」
「そんなの嫌ぁぁぁぁ!!」
「さっきまであんなによがってたくせに。当てるよ?」
「嫌っ、嫌ぁぁ!!」
ヴィィィィィィン。
「ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
いきなり先っぽに押し付けられた!
歯ブラシの裏側とCDの穴に挟みこまれた状態で振動を与えられて、正気でいられるわけがない。
私は足を痙攣させながらあっという間に絶頂に達した。
「はぁっ…はぁっ…はぁっ…はぁっ…はぁっ……ぁぁぁぁぁぁ!」
余韻にひたる間もなく、すぐにまた当てられる。
「やぁっ!らめっ、らめぇっ、イったの!もうイったからっ!」
「徹底的にやるって言ったでしょ?」
「やぁっ、またイっちゃうううう!!!!」
5回イったあたりから回転する玉こんにゃく(チュッ○チャッ○スの玩具を流用したらしい)
なんていうとんでもないものを持ち出してきて、電動歯ブラシとの二刀流で責められはじめた辺りまでは
かろうじて記憶が残っているんだけど、あとのことは全く覚えていない。
気がついたらぐっしょり塗れたベッドの上で、傍らには怒り狂った妹が仁王立ちになっていた。
「もう、美咲姉がおしっこ漏らしたせいで私のベッド台無しだよ。おしっこ出そうならちゃんと言ってよ」
「ごめん…」
でも、あの状況で言えって言われても無理があると思うんだけど。
「責任取ってよね。しばらくそっちのベッドで一緒に寝るから」
一緒の…ベッド…。
「あの…」
「ん?」
「また…クリちゃん苛めるの?」
「また苛めて欲しいの?」
「…。」
実は今もクリトリスがじくじく疼いている。未開発だった性感がいきなり開発されたせいで、
あれだけ弄られてもまだ足りないみたい。
「……今度は優しくしてくれる?」
「それは、お姉ちゃん次第かな」
きゅうん。
クリちゃんが触ってもいないのに勝手に反応して、あそこからとろっとおツユがとけだして、
太ももにつたう愛液に気づいた葵に、
「AVより美咲姉の方がずっとエロくて面白いや」って笑われた。
(おしまい)
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2015/07/21(火)
「やっ……やっぱだめ! やめて」
私は無理矢理彼の顔をM字に開いた足の付け根から引剥がした。
「いつまで経っても舐めるの、慣れないんだね。未奈」
彼が不服そうに言う。
彼との幾分手慣れた情事の途中、私は彼の部屋のベッドに壁にもたれた格好で座らされていた。下着はとっくに脱がされている。
「だあって! くすぐったいような変な感じがして耐えられないんだもん!」
「でも気持ちいいんでしょ? ほら」
そう言って彼は割目にそって指を這わせ、愛液の付いた指を私の目の前に示した。
「うん、気持ちいいけど良過ぎて……やめてっ! てなっちゃうの」
恥ずかしくなって俯きながら答える。
「そっか、じゃあ拒否できなくしちゃえばいいのか」
そう言って彼は悪戯っぽく笑うと、傍にあったタオルを取った。
「痛くしないから」
耳元で囁き、私を正面からだきしめる格好になると、タオルで後ろ手に両手を縛ってしまった。
「今日は好きなだけさせてよ」
彼の言葉にそこからじわっと熱い期待が広がって、襞が、その奥が、蠢くのを感じる。
自然にゆっくり唇を重ねる。柔らかい彼の舌が、私の舌を、歯の裏を、ぬるぬると舐めまわす。さっきまで私の一番敏感なところに触れていた感触。
その感覚に溺れていると唐突に彼が唇を離した。
「……そうだ」
また彼が何か思いついたようだった。傍から離れると、化粧台からスタンド式の鏡を持ってきた。それを斜め前に置き、私の横に顔をくっつけて角度を調整する。
そしてちょうど私の位置から、私のそこが見える角度に固定した。ピンク色に上記した私のそこがひくひくと動いているのが見える。
「よく見える?」
「いやっ! 恥ずかしいよ!」
顔が上気してくるのがわかる。でも鏡から目が離せないでいる自分がいた。興奮が高まってくる。恥ずかしい……。でもすごく興奮する……。
「未奈からもどうされてるのか見えたほうがいいと思って」
彼は、にやっとわらうと耳たぶに口付けて、
「じゃあ、じっとしててね?」
そういうとおへその下からそろそろと唇を這わす。
あっ!」
物足りない刺激に思わずお尻が浮き、腿が閉じそうになるのを彼は両手で押える。
鏡は切なさにとろとろと液のつたうそこを映し出していた。早く、早く一番敏感なそこに刺激がほしい。もじもじと腰が動くのを止められない。
彼はゆっくりと恥丘の上を唇で撫でながらそこに近付いてゆく。そして割れ目の上まで到達すると、二本の指で大きく割れ目を開いた。つうと愛液が垂れる。
真っ赤に充血したそこが鏡越しにはっきりと見えた。ああ、いつもより……
「いつもより膨らんでる」
「やっ!」
自分でも思ったことを、彼の口から聞かされ、奥がきゅうっと収縮する。
「すごい、真っ赤だ。でももう少し待っててね」
彼はそこに話しかけるように言うと舌をのばし、ついに敏感なところに……という期待を裏切り、襞の周りを舐めはじめた。
まだそこには触れない。ひたすら襞の周りの窪みを往復する。襞を唇で挟み、舌で愛撫する。薄く開いた唇から舌が動くのが見える。
それだけでもたしかに気持ちいい、ぞくぞくと快感が押し寄せ、次から次へと蜜が流れ出す。でも……
「あんっ、ねえっ、お願い」
気付くとそんな言葉が口に出ていた。彼は一旦口を離すと、
「なに? お願いって? いってごらん?」
と言った。目がにやけている。
「そこっ触って。意地悪しないで」
「どこどこ?」
完全にからかわれてる、私。でももうそんなことどうでもよくなっていた。
「……クリちゃん…クリトリス…さわってぇ……」
恥ずかしくて腰がもじもじと動く。
「しょうがないな、未奈はえっちな子だね」
そう言って彼は指で敏感な芽の包皮の部分をゆるゆると持ち上げた。ピンと張りつめたそこが外気に触れ、それだけでもピリピリとした快感が走る。
思わず肩が動き、足が閉じそうになるが、タオルの束縛と、がっちりと腿を抑えた彼の腕がそれをさせない。
さらに彼は包皮を上げたり下げたりしてそこを刺激する。
「あっあっあっあっ……」
それだけの刺激でもすぐに達してしまいそうなほど興奮し高ぶっていた。鏡にはどろどろに蕩けたそこが写っている。
彼はつい、と包皮を持ち上げたままにすると、そこに直接舌を当てた。
「いやっ! あぁーっ! 」
待ちに待った刺激に全身が快感に襲われる。舌の柔らかい滑った感触にそこが包まれ、翻弄される。
彼はそのまま剥き出しのそれを加えると口の中で舌を使って捏ねまわす。
捏ねまわしてはチュッチュッと吸いついて刺激する、これを何度も何度も繰り返されるたびに、快感が高まっていく。
「ふぁっ…ふぁ…あっ…あんっ…」
引切り無しに喉から喘ぎ声が漏れ止まらない。もう達してしまいそう。
「はぁんっ……イッちゃうよっ! イッちゃうぅ!」
「いいよ、イッて……」
そう言うと彼はそこを強く吸った。
「あっあっー!」
頭の中が真っ白になり、快感が幾重にも弾けて私は絶頂を迎えた。
end
私は無理矢理彼の顔をM字に開いた足の付け根から引剥がした。
「いつまで経っても舐めるの、慣れないんだね。未奈」
彼が不服そうに言う。
彼との幾分手慣れた情事の途中、私は彼の部屋のベッドに壁にもたれた格好で座らされていた。下着はとっくに脱がされている。
「だあって! くすぐったいような変な感じがして耐えられないんだもん!」
「でも気持ちいいんでしょ? ほら」
そう言って彼は割目にそって指を這わせ、愛液の付いた指を私の目の前に示した。
「うん、気持ちいいけど良過ぎて……やめてっ! てなっちゃうの」
恥ずかしくなって俯きながら答える。
「そっか、じゃあ拒否できなくしちゃえばいいのか」
そう言って彼は悪戯っぽく笑うと、傍にあったタオルを取った。
「痛くしないから」
耳元で囁き、私を正面からだきしめる格好になると、タオルで後ろ手に両手を縛ってしまった。
「今日は好きなだけさせてよ」
彼の言葉にそこからじわっと熱い期待が広がって、襞が、その奥が、蠢くのを感じる。
自然にゆっくり唇を重ねる。柔らかい彼の舌が、私の舌を、歯の裏を、ぬるぬると舐めまわす。さっきまで私の一番敏感なところに触れていた感触。
その感覚に溺れていると唐突に彼が唇を離した。
「……そうだ」
また彼が何か思いついたようだった。傍から離れると、化粧台からスタンド式の鏡を持ってきた。それを斜め前に置き、私の横に顔をくっつけて角度を調整する。
そしてちょうど私の位置から、私のそこが見える角度に固定した。ピンク色に上記した私のそこがひくひくと動いているのが見える。
「よく見える?」
「いやっ! 恥ずかしいよ!」
顔が上気してくるのがわかる。でも鏡から目が離せないでいる自分がいた。興奮が高まってくる。恥ずかしい……。でもすごく興奮する……。
「未奈からもどうされてるのか見えたほうがいいと思って」
彼は、にやっとわらうと耳たぶに口付けて、
「じゃあ、じっとしててね?」
そういうとおへその下からそろそろと唇を這わす。
あっ!」
物足りない刺激に思わずお尻が浮き、腿が閉じそうになるのを彼は両手で押える。
鏡は切なさにとろとろと液のつたうそこを映し出していた。早く、早く一番敏感なそこに刺激がほしい。もじもじと腰が動くのを止められない。
彼はゆっくりと恥丘の上を唇で撫でながらそこに近付いてゆく。そして割れ目の上まで到達すると、二本の指で大きく割れ目を開いた。つうと愛液が垂れる。
真っ赤に充血したそこが鏡越しにはっきりと見えた。ああ、いつもより……
「いつもより膨らんでる」
「やっ!」
自分でも思ったことを、彼の口から聞かされ、奥がきゅうっと収縮する。
「すごい、真っ赤だ。でももう少し待っててね」
彼はそこに話しかけるように言うと舌をのばし、ついに敏感なところに……という期待を裏切り、襞の周りを舐めはじめた。
まだそこには触れない。ひたすら襞の周りの窪みを往復する。襞を唇で挟み、舌で愛撫する。薄く開いた唇から舌が動くのが見える。
それだけでもたしかに気持ちいい、ぞくぞくと快感が押し寄せ、次から次へと蜜が流れ出す。でも……
「あんっ、ねえっ、お願い」
気付くとそんな言葉が口に出ていた。彼は一旦口を離すと、
「なに? お願いって? いってごらん?」
と言った。目がにやけている。
「そこっ触って。意地悪しないで」
「どこどこ?」
完全にからかわれてる、私。でももうそんなことどうでもよくなっていた。
「……クリちゃん…クリトリス…さわってぇ……」
恥ずかしくて腰がもじもじと動く。
「しょうがないな、未奈はえっちな子だね」
そう言って彼は指で敏感な芽の包皮の部分をゆるゆると持ち上げた。ピンと張りつめたそこが外気に触れ、それだけでもピリピリとした快感が走る。
思わず肩が動き、足が閉じそうになるが、タオルの束縛と、がっちりと腿を抑えた彼の腕がそれをさせない。
さらに彼は包皮を上げたり下げたりしてそこを刺激する。
「あっあっあっあっ……」
それだけの刺激でもすぐに達してしまいそうなほど興奮し高ぶっていた。鏡にはどろどろに蕩けたそこが写っている。
彼はつい、と包皮を持ち上げたままにすると、そこに直接舌を当てた。
「いやっ! あぁーっ! 」
待ちに待った刺激に全身が快感に襲われる。舌の柔らかい滑った感触にそこが包まれ、翻弄される。
彼はそのまま剥き出しのそれを加えると口の中で舌を使って捏ねまわす。
捏ねまわしてはチュッチュッと吸いついて刺激する、これを何度も何度も繰り返されるたびに、快感が高まっていく。
「ふぁっ…ふぁ…あっ…あんっ…」
引切り無しに喉から喘ぎ声が漏れ止まらない。もう達してしまいそう。
「はぁんっ……イッちゃうよっ! イッちゃうぅ!」
「いいよ、イッて……」
そう言うと彼はそこを強く吸った。
「あっあっー!」
頭の中が真っ白になり、快感が幾重にも弾けて私は絶頂を迎えた。
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2015/07/20(月)
最初は家のテーブルの角だった。
少し背伸びして押し付けると気持ちよかった。
だんだん刺激が欲しくなって布や指で擦るようになった。
それがいけないことだなんて、いやらしいことだなんて、
『悪魔の乳首』が生えてくるなんて――
知らなかったから。
「検査の結果君が魔女じゃないことはわかったよ。
でも、司祭によればこのまま放っておくと本物の魔女になりかねないそうだ。
だから君にはしばらくここの施設で教育を受けてもらう」
「教育?」
「君が自分で『あれ』をいじるような、いやらしい娘じゃなくなるようにね」
この部屋に連れて来られてから私は鉄の下着を着けられている。貞操帯というやつだ。
本当は戦争に行っている人の奥さんが浮気をしないために着けるものらしいけど、
私の場合は自分でえっちなことをしない為…
具体的には、『魔女の乳首』をいじらない為に着けられている。
ガツン…ガツン…ガツン…ガツン…
「んっ…くぅっ……もう…我慢できないよぅ…」
今日で貞操帯を着けられてから5日目。
それまでほぼ毎日のようにいじっていた私には、局部への甘い刺激が恋しくてたまらない。
直接触れることはかなわずとも、せめて貞操帯越しにゆすって疼きを沈めようと
机にぶつけているのだが、頑丈な金属は脚の付け根に鈍い衝撃を伝えるだけで
肝心なところにはさっぱり当たらない。
こんなのじゃ私、もっといやらしい子になっちゃう…。
「やれやれ…ゴツゴツ音がするから何事かと思って来てみれば…」
「お願い…これ外して、私の『あれ』いじって。私が直接触るんじゃなかったらいいんでしょう?」
「まだ5日だぞ?」
「だって…ずっとこのままにされたら、頭おかしくなりそう…」
「しょうがないな……洗浄のときと同じように枷は嵌めるからな?」
私はこくん、とうなずいた。
お兄さんは枷を持ってきて手足に嵌める。そして壁と床のフックに繋いでいく。両手は上に、両足は左右に。
それから貞操帯の鍵を外し、剥き出しになった股間を濡らした布で優しく拭き清める。
もっと強く擦り付けて欲しい。
「すっかり勃起してるな。この状態だと本物の乳首より大きいんじゃないか?」
「いやっ言わないで…」
「そうはいっても経過を上に報告しないといけないからな」
そう言って私の勃起した『悪魔の乳首』の大きさを測り、報告書に記入する。
恥ずかしくて死にそう…。
「最初は指がいい?」
「うん…」
すっかり剥けかかっている皮を指でつまんで伸ばし、上側の一番感じる部分を皮越しに軽く上下に擦る。
私の反応を見ながら何度も何度も。芯にきゅうっと快感が突き抜ける。
「ひゃああっ、気持ちいいよう…」
くちゅ…くちゅ…
そのうち左右から挟み込んでぷにゅぷにゅと揉み込みながら擦るような動きに変わる。
快感の発生源が全体に広がって、何がなんだかわからない。
「ひあっ…ああっ…やあっ…」
「嫌ならやめるぞ」
「いやっ…やめないで………ひゃうっ!?」
いきなり皮を上に押し上げられ、剥き出しになったところを舐め上げられた。
「っ……!」
そのまま舌で転がされ、畳み掛けるように吸いつかれる。
「……はあっ…はあっ…はあっ…はあっ………もう駄目、イク、イっちゃう………!!」
その瞬間ぱっと離れる。もうちょっとでイケるのに…。
「イキたいか?イカせてやるにはお前の誓約が必要だ」
「せいやく…?」
「お前の望みどおりにただ気持ちよくさせてやるわけにはいかないんだよ。
どうして教育される羽目になったのかという自覚を持ってもらわないとな」
それから私は…自分の局部をいじられながら、
教えられた誓約がきちんと言えるまで、何度も何度も練習させられた。
「私は…自分の股間をいじるのが大好きな…変態です。悪魔の乳首を生えさせた…淫乱な…娘ですっ…んんっ
どうか…私の…『悪魔の乳首』クリトリスを…その手で、懲らしめてくださいっ……あああああああっ…!!」
(了)
少し背伸びして押し付けると気持ちよかった。
だんだん刺激が欲しくなって布や指で擦るようになった。
それがいけないことだなんて、いやらしいことだなんて、
『悪魔の乳首』が生えてくるなんて――
知らなかったから。
「検査の結果君が魔女じゃないことはわかったよ。
でも、司祭によればこのまま放っておくと本物の魔女になりかねないそうだ。
だから君にはしばらくここの施設で教育を受けてもらう」
「教育?」
「君が自分で『あれ』をいじるような、いやらしい娘じゃなくなるようにね」
この部屋に連れて来られてから私は鉄の下着を着けられている。貞操帯というやつだ。
本当は戦争に行っている人の奥さんが浮気をしないために着けるものらしいけど、
私の場合は自分でえっちなことをしない為…
具体的には、『魔女の乳首』をいじらない為に着けられている。
ガツン…ガツン…ガツン…ガツン…
「んっ…くぅっ……もう…我慢できないよぅ…」
今日で貞操帯を着けられてから5日目。
それまでほぼ毎日のようにいじっていた私には、局部への甘い刺激が恋しくてたまらない。
直接触れることはかなわずとも、せめて貞操帯越しにゆすって疼きを沈めようと
机にぶつけているのだが、頑丈な金属は脚の付け根に鈍い衝撃を伝えるだけで
肝心なところにはさっぱり当たらない。
こんなのじゃ私、もっといやらしい子になっちゃう…。
「やれやれ…ゴツゴツ音がするから何事かと思って来てみれば…」
「お願い…これ外して、私の『あれ』いじって。私が直接触るんじゃなかったらいいんでしょう?」
「まだ5日だぞ?」
「だって…ずっとこのままにされたら、頭おかしくなりそう…」
「しょうがないな……洗浄のときと同じように枷は嵌めるからな?」
私はこくん、とうなずいた。
お兄さんは枷を持ってきて手足に嵌める。そして壁と床のフックに繋いでいく。両手は上に、両足は左右に。
それから貞操帯の鍵を外し、剥き出しになった股間を濡らした布で優しく拭き清める。
もっと強く擦り付けて欲しい。
「すっかり勃起してるな。この状態だと本物の乳首より大きいんじゃないか?」
「いやっ言わないで…」
「そうはいっても経過を上に報告しないといけないからな」
そう言って私の勃起した『悪魔の乳首』の大きさを測り、報告書に記入する。
恥ずかしくて死にそう…。
「最初は指がいい?」
「うん…」
すっかり剥けかかっている皮を指でつまんで伸ばし、上側の一番感じる部分を皮越しに軽く上下に擦る。
私の反応を見ながら何度も何度も。芯にきゅうっと快感が突き抜ける。
「ひゃああっ、気持ちいいよう…」
くちゅ…くちゅ…
そのうち左右から挟み込んでぷにゅぷにゅと揉み込みながら擦るような動きに変わる。
快感の発生源が全体に広がって、何がなんだかわからない。
「ひあっ…ああっ…やあっ…」
「嫌ならやめるぞ」
「いやっ…やめないで………ひゃうっ!?」
いきなり皮を上に押し上げられ、剥き出しになったところを舐め上げられた。
「っ……!」
そのまま舌で転がされ、畳み掛けるように吸いつかれる。
「……はあっ…はあっ…はあっ…はあっ………もう駄目、イク、イっちゃう………!!」
その瞬間ぱっと離れる。もうちょっとでイケるのに…。
「イキたいか?イカせてやるにはお前の誓約が必要だ」
「せいやく…?」
「お前の望みどおりにただ気持ちよくさせてやるわけにはいかないんだよ。
どうして教育される羽目になったのかという自覚を持ってもらわないとな」
それから私は…自分の局部をいじられながら、
教えられた誓約がきちんと言えるまで、何度も何度も練習させられた。
「私は…自分の股間をいじるのが大好きな…変態です。悪魔の乳首を生えさせた…淫乱な…娘ですっ…んんっ
どうか…私の…『悪魔の乳首』クリトリスを…その手で、懲らしめてくださいっ……あああああああっ…!!」
(了)
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2015/07/18(土)
私の彼はクリトリスが大好き
その影響で私まで大好きになっちゃった
小さかった私のクリちゃんは、今じゃ指先のように大きくなった
恥ずかしいほど大きくなったクリちゃんだけど、私はけっこう気に入ってる
ほぼ毎日のように指と舌と玩具でいじられて、気持ちよくて幸せだった私にちょっと困った事件が起きた
部屋で後ろから抱っこしながら、いつものようにヒロトは私のクリちゃんにいたずらしている
「え・・・?・・一週間?」
「そ。明日から一週間出張行くことになった マナミのクリはガマンできるかなー?」
ヒロトはそう言って笑いながら指は私のクリちゃんを捕らえて離さない
「はぅん・・いやだよぉ・・・」
「ガマンできなくなったら一人でするんだよ?」
「はぁぅん・・・」
何度触られても蕩けてしまいそうなぐらい気持ちいい
「ほら、わかった?」
軽く爪を立ててクリちゃんを引っ掻く
「あふぅ・・あぁぅっ・・わかったぁ・・・・・ヒロト・・イカせてぇ・・・」
ヒロトはクリちゃんの根元から先っぽに向かって、勢いよく何度も擦りあげた
「んあぁん・・・イクううう・・・・」
ヒロトの腕にしがみついてガクガクしながら果てる
イッてもヒロトの指は動きを止めない
「あああぅっ・・・ダメだよヒロト・・・またすぐイッちゃうぅ・・」
「何度でもイッていいよ マナミのイクときの顔もっと見たい」
「あっああっ・・・イクッ・・イクッ・・・」
腕にしがみついたまま今日何度目かの絶頂を迎える
こんなに気持ちいいのを一週間ガマンできるかな・・・
ヒロトは翌日の朝まで、何度も何度も私のクリちゃんをいじった
「マナミ一人でしたくなったら電話してね」
ふざけたように笑ってヒロトは出かけていった
一日目と二日目はなんとかなった
三日目からクリちゃんが疼いて仕方ない
夜を待ってヒロトに電話をする
『ヒロトぉ・・もう限界かも・・・』
『じゃあさ、今してよ』
『えっ?』
『マナミの感じてる声聞きたい 今どんな格好?』
『いつものキャミとショートパンツだよ』
『もう濡れてる?』
『うん・・・』
『じゃ、下脱いで』
『わかった・・・』
言うとおりに、ショートパンツとパンティを脱ぎ捨てて足を開く
『鏡あったよね あの全身映るやつ あそこの前行って』
『うん・・今鏡の前きたよ』
『座って足広げて クリどうなってる?』
『はぁん・・・いっぱい濡れててピクンピクンってなってる』
『皮めくって剥き出しにしてごらん』
『うん・・・はう・・・』
『真っ赤なクリちゃん出てきた?』
『うん・・・』
『それ好きなようにいじってみ?』
私はそっとクリちゃんを摘んだ
『はふぅ・・』
『どうやって触ってるかちゃんと口に出して説明するんだよ』
『ふぁん・・・今・・摘んだぁ・・』
『摘んだだけ?それだけでいいの?』
『いやっ・・・摘んで擦るぅ・・』
『やってごらん 鏡ちゃんと見て マナミのおっきいクリシコシコして』
『あああっ・・クリちゃんシコシコしてるよぉ・・・』
『マナミいやらしいなぁ クリをシコシコするなんて 男のオナニーみたいだね』
『ヒロトぉ・・・ああぅんっ・・』
『硬くなってきた?』
『ああっん・・・硬くなってる・・・・』
『もっと激しく擦って オレがしてると思ってするんだよ』
『ヒロトぉ・・イキそ・・・』
『マナミイクの?クリシコシコしてイクの?』
『ああぅうっ・・・クリちゃん・・あふっ・・シコシコしてイクッ・・イッちゃうぅっ・・・』
指を速めるとあっという間に昇りつめてしまった
『マナミはもうクリなしじゃダメになっちゃったね』
ヒロトは意地悪そうに笑ってそう言った
確かにクリちゃんが大好きになったけど、それはヒロトがしてくれるからだもん・・・
そう言おうと思ったけれど、あんまり調子に乗らせるのも癪だから言わないでおこう
ヒロトが帰ってくるまであと四日
帰ってきたらいっぱい甘えて、いっぱいクリちゃんを可愛がってもらうんだ
にやけながら、また手はクリちゃんに伸びていた
おわり
その影響で私まで大好きになっちゃった
小さかった私のクリちゃんは、今じゃ指先のように大きくなった
恥ずかしいほど大きくなったクリちゃんだけど、私はけっこう気に入ってる
ほぼ毎日のように指と舌と玩具でいじられて、気持ちよくて幸せだった私にちょっと困った事件が起きた
部屋で後ろから抱っこしながら、いつものようにヒロトは私のクリちゃんにいたずらしている
「え・・・?・・一週間?」
「そ。明日から一週間出張行くことになった マナミのクリはガマンできるかなー?」
ヒロトはそう言って笑いながら指は私のクリちゃんを捕らえて離さない
「はぅん・・いやだよぉ・・・」
「ガマンできなくなったら一人でするんだよ?」
「はぁぅん・・・」
何度触られても蕩けてしまいそうなぐらい気持ちいい
「ほら、わかった?」
軽く爪を立ててクリちゃんを引っ掻く
「あふぅ・・あぁぅっ・・わかったぁ・・・・・ヒロト・・イカせてぇ・・・」
ヒロトはクリちゃんの根元から先っぽに向かって、勢いよく何度も擦りあげた
「んあぁん・・・イクううう・・・・」
ヒロトの腕にしがみついてガクガクしながら果てる
イッてもヒロトの指は動きを止めない
「あああぅっ・・・ダメだよヒロト・・・またすぐイッちゃうぅ・・」
「何度でもイッていいよ マナミのイクときの顔もっと見たい」
「あっああっ・・・イクッ・・イクッ・・・」
腕にしがみついたまま今日何度目かの絶頂を迎える
こんなに気持ちいいのを一週間ガマンできるかな・・・
ヒロトは翌日の朝まで、何度も何度も私のクリちゃんをいじった
「マナミ一人でしたくなったら電話してね」
ふざけたように笑ってヒロトは出かけていった
一日目と二日目はなんとかなった
三日目からクリちゃんが疼いて仕方ない
夜を待ってヒロトに電話をする
『ヒロトぉ・・もう限界かも・・・』
『じゃあさ、今してよ』
『えっ?』
『マナミの感じてる声聞きたい 今どんな格好?』
『いつものキャミとショートパンツだよ』
『もう濡れてる?』
『うん・・・』
『じゃ、下脱いで』
『わかった・・・』
言うとおりに、ショートパンツとパンティを脱ぎ捨てて足を開く
『鏡あったよね あの全身映るやつ あそこの前行って』
『うん・・今鏡の前きたよ』
『座って足広げて クリどうなってる?』
『はぁん・・・いっぱい濡れててピクンピクンってなってる』
『皮めくって剥き出しにしてごらん』
『うん・・・はう・・・』
『真っ赤なクリちゃん出てきた?』
『うん・・・』
『それ好きなようにいじってみ?』
私はそっとクリちゃんを摘んだ
『はふぅ・・』
『どうやって触ってるかちゃんと口に出して説明するんだよ』
『ふぁん・・・今・・摘んだぁ・・』
『摘んだだけ?それだけでいいの?』
『いやっ・・・摘んで擦るぅ・・』
『やってごらん 鏡ちゃんと見て マナミのおっきいクリシコシコして』
『あああっ・・クリちゃんシコシコしてるよぉ・・・』
『マナミいやらしいなぁ クリをシコシコするなんて 男のオナニーみたいだね』
『ヒロトぉ・・・ああぅんっ・・』
『硬くなってきた?』
『ああっん・・・硬くなってる・・・・』
『もっと激しく擦って オレがしてると思ってするんだよ』
『ヒロトぉ・・イキそ・・・』
『マナミイクの?クリシコシコしてイクの?』
『ああぅうっ・・・クリちゃん・・あふっ・・シコシコしてイクッ・・イッちゃうぅっ・・・』
指を速めるとあっという間に昇りつめてしまった
『マナミはもうクリなしじゃダメになっちゃったね』
ヒロトは意地悪そうに笑ってそう言った
確かにクリちゃんが大好きになったけど、それはヒロトがしてくれるからだもん・・・
そう言おうと思ったけれど、あんまり調子に乗らせるのも癪だから言わないでおこう
ヒロトが帰ってくるまであと四日
帰ってきたらいっぱい甘えて、いっぱいクリちゃんを可愛がってもらうんだ
にやけながら、また手はクリちゃんに伸びていた
おわり
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2015/07/17(金)
今日もインターネットで某巨大掲示板を徘徊する
お気に入りはクリトリス責めのスレッド
部屋で一人ドキドキしながら書き込みを見ていると、次第に下半身がジュンとしてきてしまう
(こんなふうにされたい・・・)
そう何度思っただろう
今までの彼氏には恥ずかしくて言えなかった、クリトリスが大好きだってこと
いつももっとしてほしいという気持ちを押し込めてSEXをしていた
毎日クリトリス関連のサイトを探しては一人で慰める日々
けれどもう限界
でもどうする?どうやって相手を探せばいい?
同じ性癖の持ち主を探すのは難しい
やっぱりインターネットかな・・・?
そこで私は色んなサイトを巡り、とあるアダルトなSNSを発見した
掲示板に書き込むより、コミュニケーションがとれそうな気がしたのだ
そうして私はやっと願いを叶えてくれそうな人と出会うことになった
数ヶ月に渡ってお互いのことをたくさん話した
そしてついにその日はやってきた
待ち合わせ場所について携帯で時間を確認する
もうそろそろ来るかな?
いざ会うとなるとやっぱり緊張するな・・・
最初に会ったらなんて言おう
写メと全然違う人がきたらどうしよう
そんなことをぐるぐる考えていると携帯が鳴った
『はい』
『ミカ?ケイゴです。もうすぐ待ち合わせ場所に着くよ。』
『あ、はい。私もう着いてます・・』
『あれがそうかな』
はっとして周りを見ると、携帯で話しながら近づいてくる人がいた
(写メよりかっこいいじゃん)
キュンと胸が高鳴る
なんだかほっとして歩み寄っていく
「ごめんね?だいぶ待たせちゃったかな?」
「ううん。私もついさっき着いたの」
初めて会ったとは思えないほど、普通に話せたことにちょっと感動していると
ケイゴは携帯を切りポケットにしまいながら手を差し出してきた
「さぁ行こうか」
私は自然にその手を握った
そのまま他愛のない話をしながら、目的の場所までブラブラと歩いた
最近新しくできたラブホテル それが私たちの今日の目的地
部屋に入る前にケイゴが言った
「本当にいいの?会って気が変わったなら言ってくれていいよ」
「大丈夫・・ケイゴこそいいの?」
ケイゴはその問いに答えず、ふっと笑うと突然キスをしてきた
なんだか体の力が抜けて、ケイゴにもたれかかるようにして抱きついてしまう
彼はそんな私を優しく抱きしめて、部屋の扉を開けた
部屋に入るとケイゴはまたキスをした
ソファに座り何度もキスしながら、少しずつ裸にされていった
「ミカ キレイだよ」
恥ずかしくて腕で体を隠すと、ケイゴが私の両腕をつかみ広げた
胸がプルンと露になる
「やっ・・」
もうすでに尖りはじめてる胸の先に、ケイゴの舌が触れる
「はぁん・・・」
その舌は徐々に下降していき、もうすぐクリトリスというところで
「ミカの全部見せて」
ケイゴはそう言って私の割れ目にそっと手を当て左右に開いた
「ああっ・・・いやっ・・」
そこはもう、恥ずかしい液体で溢れているのが自分でもわかっていた
「ミカの言ってた通り、クリトリス大きいね」
「やっ・・・」
ケイゴはそこに触れてはくれず、ひたすらに観察しているようだった
「ミカ、クリトリスの先っぽが見えてるよ」
「はぅっ・・・そんなに見ないでぇ・・」
「ヒクヒクしてきちゃったね どうしよっか?」
「ぁぁ・・ミカのクリトリスいじって・・いっぱいいじってぇ・・・」
「よく言えました。それじゃミカたくさんいじってあげるから自分で割れ目広げて?」
「ぅん・・・」
私は言われた通りに割れ目を思い切り広げた
「クリトリス飛び出ちゃってるね」
「はふぅ・・」
ケイゴは飛び出したクリトリスにキスをした
「ああんっ・・・」
キスされただけで体がビクッとしてしまう
「ミカかわいいよ いっぱい気持ちよくなってね」
そう言うとクリトリスに吸い付いた
「あうっ・・はぁん・・・」
ケイゴはクリトリスから舌を離すと、人差し指と中指でクリトリスを挟むと上下に擦った
「ああああっ・・・だめっ・・それだめぇ・・イッちゃう・・イクッ・・イクぅ・・」
突然の強い刺激で一気に絶頂を迎えてしまった
「はぁ・・・はぁ・・」
「ミカイッたの?」
「うん・・・イッちゃった・・・」
ソファでぐったりしている私を抱きかかえてベッドに運ぶと、冷たい飲み物を持ってきてくれた。
一息ついてると
「まだまだ終わらないよ ミカ道具持ってきてくれた?」
私はコクンとうなずくとカバンの中からビニールバッグを取り出した
「見ていい?」
ケイゴはビニールバッグの中身をのぞいた
「ローターに電動歯ブラシ、ヒモに筆にタコ糸・・ミカいつもこれでクリオナニーしてるんだよね?」
「うん・・・」
彼は道具を眺め、タコ糸を手に取った
「またさっきみたいにクリトリス丸出しにしてよ」
「うん・・・・・」
私は言うとおりに割れ目を思い切り広げると、少し苦戦しつつもクリトリスを縛ってくれた
「あは ちっちゃいさくらんぼみたい」
そういって縛られたクリトリスをツンツン弾く
「んあんっ・・」
イッたばかりのクリトリスは、縛られて更に充血して敏感になっている
そのクリトリスを今度は筆で何度も何度も擦られた
「あふっ・・」
イキたくてもイケない筆の刺激にあそこはトロトロになっている
「ミカのクリトリスパンパンになってる はちきれちゃいそうだよ」
「あぅっ・・・はぁん・・もっと・・・もっとしてぇ・・・」
「ここにローターあてたらどうなっちゃうのかな?」
ヴィィィィンとローターの振動音が聞こえてきたと思ったら、強烈な快感がクリトリスを襲った
「あああああっ・・イクぅ・・イッちゃうぅ・・」
今にも絶頂を迎えるというところで刺激が遠のく
「ふぁ・・・」
そしてまたすぐ快感がやってくる
ヴィィィン
「あぅうううっああっ・・・イク・・イクぅ・・クリトリスイクぅ・・・・」
体をビクンビクンさせながらイッてしまう
イッたのに刺激が遠のかない
「ああああっ・・・だめっ・・イッたの・・・イッちゃったからもうだめぇ・・」
ガクガクしてくるのが自分でもわかる
「ああんっ・・ああああ・・オシッコでちゃう・・だめぇえ・・」
そこで意識が途切れた
気がつくとケイゴが腕枕をしてくれていて、優しい目で私を見ていた
「ミカ気持ちよかった?」
「う、うん・・・私どうなったの・・?」
「失神した 潮噴きながら」
「うそ・・・潮なんか今まで噴いたことないのに」
「ほんとに?」
ケイゴはなぜか嬉しそうに言う
そしてやっと自分の下半身の違和感に気づいた
「なにこれ・・・」
「股縄 動くと根元が擦れるように縛ったんだ」
私の持ってきたヒモでキレイに股縄をされていた
割れ目を通る二本のヒモの間にクリトリスが挟まっている
ケイゴは私を四つん這いにさせた
「挟まってるクリトリスが丸見えになってるよ」
「やんっ・・」
「ミカの一番好きなオモチャでかわいがってあげる」
電動歯ブラシを手に取りスイッチを入れると、歯ブラシの裏側をクリトリスにあてた
「ひっ・・ああうっ・・・」
思わず腰を振ってしまう
「気持ちいい?腰振るとクリトリスいっぱい擦れるねぇ」
「あああんっ・・気持ちいい・・気持ちいいよぉ・・」
「ヌルヌルしたのいっぱい出てきちゃったからキレイにしようね」
そういうとブラシのほうをクリトリスにあてた
「んああああああああっ・・・」
「ヌルヌルがとれないね 強にして擦ってみようか」
「ひっ・・あああああああんっ・・・イク・・イクぅ・・歯ブラシに擦られてイッちゃう・・」
激しく腰を振りながらイッてしまった
「ミカは本当にクリトリスが好きなんだね」
ぼーっとする頭で答える
「ミカクリトリス大好きぃ・・・」
「俺だけのクリトリスにして毎日いじめたいな」
「うん・・毎日いっぱいいじってぇ・・」
こうしてやっと私はずっと探していた人に出会えたのでした
おわり
お気に入りはクリトリス責めのスレッド
部屋で一人ドキドキしながら書き込みを見ていると、次第に下半身がジュンとしてきてしまう
(こんなふうにされたい・・・)
そう何度思っただろう
今までの彼氏には恥ずかしくて言えなかった、クリトリスが大好きだってこと
いつももっとしてほしいという気持ちを押し込めてSEXをしていた
毎日クリトリス関連のサイトを探しては一人で慰める日々
けれどもう限界
でもどうする?どうやって相手を探せばいい?
同じ性癖の持ち主を探すのは難しい
やっぱりインターネットかな・・・?
そこで私は色んなサイトを巡り、とあるアダルトなSNSを発見した
掲示板に書き込むより、コミュニケーションがとれそうな気がしたのだ
そうして私はやっと願いを叶えてくれそうな人と出会うことになった
数ヶ月に渡ってお互いのことをたくさん話した
そしてついにその日はやってきた
待ち合わせ場所について携帯で時間を確認する
もうそろそろ来るかな?
いざ会うとなるとやっぱり緊張するな・・・
最初に会ったらなんて言おう
写メと全然違う人がきたらどうしよう
そんなことをぐるぐる考えていると携帯が鳴った
『はい』
『ミカ?ケイゴです。もうすぐ待ち合わせ場所に着くよ。』
『あ、はい。私もう着いてます・・』
『あれがそうかな』
はっとして周りを見ると、携帯で話しながら近づいてくる人がいた
(写メよりかっこいいじゃん)
キュンと胸が高鳴る
なんだかほっとして歩み寄っていく
「ごめんね?だいぶ待たせちゃったかな?」
「ううん。私もついさっき着いたの」
初めて会ったとは思えないほど、普通に話せたことにちょっと感動していると
ケイゴは携帯を切りポケットにしまいながら手を差し出してきた
「さぁ行こうか」
私は自然にその手を握った
そのまま他愛のない話をしながら、目的の場所までブラブラと歩いた
最近新しくできたラブホテル それが私たちの今日の目的地
部屋に入る前にケイゴが言った
「本当にいいの?会って気が変わったなら言ってくれていいよ」
「大丈夫・・ケイゴこそいいの?」
ケイゴはその問いに答えず、ふっと笑うと突然キスをしてきた
なんだか体の力が抜けて、ケイゴにもたれかかるようにして抱きついてしまう
彼はそんな私を優しく抱きしめて、部屋の扉を開けた
部屋に入るとケイゴはまたキスをした
ソファに座り何度もキスしながら、少しずつ裸にされていった
「ミカ キレイだよ」
恥ずかしくて腕で体を隠すと、ケイゴが私の両腕をつかみ広げた
胸がプルンと露になる
「やっ・・」
もうすでに尖りはじめてる胸の先に、ケイゴの舌が触れる
「はぁん・・・」
その舌は徐々に下降していき、もうすぐクリトリスというところで
「ミカの全部見せて」
ケイゴはそう言って私の割れ目にそっと手を当て左右に開いた
「ああっ・・・いやっ・・」
そこはもう、恥ずかしい液体で溢れているのが自分でもわかっていた
「ミカの言ってた通り、クリトリス大きいね」
「やっ・・・」
ケイゴはそこに触れてはくれず、ひたすらに観察しているようだった
「ミカ、クリトリスの先っぽが見えてるよ」
「はぅっ・・・そんなに見ないでぇ・・」
「ヒクヒクしてきちゃったね どうしよっか?」
「ぁぁ・・ミカのクリトリスいじって・・いっぱいいじってぇ・・・」
「よく言えました。それじゃミカたくさんいじってあげるから自分で割れ目広げて?」
「ぅん・・・」
私は言われた通りに割れ目を思い切り広げた
「クリトリス飛び出ちゃってるね」
「はふぅ・・」
ケイゴは飛び出したクリトリスにキスをした
「ああんっ・・・」
キスされただけで体がビクッとしてしまう
「ミカかわいいよ いっぱい気持ちよくなってね」
そう言うとクリトリスに吸い付いた
「あうっ・・はぁん・・・」
ケイゴはクリトリスから舌を離すと、人差し指と中指でクリトリスを挟むと上下に擦った
「ああああっ・・・だめっ・・それだめぇ・・イッちゃう・・イクッ・・イクぅ・・」
突然の強い刺激で一気に絶頂を迎えてしまった
「はぁ・・・はぁ・・」
「ミカイッたの?」
「うん・・・イッちゃった・・・」
ソファでぐったりしている私を抱きかかえてベッドに運ぶと、冷たい飲み物を持ってきてくれた。
一息ついてると
「まだまだ終わらないよ ミカ道具持ってきてくれた?」
私はコクンとうなずくとカバンの中からビニールバッグを取り出した
「見ていい?」
ケイゴはビニールバッグの中身をのぞいた
「ローターに電動歯ブラシ、ヒモに筆にタコ糸・・ミカいつもこれでクリオナニーしてるんだよね?」
「うん・・・」
彼は道具を眺め、タコ糸を手に取った
「またさっきみたいにクリトリス丸出しにしてよ」
「うん・・・・・」
私は言うとおりに割れ目を思い切り広げると、少し苦戦しつつもクリトリスを縛ってくれた
「あは ちっちゃいさくらんぼみたい」
そういって縛られたクリトリスをツンツン弾く
「んあんっ・・」
イッたばかりのクリトリスは、縛られて更に充血して敏感になっている
そのクリトリスを今度は筆で何度も何度も擦られた
「あふっ・・」
イキたくてもイケない筆の刺激にあそこはトロトロになっている
「ミカのクリトリスパンパンになってる はちきれちゃいそうだよ」
「あぅっ・・・はぁん・・もっと・・・もっとしてぇ・・・」
「ここにローターあてたらどうなっちゃうのかな?」
ヴィィィィンとローターの振動音が聞こえてきたと思ったら、強烈な快感がクリトリスを襲った
「あああああっ・・イクぅ・・イッちゃうぅ・・」
今にも絶頂を迎えるというところで刺激が遠のく
「ふぁ・・・」
そしてまたすぐ快感がやってくる
ヴィィィン
「あぅうううっああっ・・・イク・・イクぅ・・クリトリスイクぅ・・・・」
体をビクンビクンさせながらイッてしまう
イッたのに刺激が遠のかない
「ああああっ・・・だめっ・・イッたの・・・イッちゃったからもうだめぇ・・」
ガクガクしてくるのが自分でもわかる
「ああんっ・・ああああ・・オシッコでちゃう・・だめぇえ・・」
そこで意識が途切れた
気がつくとケイゴが腕枕をしてくれていて、優しい目で私を見ていた
「ミカ気持ちよかった?」
「う、うん・・・私どうなったの・・?」
「失神した 潮噴きながら」
「うそ・・・潮なんか今まで噴いたことないのに」
「ほんとに?」
ケイゴはなぜか嬉しそうに言う
そしてやっと自分の下半身の違和感に気づいた
「なにこれ・・・」
「股縄 動くと根元が擦れるように縛ったんだ」
私の持ってきたヒモでキレイに股縄をされていた
割れ目を通る二本のヒモの間にクリトリスが挟まっている
ケイゴは私を四つん這いにさせた
「挟まってるクリトリスが丸見えになってるよ」
「やんっ・・」
「ミカの一番好きなオモチャでかわいがってあげる」
電動歯ブラシを手に取りスイッチを入れると、歯ブラシの裏側をクリトリスにあてた
「ひっ・・ああうっ・・・」
思わず腰を振ってしまう
「気持ちいい?腰振るとクリトリスいっぱい擦れるねぇ」
「あああんっ・・気持ちいい・・気持ちいいよぉ・・」
「ヌルヌルしたのいっぱい出てきちゃったからキレイにしようね」
そういうとブラシのほうをクリトリスにあてた
「んああああああああっ・・・」
「ヌルヌルがとれないね 強にして擦ってみようか」
「ひっ・・あああああああんっ・・・イク・・イクぅ・・歯ブラシに擦られてイッちゃう・・」
激しく腰を振りながらイッてしまった
「ミカは本当にクリトリスが好きなんだね」
ぼーっとする頭で答える
「ミカクリトリス大好きぃ・・・」
「俺だけのクリトリスにして毎日いじめたいな」
「うん・・毎日いっぱいいじってぇ・・」
こうしてやっと私はずっと探していた人に出会えたのでした
おわり
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2015/07/16(木)
「ふ…ふぅ、はぁっ…ん…」
下半身から湧き上がる感覚が
ゾクゾクとするものからズキズキするものに変わった
目の前の鏡に写る乱れた巻毛の間から
あたしの髪よりはるかに明るい毛先を散らせ
執拗にあたしの首筋に舌を這せる
「セーンセ? 顔上げなよ」
「…んっ…っ」
「顔上げなってば、自分の顔ちゃんと見なきゃ…」
少し顔を上げ、霞む視界に意識を傾ければ
目を背けたくなるような自分の姿と楽しそうに笑う自分の生徒
******
この夏が勝負…かぁ
大学受験を控えた高校生が、高校最後の夏を嘆く気持ちが少しわかる気がした
高校最後の夏を遊び倒したお陰で教師になれなかったあたしが
今になって、そんな事を考えるのもおかしなものだ
時計を見れば22時…まったく湿度も温度もさがらない夏の夜
夜道で考えるには、すこし重い内容
不快な湿度と汗ばんだ肌から早く解放されたくて
自分の車が停まる駐車場に向かった
ドアを開け荷物を投げ入れる
手をかけたままのドアを閉めようとした時
"ガシャン、ガシャン"
耳に突き刺さるような金属音、身体がビクリと硬くなる
目を凝らせば、駐車場脇の駐輪場に人影が一つ
強盗? いや、駐輪場だし…泥棒?
ここは塾の敷地内
講師の自分も外部の人間には、それなりの権限がある
あたしは、慌てて車のエンジンをかけると駐輪場に向かってライトを照らした
「ちょっと! アンタなにしてんのっ? 自転車泥棒?!」
人影の正体を確かめる間も無く、あたしは怒鳴った
「ちょ、ちょいまち…まっぶしーなぁ」
聞き覚えのある声に、あたしは顔を歪ませた
良く見ればライトが照らす人影の主は制服だ
「え…なに…してんの…?」
「だぁからー、まぶしいってば…センセ」
窓から顔を出し目を凝らせば、自分の受け持つクラスの生徒だった
大声で怒鳴った事に少し恥ずかしさが湧き上がる
「武田くん?」
「ピンポーン、正解です」
「正解です、じゃなくて…なにしてんの君…」
ライトを消すと、おぼつかない足取りの彼は
あたしの車に近づき、あたしの鼻先まで顔を寄せると
「コンタクト、落としまし…」
「あーぁ、やっちゃったか」
この子の人懐こさは、とても好きだった
ピリピリとする季節でもマイペースを崩さない
かといって誰かの勉強を妨げる程に騒ぐ訳でもない
「そんなに視力悪いの? いくつ?」
「んっとねぇ…センセのシワが、ここらで見える位かな」
彼は、車から1m程離れながら言う
シワって…頼むよ、少年…
「あっそ、んじゃ大丈夫だね…気をつけて帰っ…」
「ちょ、まったァ! すみません…でしたっ!」
「君さァ…年頃の女性相手にんな事いうと首絞められるよ?」
「ちょっと、反省した」
理由は暑かったからだ
この窓から入り込む車体から放出される熱が我慢できなかった
エアコンを全開にするも、開け放たれた窓のおかげで…まったく意味が無い
「家…どこ?」
「五丁目の…」
「んじゃ、いいわ送ってったげるわよ」
「マジで? ホントに?」
「気が変わる前にさっさと乗って」
良く考えれば判ったはずだ
クラスの後方から、一度も不満を漏らす事なく授業を受けていた彼
夜道に躓く程の視力なのかどうかなど…
「あぁーっ、あっちーよねー」
「夏だしね」
「不満そうな声だよね」
「本日最後のお仕事が自分の生徒の送迎じゃ…ね?」
人の不満など聞き流し、胸元のボタンを外したシャツを
パタパタと仰がせる彼は鼻歌交じりに外を眺めていた
「あ、そうだセンセ! 送って貰ったお礼にさ…」
「なによ?」
「A.シュレィヴの原版貸そうか?」
「え? 武田君、英語得意だったっけ?」
「学校と塾では不得意、自宅に帰ると得意になる」
驚いた…別に頭が悪い印象があった訳でもない
かといって、和訳しながら英書を読むほどに
長けているという印象もなかった
そう、まったく特別な素振りがなかった事に驚いた
「なんか驚いたな…英書とか興味あったの?」
「んー興味がある無いは別として本棚一個全部英書」
「すっごい!」
「っても、俺の趣味じゃなく…親父のだけどね」
「武田君のお父様…何してる人?」
生徒の家庭に興味を持ったのはこれが初めてだった
「半分、海外勤務だから帰国の度…お袋と俺にお土産」
「あぁ、お母様も読むんだ?」
自分が探していた英書と、意外にも自分の想像を超えた一面を見せた教え子に
暑さに不快を感じてイラつくいていた、あたしの顔が綻んだ
「ここでいいの?」
「うん、ここでいい…あ、車ソコに入れて待ってて?」
「エンジン…切った方がいいかな?」
「あ~出来ればそうして貰えると…って、本棚見る?」
「え?」
「他にも、探してたのあるかもよ? 俺読みかけのは今無いし…」
教え子宅にお邪魔する時間は、とうに過ぎている
でも、本棚一杯の英書…そして彼の見せた意外な一面に
あたしの判断力は半分以下に低下していた
「すっご…」
大きな本棚一面が英書、深夜の教え子宅じゃなければ
その場に山積みにしながら手に取り騒いだはず
「子供じゃないんだから」
「いや、凄いよコレ…あたし、お父様と趣味が一緒!」
背表紙を、上から指でなぞりながらタイトルを辿る
全部持って帰りたいという、バカな衝動を抑えつつ数冊抜き取り
「武田君、これとこれ…貸して貰っても平気?」
振り返ると、間近に迫る彼の顔があった
「うわっ、なっ…びっくりした…」
「車から部屋に連れ込むの、どうしようか悩んでたんだよねぇ…」
「えっ、な…なに…? 本っ、決まったから…あたし帰っ」
あたしの髪の毛をくるくると遊びながら微笑む彼
自分の置かれた状態が、素早く脳に流れ込む…弾かれた答えは"危険"
「なにっ、言ってる…の?」
「せっかく来たんだしさぁ、そんな急いで帰らなくても…ねぇ?」
「おっ…親御さん呼ぶわよっ?」
「残念、親父留守の間って、あの女ほっとんど家に居ないんだよね」
お袋から"あの女"と呼び変えた彼の顔は、もう教え子の顔ではなかった
ジリジリと迫られる距離に後退すると、踵が本棚にあたる
「本、ここで読めば? センセの和訳聞かせてよ?」
「ふざけないでっ! 悪ふざけが過ぎるわ!」
迫る彼の胸を押し返し
あたしは急いで部屋のドアを開け、玄関に繋がるリビングのドアに手をかける
勢い良く開け放った途端、ドンッと何かにぶつかり景色が遮られた
「ざーんねん、書斎にあるクローゼットのドアは3箇所…先回り成功」
こんな…楽しそうに笑う彼を、あたしは知らない
正面からウェストに回された腕に半ば引きずられる様
彼の部屋に引きずりこまれ、身体を投げ出された
「い、た…ぃっ」
「痛い思いすんのより、気持ちイイ方がいいでしょ?」
「ふざけ…」
「ふざけてないってば、あ…痛い方が好みなら暴れれば?」
床に投げ出されたあたしの身体を後ろから抱え込み
後ろ手に纏められた両手首を片手で押さえながら
あたしの腰のベルトを外し、器用に手首を拘束する
投げ出された足に、自分の足を絡ませ力を込め左右に開く
「あー失敗、ストッキング脱いでからにすれば良かったか…
邪魔だね…あ、あの女が持ってるし破っても問題無いね」
開かれる事に抵抗する力を込めた、あたしの内腿が小刻みに震える
ストッキングの継ぎ目、あたしの中心部分を指がなぞり上げた瞬間
"ビビッ"と、ナイロンの引き千切れる音が部屋に響いた
「何考え…てんのよっ!」
「んー何も? 年頃じゃん俺、そんな年頃の男の前でさ
んな短いスカート履いて、いい香りさせて…センセ無防備過ぎ」
その言葉に首を捻り、睨み上げると顎を掴まれ唇が重なる
抵抗しながらもがき緩む唇に舌の感触と口の中に流れ込む唾液
角度を変えながら犯される舌、拒みながら交わす口付けに息が苦しくなった頃
彼の指が破けたストッキングの感触と肌の感触を比べるように内腿を這い回り出した
「ふうっ、んっ…んっ」
這わされた指の感触に鳥肌がたつ
重なる唇からくぐもった声が漏れると、彼は掴んだ顎を少し緩めた
あたしの舌先に彼の唇の感触…思い切り噛み付いてやった
「っつ、いってぇ…」
「いい加減にしなさいよね…」
口内に血の味が広がる…
哀しい事に、今あたしが出来る精一杯の抵抗がソレだ
お互い楽しく…ってワケには、いかないみたいだね」
口元の血を拭った彼は、あたしの背後から離れ
カーテンを束ねた紐を解くと、あたしの足首に巻きつけ
その先をベットの足に結ぶ
「あー俺バカだ、またストッキングとかスカート…まぁいいか
脱ぐだけしか方法が無いわけじゃないし…ね? セーンセ」
片足ダケが自由でも…何も状況は変わらなかった
置かれたテーブルなどがガタガタと部屋の壁際に移動されると
あたしの座る場所の前には大きな引き戸のクローゼット
「俺の部屋はウォークインじゃないんだよ…でもね」
ガラガラと引き戸を開ければ引き戸一枚が大きな鏡
鏡越しに彼を睨めば、いつも教室で見慣れた笑顔があった
「まずさ、邪魔モンどうにかしようよ」
背後から、あたしの肩に乗せられる手に力が篭った
横に倒れるあたしのスカートに手を入れ、千切れかけたストッキングを毟っていく
"ビリビリ"と繊維を引き千切り、スカートの中に残されたのは下着だけ
…その下着に指がかかる
「イヤァァァ、やめっ、やめてっ!」
「あのさセンセ…気がついて無いかもだけど…アレわかるかな?」
鏡越しに指された先には、照明を反射した小さな機械
それが何なのか判るまでに…たいした時間は必要なかった
「デ…ジ…カメ?」
「別にバラ巻いたりするつもり無いよ、ただの保険」
「保険…」
「そんなに防音甘くないけど、流石にずーっと騒がれると困るんだよね」
口元に指をあて、まるで子供を制すような仕草を見せる彼に
あたしの身体全体の力が抜けていった
繋がれた足首に絡まる丸まった下着
ウェストまでたくし上げられたスカート
鏡の前、まるで見てくださいと言わんばかりに足を開くあたし
背後の彼から伸びた足が太腿を制し身動きが出来ない
「騒ぐのは困るけど、適当に喘いでくんないとツマンナイから頼むわ」
開かれる足の間に指が添えられる
ぱっくりと口をあけたソコの輪郭をなぞる様に指が動くと
寒気とは違った何かが背筋に走った
執拗に何度も何度も繰り返される僅かな刺激
あたしの腰は左右に動き、その指から逃れようともがく
肩に顎をのせ、行為の一切を眺める彼が薄っすらと笑みを浮かべた瞬間
ただ輪郭をなぞっていた指が、徐々に体積を増したクリトリスの表面を掠めた
「はあっ…くっ、あぅっ…」
微かに触れているのか、ただの空気の動きなのか
そんな位置に固定された彼の中指は、ゆっくりゆっくりと円を描く
ビクリと身体が硬直し、ソコから拡がる刺激に背中が仰け反った
「んんっ…はぁっ、やっ…やぁっ」
左右に揺れる腰の動きが小刻みになると
うっすらと赤く染まったクリトリスを親指で上下に弾き始める
「はあっ! あっ、あっ、やあっ! んっ…ぁっ」
中心に添えられ開脚を助けていた片手が
あたしの上半身を力強く抱き込んだ途端
まるで何かを小削ぎ落とす様に動く親指の速さが増した
「んああっ…あっ、ぁっ…んっん…くっ…」
前屈みになりその刺激から逃れようとするも
押さえつけられた腕の力で逃れられない
ビクビクと痙攣を起し、受け止めきれない刺激が絶頂をよぶ
肩で息をつぎながら、肩越しに微笑む彼を睨む
体内に残る、悔しいほどの快楽に唇を噛み締めると
視線はあたしを捕らえたまま、首筋を舐め上げ笑った
首筋から甘い刺激が走り、身体の中心が収縮すると
開いたまま指の添えられる部分から、トロリと艶のある体液が吐き出され
「うっは、今の見た? ねぇ? 溢れた瞬間みちゃった」
「…っ」
「ちゃんと見なよ、自分のカッコ」
僅かな痛みを伴う力で、後ろ髪を掴まれ
グイッと引かれれば、鏡越しに視線がカチ合う
悔しかった…言葉に出来ない思いが泪になり頬を伝う
「あれ? ナニ泣いてんの? ツーマンナイって…」
耳元で嘲笑う声、その声に表現しがたい怒りが込み上げ
鏡越しの彼めがけて唾を吐き捨てると
「俺さ、生意気な女だっきらいなんだよね」
「気が合うわね、あたしも…変態じみたガキは大嫌い」
「そうやって…イキがってなよ、今にそんな口きけなくなるよ」
冷たく言い放ち、あたしの背後から立ち上がると
解いた反対側のカーテンから、もう1本の紐を取り
自由の利く片足を括り、天井から伸びたフリーラックのパイプに結ぶ
鏡に映る角度では無くなったものの、状況は悪くなっただけだった
僅かに膝を立てられる遊びがあるだけで開脚は変わらない
開かれた足の間に屈み、あたしの顔を覗き込み
「良いモン持って来くるから…まっててね、センセ」
そう言い残し、部屋から出て行った
半ば、放心したあたしの前
いつの間にか戻ってきた彼は言う
「ねぇセンセ…コレわかる?」
目の前に出されたのは、シート状の錠剤
あたしは全身の血の気が退いた
「やっ…」
「大丈夫、常用性とかすっげぇ低いし飲用じゃないから…」
「やだっ、やめてっ!」
必死に首を振りながら、訴えた時
彼の机に置かれた携帯が鳴った
「あ、タケシ? 丁度よかった…あの錠剤って何錠までイケる?」
携帯を片手に、プチプチと弾き出される錠剤
あたしは、ただただ…彼の指で遊ばれたその錠剤を見つめていた
「わかったサンキュ…着いたら連絡頂戴、多分朝までこのままだから」
会話の終わった携帯が放りなげられると
彼は、あたしの目の前に屈み込む
「1錠だと気持ちが良くて、2錠だと天国だって…」
唇が震えたあたしは、何も言葉に出来ずそれを聞いていた
「3錠で人によってはバカになるらしくてね…
それ以上はヤバイみたいだけど…何錠食いたい?」
「やっ…やだ、ホントにやだっ…」
「答えないと、強制的に3錠コースね? 3錠食うと…
流石に俺一人じゃどーもなんないけど、その内…助っ人くるかもしんないから」
頬を泪が伝う…
しゃくりあげた嗚咽で言葉にならなくなった
「泣いてたら面白くないってば、センセ泣かないで?」
「や…っ、くすっ…り、やめて…お願、いっ」
「だから…3錠食わされたく無いなら何錠がいいかって聞いてんの」
答えは、選択するほどありはしなかった
「い、…ひっ、いちっ、いちじょ…ぅ…」
「リョーカイ」
内側から膝を左右に開かれると、既に乾きはじめた中心に指が添えられた
中指が乾いた皮膚を巻き込みながら窪みに埋まってゆく
軽い痛みが早足で駆け抜けると、僅かに背中が仰け反る
引きずり出された中指には僅かに絡みつく体液
疼きの収まったクリトリスにその指を滑らせゆっくり上下に擦りだす
「んっ…ん、あぅっ…ふっあ…」
「今もっと気持ちよくなるからさ…ね?」
まるでじゃれる子犬と遊んでいるかのように、指先がクリトリスを弾く
治まった痺れが、再び蘇り身体を熱く昇らせた
弾かれる度、クチュクチュと水音が響きだす
彼は「こんなモンでしょ」と呟き、濡れた指に小さな薬をのせ
「わりと即効みたいよ? これ食ってセンセも楽しまないと」
「やっ…やぁっ、やめっ…やめてっ!」
指に張り付いたソレは、体液の溢れる口に宛がわれ
あたしの意思とは裏腹に、なんの抵抗も無くその指を飲み込んだ
2~3度中で動いた指は、あっさり引き抜かれ
「はい、完了」
そう言った彼は、真正面の壁に背中を預け黙ってあたしをみつめる
溶け出した錠剤が粘膜を伝い、あたしの身体に効果が現れまで
差ほど時間はかからなかった
ジワジワと熱くなる下半身
いや、下半身じゃない…下半身の一部分
自分で腰を揺らした時の空気が触れるだけで、気が遠くなる
「ぁっ…んっ、くぅっ…ふぁ…」
「はやっ! ホントに即効…」
「んっ…んんっ、っ…」
「センセ…ちょっと見せて?」
だらしなく開いた膝を更に押し開かれ
彼はあたしの中心を覗き込む
「うっは…コレすごいよ、センセ…」
「はぁ…ん…やっ、み…みない…でっ…」
「見られてるダケでも、ヤバそうだもんね…ココにイイモンあげよっか」
覗き込んだ姿勢のまま、上目遣いに笑い
はちきれそうなクリトリスを摘んだ
「いっ! うぁっ…あ、あ、くっ…」
目の前が真っ白になってゆく
目を閉じ身体を硬くしたままのあたしに、異音が響く
部屋中の空気の動きすら、過敏になった自分の身体に快楽を与える
意識の中では拒んでいても、身体に拡がった薬物からの快楽
自分の意思とは無関係に、刺激を欲しがる腰が揺れた
項垂れたあたしの顎を掴み顔を覗き込む彼
「彼女にさー買ってきたヤツなんだけど、センセのが喜びそうだから」
「…」
「ここ…寂しそうだしね」
すっと足の間に差し込まれた指がクリトリスを撫で上げた
「んぁっ、んっ、あっ…やっ、やめっ…」
「まだまだ余裕ありそうだね? もう1個食ってからにしよっか」
「やっ、も…やぁっ」
「これ食ったら、もうヤダとか思わなくなるってば」
新たに飲み込んだ薬が溶け出した頃には
もう全てがどうでもよくなっていった
「やぁっ…あっ、あつ…いっ」
「効いてきたみたいね?」
「あついっ、んっ…身体が…」
微熱に似たダルさが体中を包んだ
そのダルさでフワフワと宙を彷徨うような感覚の中
あたしの中心とクリトリスには、ズキズキと甘く疼き
ほんの僅か内股に力を入れるだけでも
疼いた中心から拡がる刺激に泪が出そうだった
「セーンセ、我慢出来ないって顔してるよ」
「あっ、んぁ…、あっぃ…」
「何処が熱いの?」
「アソ…コがっ、熱く…て」
先程から異音を放っていたモノが、あたしの目の前に突きつけられた
それが何かわかった瞬間、きっとあたしの顔は飢えた雌の様だったに違いない
「これ…わかるよね? これで楽しませて欲しいでしょ?」
ブルブルと震えたローターは、短いコードを摘み
答える事の出来ないあたしの前にぶら下げられた
「ちゃんと、欲しがりなよ?」
そう言った瞬間、あたしの中心に指が埋まった
入り口を遊ぶように、浅く浅く挿入された指が
確実に刺激が与えられる場所を避けながら出し入れされる
「あっ、ぁっ、あぁ…」
「奥まで、欲しいんじゃないの? このままヤッてるとおかしくなるよ?」
「はあっ、んっ…んんっ」
「このローター使ってイかせて下さい。って、言ってみな」
「やっ、だ…やぁっ」
身体を震わせ、頭を振りながら拒むと
埋められた指はゆっくりと引き抜かれた
彼は、あたしの足の間に腰を下ろし
片足であたしの太腿を押し開いた
体中のどの部分に触れられても…意識が飛びそうになる
力なく投げ出されたままの足を掴み、同様に押し開かれると
だらしなく口を開けた中心が空気に晒され、小さく身震いした
時折ビクッと身体が収縮し僅かに中が痙攣を起すと
クチュっと小さな音が聞こえる
何度目かの痙攣を感じた瞬間、あたしは耐え切れなくなる
「…武田く…ん」
「なぁに、センセ?」
「おね…っがい…」
太腿を制す足に力が篭る、次に紡がれる言葉の予想は
彼にもついていたはず
「おね…がいっ…身体がっ、熱くて…」
「だったらちゃんと強請りなって? さっき教えた通りに
『ローターで、あたしのクリトリスを可愛がって下さい』って言えばイイだけじゃん?」
僅かに残った羞恥心が、言葉を紡ごうとする自分をとめ
堪える目尻から、泪が零れた
太腿を押さえつける手足に力が増した
限界まで押し拡がった中心から、体液が押し出された瞬間
背筋を這い上がった感覚に、僅かに残っていた羞恥心が飛んだ
「そっ、その…ローターでっ…」
「…コレで?」
「…あた、しの…クリ…トリスを…かわいが…ってくださ…」
「良く出来ました」と言った彼の声と同時に
耳鳴りのような異音が、体内から伝い響いた
「あっ、ぁっ…ん、んんっ…ああ…あ、あっ」
「気持ちいいんだ?」
「はっ、うぁ…んっ…」
「なに? 気持ちよくないの?」
問いかけられる言葉に、まったく思考が追いつかなかった
ただただ声をあげるだけしか出来ず
一点に集中された刺激に、湧き上がった欲の全てを預けた
「セーンセ、気持ちよくないの? 良くないなら…やめちゃうよ?」
「ひゃっ、ゃぁ…や、めっ…やめないでっ!」
「だったら、ちゃんと言ってみなよ?」
「きも…っ、き、も…ちい…いですっ」
観察するような視線が、満足そうなに変わると
軽く宛てられたローターが、強く押し付けられ
痛いほどの刺激が全身を包んだ
耐え切れずに身体が仰け反り、絶頂を迎える寸前
その押し付けられたローターが僅かに離される
「あ…っ、やっ、なん…で…」
そんなあたしを、ニヤニヤと笑い
離したローターを触れるか触れないかのギリギリまで戻すと
「え…な、なに…」
「腰、自分で振ればいいじゃん…届くでしょ?ここなら」
僅かに腰を突き出せば、クリトリスに振動が伝わった
昇り切れなかった身体は、その刺激を欲し
この痴態じみた行為を、目の前で生徒が見ていることすら忘れさせ
切なさに身もだえながら、腰を浮かし振動から生まれる刺激を貪った
「センセ…キマりすぎだってば、すっげぇ腰振って……」
「あっ、んん…あん、んんっ…くっ」
「どんだけスキモノなんだよ…っ」
呆れたような溜息と同時、左右に擦られ押し付けられた刺激
ビクビクと痙攣し、あたしはイッた
耳に響くローターの音
ビクビクと中心に残った余韻に目を閉じて堪えていた時
玄関のチャイムが鳴った
「あ、タケシ来たみたい」
「えっ…な、なに…?」
立ち上がり、玄関に向かおうとする彼が
驚きで目を見開くあたしを見下ろし
「センセ、良かったね…もっと遊べそうだよ?」
"朝までこのままだから"
携帯で交わされた会話を思い出した時、あたしの中がキュッと収縮した
end
下半身から湧き上がる感覚が
ゾクゾクとするものからズキズキするものに変わった
目の前の鏡に写る乱れた巻毛の間から
あたしの髪よりはるかに明るい毛先を散らせ
執拗にあたしの首筋に舌を這せる
「セーンセ? 顔上げなよ」
「…んっ…っ」
「顔上げなってば、自分の顔ちゃんと見なきゃ…」
少し顔を上げ、霞む視界に意識を傾ければ
目を背けたくなるような自分の姿と楽しそうに笑う自分の生徒
******
この夏が勝負…かぁ
大学受験を控えた高校生が、高校最後の夏を嘆く気持ちが少しわかる気がした
高校最後の夏を遊び倒したお陰で教師になれなかったあたしが
今になって、そんな事を考えるのもおかしなものだ
時計を見れば22時…まったく湿度も温度もさがらない夏の夜
夜道で考えるには、すこし重い内容
不快な湿度と汗ばんだ肌から早く解放されたくて
自分の車が停まる駐車場に向かった
ドアを開け荷物を投げ入れる
手をかけたままのドアを閉めようとした時
"ガシャン、ガシャン"
耳に突き刺さるような金属音、身体がビクリと硬くなる
目を凝らせば、駐車場脇の駐輪場に人影が一つ
強盗? いや、駐輪場だし…泥棒?
ここは塾の敷地内
講師の自分も外部の人間には、それなりの権限がある
あたしは、慌てて車のエンジンをかけると駐輪場に向かってライトを照らした
「ちょっと! アンタなにしてんのっ? 自転車泥棒?!」
人影の正体を確かめる間も無く、あたしは怒鳴った
「ちょ、ちょいまち…まっぶしーなぁ」
聞き覚えのある声に、あたしは顔を歪ませた
良く見ればライトが照らす人影の主は制服だ
「え…なに…してんの…?」
「だぁからー、まぶしいってば…センセ」
窓から顔を出し目を凝らせば、自分の受け持つクラスの生徒だった
大声で怒鳴った事に少し恥ずかしさが湧き上がる
「武田くん?」
「ピンポーン、正解です」
「正解です、じゃなくて…なにしてんの君…」
ライトを消すと、おぼつかない足取りの彼は
あたしの車に近づき、あたしの鼻先まで顔を寄せると
「コンタクト、落としまし…」
「あーぁ、やっちゃったか」
この子の人懐こさは、とても好きだった
ピリピリとする季節でもマイペースを崩さない
かといって誰かの勉強を妨げる程に騒ぐ訳でもない
「そんなに視力悪いの? いくつ?」
「んっとねぇ…センセのシワが、ここらで見える位かな」
彼は、車から1m程離れながら言う
シワって…頼むよ、少年…
「あっそ、んじゃ大丈夫だね…気をつけて帰っ…」
「ちょ、まったァ! すみません…でしたっ!」
「君さァ…年頃の女性相手にんな事いうと首絞められるよ?」
「ちょっと、反省した」
理由は暑かったからだ
この窓から入り込む車体から放出される熱が我慢できなかった
エアコンを全開にするも、開け放たれた窓のおかげで…まったく意味が無い
「家…どこ?」
「五丁目の…」
「んじゃ、いいわ送ってったげるわよ」
「マジで? ホントに?」
「気が変わる前にさっさと乗って」
良く考えれば判ったはずだ
クラスの後方から、一度も不満を漏らす事なく授業を受けていた彼
夜道に躓く程の視力なのかどうかなど…
「あぁーっ、あっちーよねー」
「夏だしね」
「不満そうな声だよね」
「本日最後のお仕事が自分の生徒の送迎じゃ…ね?」
人の不満など聞き流し、胸元のボタンを外したシャツを
パタパタと仰がせる彼は鼻歌交じりに外を眺めていた
「あ、そうだセンセ! 送って貰ったお礼にさ…」
「なによ?」
「A.シュレィヴの原版貸そうか?」
「え? 武田君、英語得意だったっけ?」
「学校と塾では不得意、自宅に帰ると得意になる」
驚いた…別に頭が悪い印象があった訳でもない
かといって、和訳しながら英書を読むほどに
長けているという印象もなかった
そう、まったく特別な素振りがなかった事に驚いた
「なんか驚いたな…英書とか興味あったの?」
「んー興味がある無いは別として本棚一個全部英書」
「すっごい!」
「っても、俺の趣味じゃなく…親父のだけどね」
「武田君のお父様…何してる人?」
生徒の家庭に興味を持ったのはこれが初めてだった
「半分、海外勤務だから帰国の度…お袋と俺にお土産」
「あぁ、お母様も読むんだ?」
自分が探していた英書と、意外にも自分の想像を超えた一面を見せた教え子に
暑さに不快を感じてイラつくいていた、あたしの顔が綻んだ
「ここでいいの?」
「うん、ここでいい…あ、車ソコに入れて待ってて?」
「エンジン…切った方がいいかな?」
「あ~出来ればそうして貰えると…って、本棚見る?」
「え?」
「他にも、探してたのあるかもよ? 俺読みかけのは今無いし…」
教え子宅にお邪魔する時間は、とうに過ぎている
でも、本棚一杯の英書…そして彼の見せた意外な一面に
あたしの判断力は半分以下に低下していた
「すっご…」
大きな本棚一面が英書、深夜の教え子宅じゃなければ
その場に山積みにしながら手に取り騒いだはず
「子供じゃないんだから」
「いや、凄いよコレ…あたし、お父様と趣味が一緒!」
背表紙を、上から指でなぞりながらタイトルを辿る
全部持って帰りたいという、バカな衝動を抑えつつ数冊抜き取り
「武田君、これとこれ…貸して貰っても平気?」
振り返ると、間近に迫る彼の顔があった
「うわっ、なっ…びっくりした…」
「車から部屋に連れ込むの、どうしようか悩んでたんだよねぇ…」
「えっ、な…なに…? 本っ、決まったから…あたし帰っ」
あたしの髪の毛をくるくると遊びながら微笑む彼
自分の置かれた状態が、素早く脳に流れ込む…弾かれた答えは"危険"
「なにっ、言ってる…の?」
「せっかく来たんだしさぁ、そんな急いで帰らなくても…ねぇ?」
「おっ…親御さん呼ぶわよっ?」
「残念、親父留守の間って、あの女ほっとんど家に居ないんだよね」
お袋から"あの女"と呼び変えた彼の顔は、もう教え子の顔ではなかった
ジリジリと迫られる距離に後退すると、踵が本棚にあたる
「本、ここで読めば? センセの和訳聞かせてよ?」
「ふざけないでっ! 悪ふざけが過ぎるわ!」
迫る彼の胸を押し返し
あたしは急いで部屋のドアを開け、玄関に繋がるリビングのドアに手をかける
勢い良く開け放った途端、ドンッと何かにぶつかり景色が遮られた
「ざーんねん、書斎にあるクローゼットのドアは3箇所…先回り成功」
こんな…楽しそうに笑う彼を、あたしは知らない
正面からウェストに回された腕に半ば引きずられる様
彼の部屋に引きずりこまれ、身体を投げ出された
「い、た…ぃっ」
「痛い思いすんのより、気持ちイイ方がいいでしょ?」
「ふざけ…」
「ふざけてないってば、あ…痛い方が好みなら暴れれば?」
床に投げ出されたあたしの身体を後ろから抱え込み
後ろ手に纏められた両手首を片手で押さえながら
あたしの腰のベルトを外し、器用に手首を拘束する
投げ出された足に、自分の足を絡ませ力を込め左右に開く
「あー失敗、ストッキング脱いでからにすれば良かったか…
邪魔だね…あ、あの女が持ってるし破っても問題無いね」
開かれる事に抵抗する力を込めた、あたしの内腿が小刻みに震える
ストッキングの継ぎ目、あたしの中心部分を指がなぞり上げた瞬間
"ビビッ"と、ナイロンの引き千切れる音が部屋に響いた
「何考え…てんのよっ!」
「んー何も? 年頃じゃん俺、そんな年頃の男の前でさ
んな短いスカート履いて、いい香りさせて…センセ無防備過ぎ」
その言葉に首を捻り、睨み上げると顎を掴まれ唇が重なる
抵抗しながらもがき緩む唇に舌の感触と口の中に流れ込む唾液
角度を変えながら犯される舌、拒みながら交わす口付けに息が苦しくなった頃
彼の指が破けたストッキングの感触と肌の感触を比べるように内腿を這い回り出した
「ふうっ、んっ…んっ」
這わされた指の感触に鳥肌がたつ
重なる唇からくぐもった声が漏れると、彼は掴んだ顎を少し緩めた
あたしの舌先に彼の唇の感触…思い切り噛み付いてやった
「っつ、いってぇ…」
「いい加減にしなさいよね…」
口内に血の味が広がる…
哀しい事に、今あたしが出来る精一杯の抵抗がソレだ
お互い楽しく…ってワケには、いかないみたいだね」
口元の血を拭った彼は、あたしの背後から離れ
カーテンを束ねた紐を解くと、あたしの足首に巻きつけ
その先をベットの足に結ぶ
「あー俺バカだ、またストッキングとかスカート…まぁいいか
脱ぐだけしか方法が無いわけじゃないし…ね? セーンセ」
片足ダケが自由でも…何も状況は変わらなかった
置かれたテーブルなどがガタガタと部屋の壁際に移動されると
あたしの座る場所の前には大きな引き戸のクローゼット
「俺の部屋はウォークインじゃないんだよ…でもね」
ガラガラと引き戸を開ければ引き戸一枚が大きな鏡
鏡越しに彼を睨めば、いつも教室で見慣れた笑顔があった
「まずさ、邪魔モンどうにかしようよ」
背後から、あたしの肩に乗せられる手に力が篭った
横に倒れるあたしのスカートに手を入れ、千切れかけたストッキングを毟っていく
"ビリビリ"と繊維を引き千切り、スカートの中に残されたのは下着だけ
…その下着に指がかかる
「イヤァァァ、やめっ、やめてっ!」
「あのさセンセ…気がついて無いかもだけど…アレわかるかな?」
鏡越しに指された先には、照明を反射した小さな機械
それが何なのか判るまでに…たいした時間は必要なかった
「デ…ジ…カメ?」
「別にバラ巻いたりするつもり無いよ、ただの保険」
「保険…」
「そんなに防音甘くないけど、流石にずーっと騒がれると困るんだよね」
口元に指をあて、まるで子供を制すような仕草を見せる彼に
あたしの身体全体の力が抜けていった
繋がれた足首に絡まる丸まった下着
ウェストまでたくし上げられたスカート
鏡の前、まるで見てくださいと言わんばかりに足を開くあたし
背後の彼から伸びた足が太腿を制し身動きが出来ない
「騒ぐのは困るけど、適当に喘いでくんないとツマンナイから頼むわ」
開かれる足の間に指が添えられる
ぱっくりと口をあけたソコの輪郭をなぞる様に指が動くと
寒気とは違った何かが背筋に走った
執拗に何度も何度も繰り返される僅かな刺激
あたしの腰は左右に動き、その指から逃れようともがく
肩に顎をのせ、行為の一切を眺める彼が薄っすらと笑みを浮かべた瞬間
ただ輪郭をなぞっていた指が、徐々に体積を増したクリトリスの表面を掠めた
「はあっ…くっ、あぅっ…」
微かに触れているのか、ただの空気の動きなのか
そんな位置に固定された彼の中指は、ゆっくりゆっくりと円を描く
ビクリと身体が硬直し、ソコから拡がる刺激に背中が仰け反った
「んんっ…はぁっ、やっ…やぁっ」
左右に揺れる腰の動きが小刻みになると
うっすらと赤く染まったクリトリスを親指で上下に弾き始める
「はあっ! あっ、あっ、やあっ! んっ…ぁっ」
中心に添えられ開脚を助けていた片手が
あたしの上半身を力強く抱き込んだ途端
まるで何かを小削ぎ落とす様に動く親指の速さが増した
「んああっ…あっ、ぁっ…んっん…くっ…」
前屈みになりその刺激から逃れようとするも
押さえつけられた腕の力で逃れられない
ビクビクと痙攣を起し、受け止めきれない刺激が絶頂をよぶ
肩で息をつぎながら、肩越しに微笑む彼を睨む
体内に残る、悔しいほどの快楽に唇を噛み締めると
視線はあたしを捕らえたまま、首筋を舐め上げ笑った
首筋から甘い刺激が走り、身体の中心が収縮すると
開いたまま指の添えられる部分から、トロリと艶のある体液が吐き出され
「うっは、今の見た? ねぇ? 溢れた瞬間みちゃった」
「…っ」
「ちゃんと見なよ、自分のカッコ」
僅かな痛みを伴う力で、後ろ髪を掴まれ
グイッと引かれれば、鏡越しに視線がカチ合う
悔しかった…言葉に出来ない思いが泪になり頬を伝う
「あれ? ナニ泣いてんの? ツーマンナイって…」
耳元で嘲笑う声、その声に表現しがたい怒りが込み上げ
鏡越しの彼めがけて唾を吐き捨てると
「俺さ、生意気な女だっきらいなんだよね」
「気が合うわね、あたしも…変態じみたガキは大嫌い」
「そうやって…イキがってなよ、今にそんな口きけなくなるよ」
冷たく言い放ち、あたしの背後から立ち上がると
解いた反対側のカーテンから、もう1本の紐を取り
自由の利く片足を括り、天井から伸びたフリーラックのパイプに結ぶ
鏡に映る角度では無くなったものの、状況は悪くなっただけだった
僅かに膝を立てられる遊びがあるだけで開脚は変わらない
開かれた足の間に屈み、あたしの顔を覗き込み
「良いモン持って来くるから…まっててね、センセ」
そう言い残し、部屋から出て行った
半ば、放心したあたしの前
いつの間にか戻ってきた彼は言う
「ねぇセンセ…コレわかる?」
目の前に出されたのは、シート状の錠剤
あたしは全身の血の気が退いた
「やっ…」
「大丈夫、常用性とかすっげぇ低いし飲用じゃないから…」
「やだっ、やめてっ!」
必死に首を振りながら、訴えた時
彼の机に置かれた携帯が鳴った
「あ、タケシ? 丁度よかった…あの錠剤って何錠までイケる?」
携帯を片手に、プチプチと弾き出される錠剤
あたしは、ただただ…彼の指で遊ばれたその錠剤を見つめていた
「わかったサンキュ…着いたら連絡頂戴、多分朝までこのままだから」
会話の終わった携帯が放りなげられると
彼は、あたしの目の前に屈み込む
「1錠だと気持ちが良くて、2錠だと天国だって…」
唇が震えたあたしは、何も言葉に出来ずそれを聞いていた
「3錠で人によってはバカになるらしくてね…
それ以上はヤバイみたいだけど…何錠食いたい?」
「やっ…やだ、ホントにやだっ…」
「答えないと、強制的に3錠コースね? 3錠食うと…
流石に俺一人じゃどーもなんないけど、その内…助っ人くるかもしんないから」
頬を泪が伝う…
しゃくりあげた嗚咽で言葉にならなくなった
「泣いてたら面白くないってば、センセ泣かないで?」
「や…っ、くすっ…り、やめて…お願、いっ」
「だから…3錠食わされたく無いなら何錠がいいかって聞いてんの」
答えは、選択するほどありはしなかった
「い、…ひっ、いちっ、いちじょ…ぅ…」
「リョーカイ」
内側から膝を左右に開かれると、既に乾きはじめた中心に指が添えられた
中指が乾いた皮膚を巻き込みながら窪みに埋まってゆく
軽い痛みが早足で駆け抜けると、僅かに背中が仰け反る
引きずり出された中指には僅かに絡みつく体液
疼きの収まったクリトリスにその指を滑らせゆっくり上下に擦りだす
「んっ…ん、あぅっ…ふっあ…」
「今もっと気持ちよくなるからさ…ね?」
まるでじゃれる子犬と遊んでいるかのように、指先がクリトリスを弾く
治まった痺れが、再び蘇り身体を熱く昇らせた
弾かれる度、クチュクチュと水音が響きだす
彼は「こんなモンでしょ」と呟き、濡れた指に小さな薬をのせ
「わりと即効みたいよ? これ食ってセンセも楽しまないと」
「やっ…やぁっ、やめっ…やめてっ!」
指に張り付いたソレは、体液の溢れる口に宛がわれ
あたしの意思とは裏腹に、なんの抵抗も無くその指を飲み込んだ
2~3度中で動いた指は、あっさり引き抜かれ
「はい、完了」
そう言った彼は、真正面の壁に背中を預け黙ってあたしをみつめる
溶け出した錠剤が粘膜を伝い、あたしの身体に効果が現れまで
差ほど時間はかからなかった
ジワジワと熱くなる下半身
いや、下半身じゃない…下半身の一部分
自分で腰を揺らした時の空気が触れるだけで、気が遠くなる
「ぁっ…んっ、くぅっ…ふぁ…」
「はやっ! ホントに即効…」
「んっ…んんっ、っ…」
「センセ…ちょっと見せて?」
だらしなく開いた膝を更に押し開かれ
彼はあたしの中心を覗き込む
「うっは…コレすごいよ、センセ…」
「はぁ…ん…やっ、み…みない…でっ…」
「見られてるダケでも、ヤバそうだもんね…ココにイイモンあげよっか」
覗き込んだ姿勢のまま、上目遣いに笑い
はちきれそうなクリトリスを摘んだ
「いっ! うぁっ…あ、あ、くっ…」
目の前が真っ白になってゆく
目を閉じ身体を硬くしたままのあたしに、異音が響く
部屋中の空気の動きすら、過敏になった自分の身体に快楽を与える
意識の中では拒んでいても、身体に拡がった薬物からの快楽
自分の意思とは無関係に、刺激を欲しがる腰が揺れた
項垂れたあたしの顎を掴み顔を覗き込む彼
「彼女にさー買ってきたヤツなんだけど、センセのが喜びそうだから」
「…」
「ここ…寂しそうだしね」
すっと足の間に差し込まれた指がクリトリスを撫で上げた
「んぁっ、んっ、あっ…やっ、やめっ…」
「まだまだ余裕ありそうだね? もう1個食ってからにしよっか」
「やっ、も…やぁっ」
「これ食ったら、もうヤダとか思わなくなるってば」
新たに飲み込んだ薬が溶け出した頃には
もう全てがどうでもよくなっていった
「やぁっ…あっ、あつ…いっ」
「効いてきたみたいね?」
「あついっ、んっ…身体が…」
微熱に似たダルさが体中を包んだ
そのダルさでフワフワと宙を彷徨うような感覚の中
あたしの中心とクリトリスには、ズキズキと甘く疼き
ほんの僅か内股に力を入れるだけでも
疼いた中心から拡がる刺激に泪が出そうだった
「セーンセ、我慢出来ないって顔してるよ」
「あっ、んぁ…、あっぃ…」
「何処が熱いの?」
「アソ…コがっ、熱く…て」
先程から異音を放っていたモノが、あたしの目の前に突きつけられた
それが何かわかった瞬間、きっとあたしの顔は飢えた雌の様だったに違いない
「これ…わかるよね? これで楽しませて欲しいでしょ?」
ブルブルと震えたローターは、短いコードを摘み
答える事の出来ないあたしの前にぶら下げられた
「ちゃんと、欲しがりなよ?」
そう言った瞬間、あたしの中心に指が埋まった
入り口を遊ぶように、浅く浅く挿入された指が
確実に刺激が与えられる場所を避けながら出し入れされる
「あっ、ぁっ、あぁ…」
「奥まで、欲しいんじゃないの? このままヤッてるとおかしくなるよ?」
「はあっ、んっ…んんっ」
「このローター使ってイかせて下さい。って、言ってみな」
「やっ、だ…やぁっ」
身体を震わせ、頭を振りながら拒むと
埋められた指はゆっくりと引き抜かれた
彼は、あたしの足の間に腰を下ろし
片足であたしの太腿を押し開いた
体中のどの部分に触れられても…意識が飛びそうになる
力なく投げ出されたままの足を掴み、同様に押し開かれると
だらしなく口を開けた中心が空気に晒され、小さく身震いした
時折ビクッと身体が収縮し僅かに中が痙攣を起すと
クチュっと小さな音が聞こえる
何度目かの痙攣を感じた瞬間、あたしは耐え切れなくなる
「…武田く…ん」
「なぁに、センセ?」
「おね…っがい…」
太腿を制す足に力が篭る、次に紡がれる言葉の予想は
彼にもついていたはず
「おね…がいっ…身体がっ、熱くて…」
「だったらちゃんと強請りなって? さっき教えた通りに
『ローターで、あたしのクリトリスを可愛がって下さい』って言えばイイだけじゃん?」
僅かに残った羞恥心が、言葉を紡ごうとする自分をとめ
堪える目尻から、泪が零れた
太腿を押さえつける手足に力が増した
限界まで押し拡がった中心から、体液が押し出された瞬間
背筋を這い上がった感覚に、僅かに残っていた羞恥心が飛んだ
「そっ、その…ローターでっ…」
「…コレで?」
「…あた、しの…クリ…トリスを…かわいが…ってくださ…」
「良く出来ました」と言った彼の声と同時に
耳鳴りのような異音が、体内から伝い響いた
「あっ、ぁっ…ん、んんっ…ああ…あ、あっ」
「気持ちいいんだ?」
「はっ、うぁ…んっ…」
「なに? 気持ちよくないの?」
問いかけられる言葉に、まったく思考が追いつかなかった
ただただ声をあげるだけしか出来ず
一点に集中された刺激に、湧き上がった欲の全てを預けた
「セーンセ、気持ちよくないの? 良くないなら…やめちゃうよ?」
「ひゃっ、ゃぁ…や、めっ…やめないでっ!」
「だったら、ちゃんと言ってみなよ?」
「きも…っ、き、も…ちい…いですっ」
観察するような視線が、満足そうなに変わると
軽く宛てられたローターが、強く押し付けられ
痛いほどの刺激が全身を包んだ
耐え切れずに身体が仰け反り、絶頂を迎える寸前
その押し付けられたローターが僅かに離される
「あ…っ、やっ、なん…で…」
そんなあたしを、ニヤニヤと笑い
離したローターを触れるか触れないかのギリギリまで戻すと
「え…な、なに…」
「腰、自分で振ればいいじゃん…届くでしょ?ここなら」
僅かに腰を突き出せば、クリトリスに振動が伝わった
昇り切れなかった身体は、その刺激を欲し
この痴態じみた行為を、目の前で生徒が見ていることすら忘れさせ
切なさに身もだえながら、腰を浮かし振動から生まれる刺激を貪った
「センセ…キマりすぎだってば、すっげぇ腰振って……」
「あっ、んん…あん、んんっ…くっ」
「どんだけスキモノなんだよ…っ」
呆れたような溜息と同時、左右に擦られ押し付けられた刺激
ビクビクと痙攣し、あたしはイッた
耳に響くローターの音
ビクビクと中心に残った余韻に目を閉じて堪えていた時
玄関のチャイムが鳴った
「あ、タケシ来たみたい」
「えっ…な、なに…?」
立ち上がり、玄関に向かおうとする彼が
驚きで目を見開くあたしを見下ろし
「センセ、良かったね…もっと遊べそうだよ?」
"朝までこのままだから"
携帯で交わされた会話を思い出した時、あたしの中がキュッと収縮した
end
.
.
.
.
.
2015/07/15(水)
通常、定期検診で採取するのは、オリモノと呼ばれるものです。
これから採取させて頂くのは、分泌液という点は同じですが、いわゆる愛液と呼ばれるものです。」
「えっ?」
聞き間違えたのかと思った。
私の反応を見て、医師ははっきり言った。
「水野真奈美さん。これから、あなたに性的な刺激を与えて、愛液を採取させて頂きます。」
医師に検査を担当する助手を紹介される。白衣を着た佐伯という女性と、
渡部という男性で、マスクを着けている。どちらも年齢は30歳前後だろうか。
術着に着替えて、婦人科用の診察台に座るよう命じられる。
「背中が倒れますよ~」
佐伯が診察台のスイッチを入れる。
足が大きく開く。
「リラックスして下さいね」
佐伯はそう言いながら、指を使って私のそこを更に開く。
ふいに冷たい感触がする。「××の縦は…ミリメートル、横が…ミリメートル、次は△△で…ミリメートル」
器具を使って、細かくサイズを測っているのだ。
渡部が数値を記録している。
時々触れる器具の感触がもどかしい。
08/07/05 19:23 ID:xmFQhmZN
「痛かったらごめんなさいね」
「えっ、きゃっ」
いきなりクリトリスの皮を剥かれた。
「大丈夫?ちょっと我慢してね」
「はっ、はい」
頭がくらくらする。顔が真っ赤になっているのがわかる。
「…ミリメートル」
「あんっ」
強い刺激。剥き出しのクリトリスに器具が触れたのだ。
「ごめんねぇ」
「…大丈夫です」
(痛くなんかない。気持ちいい。)
「あっ、採取出来そう、渡部君お願い。」
「はい」
渡部がスポイトのような器具を膣口に押し当てる。
(濡れちゃったんだ、私。)
恥ずかしくて目が開けられない私に、佐伯が言った。
「これから行うのは検査です。身構えずにリラックスして下さいね。
もし痛みがあればすぐに教えて下さい。
自然に身体が動いたり、声が出てしまうこともあると思いますが、
無理に抑える必要はないですからね。」
「そうだ、忘れてました。恥ずかしいでしょうから、どうぞ」
渡部にアイマスクを手渡され、真奈美はすぐにそれを着けた。
助手達の視線が気になってしょうがなかったからだ。(でもこれじゃ、何をされるかわからないから少し怖い…)
「渡部君、まずはマッサージね。オイルを忘れずに」
「はい、あっ、佐伯さん測定器も挿れますよね」
「そうね、お願い」
「水野さん、これから膣に状態を見たり、自動的に愛液を採取する
器具を挿れます。力を抜いて下さい」
渡部の声。膣に棒状の器具が入ってくる。
(あっ…タンポンより少し太い感じかな?そんなに異物感はない…)
「あっ、んっ」
クリトリスにぬるぬるした感触が走り、思わず声が出てしまった。
オイルが付いた指で、触れるか触れないかくらいの力で撫でられる。
「少し固くなってきました。皮も剥けてきてます」
「うーん、思ったより数値が出ないわね。そのまま続けてみて」
ゆるゆると皮の上からの弱い刺激が続く。
(足りない。もっとして欲しい…)
強い刺激を求めて腰を浮かせても、渡部の指は相変わらず
撫でるような動きを続ける。
「佐伯さん、どうします?固定しましょうか」
「そうねえ、もう大丈夫かな」
渡部の指がクリトリスの皮をゆっくり剥き上げる。さらに皮が
戻らないように医療用テープで固定する。
「ん…」
普段は外気に晒されることはない部分。
剥き出しにされたクリトリスをの付け根を、念入りに磨くように擦られる。
「あっ、あ~っ」
鋭い刺激に、膣に力が入り、挿入された器具の存在を思い出す。
今度は渡部の指が、クリトリスを優しく転がし始めた。
「あっ、あん、だめ」
真奈美のクリトリスは、パンパンに膨れてしまっている。
円を書くように動いていた渡部の指に力が入り、スピードも早くなる。
「あっ、あっ、あっ…」
(そんなにコリコリされたらイッちゃう…)
あと一歩という瞬間、指が離れた。
(もう少しだったのに…)
「結構数値が上がってきてますね」
「そうね、もう少しかな」
今度はクリトリスをトントンと小刻みに下から上に弾くように刺激される。
焦らされた真奈美の身体は、すぐに快感の波に襲われる。
「あっ、いい、んっ、気持ちいい…あっ!?」
渡部の指先がクリトリスを細かく左右に弾くような動きに変わり、
もうすぐイケると膣に力が入ったその瞬間、また指は離れてしまった。
(えっ、うそ…またイケなかった。直前で止めるなんて酷い。)
真奈美は、もうイクことしか考えられなかった。
「彼女辛そうにしてるし、そろそろポンプに入ろうか」
「ああ、数値もギリギリですね。すぐ準備します。」
(…ポンプ?何のこと?)
疑問に思っていると、クリトリスに器具が触れた。
「ああ、あん」
(えっ、クリトリスが吸われてる?)
空気をシュポシュポ抜くような音がして、さらに強く吸われる。
(あ~ん、クリトリス吸われてる。気持ちいい、もうだめイカせて…)
「あっ、あっ、あっ…」声が止まらない。
「水野さん、どう、もう少し我慢出来る?そろそろ限界かな?」
耳元で佐伯に囁かれて、身体がビクッと跳ねる。
「あっ、ちょっと…もう無理です、んっ、さっきからずっとイキそうで…、」
「そうよね、ごめんね。もう遠慮なくイッていいからね。渡部君お願い。」
「はい」
「あっ、あんっ、あ~っ!」
吸われて敏感になっているクリトリスに、強い振動を感じて、私はすぐにイッてしまった。
(今の何…?オナニーの時にいつも使うローターみたいな刺激だった…)
呼吸が乱れている。
「大丈夫?」下半身に着いていた器具やテープを外しながら、佐伯が問いかけてくる。
「はっ、はい…」
「気持ち良かったでしょ?特別に開発されたものなの。吸引と振動を同時に味わえるすごい器具。」
以前、何気なく開いたアダルトグッズのサイトで、そんな商品を
見たことを思い出す。
(反則だよ…吸われて敏感なクリトリスにローターなんて…)
「少し休んだら再開しますね。」
山田がアイマスクを外してくれた。
手渡されたペットボトルのお茶で喉を潤す。
「30分後に戻るわね。必ずトイレも済ませておいてね。」
佐伯と渡部が部屋から出て行くのを見届けて、緊張が解けたのだろう、
水野真奈美は眠りに落ちていった。
これから採取させて頂くのは、分泌液という点は同じですが、いわゆる愛液と呼ばれるものです。」
「えっ?」
聞き間違えたのかと思った。
私の反応を見て、医師ははっきり言った。
「水野真奈美さん。これから、あなたに性的な刺激を与えて、愛液を採取させて頂きます。」
医師に検査を担当する助手を紹介される。白衣を着た佐伯という女性と、
渡部という男性で、マスクを着けている。どちらも年齢は30歳前後だろうか。
術着に着替えて、婦人科用の診察台に座るよう命じられる。
「背中が倒れますよ~」
佐伯が診察台のスイッチを入れる。
足が大きく開く。
「リラックスして下さいね」
佐伯はそう言いながら、指を使って私のそこを更に開く。
ふいに冷たい感触がする。「××の縦は…ミリメートル、横が…ミリメートル、次は△△で…ミリメートル」
器具を使って、細かくサイズを測っているのだ。
渡部が数値を記録している。
時々触れる器具の感触がもどかしい。
08/07/05 19:23 ID:xmFQhmZN
「痛かったらごめんなさいね」
「えっ、きゃっ」
いきなりクリトリスの皮を剥かれた。
「大丈夫?ちょっと我慢してね」
「はっ、はい」
頭がくらくらする。顔が真っ赤になっているのがわかる。
「…ミリメートル」
「あんっ」
強い刺激。剥き出しのクリトリスに器具が触れたのだ。
「ごめんねぇ」
「…大丈夫です」
(痛くなんかない。気持ちいい。)
「あっ、採取出来そう、渡部君お願い。」
「はい」
渡部がスポイトのような器具を膣口に押し当てる。
(濡れちゃったんだ、私。)
恥ずかしくて目が開けられない私に、佐伯が言った。
「これから行うのは検査です。身構えずにリラックスして下さいね。
もし痛みがあればすぐに教えて下さい。
自然に身体が動いたり、声が出てしまうこともあると思いますが、
無理に抑える必要はないですからね。」
「そうだ、忘れてました。恥ずかしいでしょうから、どうぞ」
渡部にアイマスクを手渡され、真奈美はすぐにそれを着けた。
助手達の視線が気になってしょうがなかったからだ。(でもこれじゃ、何をされるかわからないから少し怖い…)
「渡部君、まずはマッサージね。オイルを忘れずに」
「はい、あっ、佐伯さん測定器も挿れますよね」
「そうね、お願い」
「水野さん、これから膣に状態を見たり、自動的に愛液を採取する
器具を挿れます。力を抜いて下さい」
渡部の声。膣に棒状の器具が入ってくる。
(あっ…タンポンより少し太い感じかな?そんなに異物感はない…)
「あっ、んっ」
クリトリスにぬるぬるした感触が走り、思わず声が出てしまった。
オイルが付いた指で、触れるか触れないかくらいの力で撫でられる。
「少し固くなってきました。皮も剥けてきてます」
「うーん、思ったより数値が出ないわね。そのまま続けてみて」
ゆるゆると皮の上からの弱い刺激が続く。
(足りない。もっとして欲しい…)
強い刺激を求めて腰を浮かせても、渡部の指は相変わらず
撫でるような動きを続ける。
「佐伯さん、どうします?固定しましょうか」
「そうねえ、もう大丈夫かな」
渡部の指がクリトリスの皮をゆっくり剥き上げる。さらに皮が
戻らないように医療用テープで固定する。
「ん…」
普段は外気に晒されることはない部分。
剥き出しにされたクリトリスをの付け根を、念入りに磨くように擦られる。
「あっ、あ~っ」
鋭い刺激に、膣に力が入り、挿入された器具の存在を思い出す。
今度は渡部の指が、クリトリスを優しく転がし始めた。
「あっ、あん、だめ」
真奈美のクリトリスは、パンパンに膨れてしまっている。
円を書くように動いていた渡部の指に力が入り、スピードも早くなる。
「あっ、あっ、あっ…」
(そんなにコリコリされたらイッちゃう…)
あと一歩という瞬間、指が離れた。
(もう少しだったのに…)
「結構数値が上がってきてますね」
「そうね、もう少しかな」
今度はクリトリスをトントンと小刻みに下から上に弾くように刺激される。
焦らされた真奈美の身体は、すぐに快感の波に襲われる。
「あっ、いい、んっ、気持ちいい…あっ!?」
渡部の指先がクリトリスを細かく左右に弾くような動きに変わり、
もうすぐイケると膣に力が入ったその瞬間、また指は離れてしまった。
(えっ、うそ…またイケなかった。直前で止めるなんて酷い。)
真奈美は、もうイクことしか考えられなかった。
「彼女辛そうにしてるし、そろそろポンプに入ろうか」
「ああ、数値もギリギリですね。すぐ準備します。」
(…ポンプ?何のこと?)
疑問に思っていると、クリトリスに器具が触れた。
「ああ、あん」
(えっ、クリトリスが吸われてる?)
空気をシュポシュポ抜くような音がして、さらに強く吸われる。
(あ~ん、クリトリス吸われてる。気持ちいい、もうだめイカせて…)
「あっ、あっ、あっ…」声が止まらない。
「水野さん、どう、もう少し我慢出来る?そろそろ限界かな?」
耳元で佐伯に囁かれて、身体がビクッと跳ねる。
「あっ、ちょっと…もう無理です、んっ、さっきからずっとイキそうで…、」
「そうよね、ごめんね。もう遠慮なくイッていいからね。渡部君お願い。」
「はい」
「あっ、あんっ、あ~っ!」
吸われて敏感になっているクリトリスに、強い振動を感じて、私はすぐにイッてしまった。
(今の何…?オナニーの時にいつも使うローターみたいな刺激だった…)
呼吸が乱れている。
「大丈夫?」下半身に着いていた器具やテープを外しながら、佐伯が問いかけてくる。
「はっ、はい…」
「気持ち良かったでしょ?特別に開発されたものなの。吸引と振動を同時に味わえるすごい器具。」
以前、何気なく開いたアダルトグッズのサイトで、そんな商品を
見たことを思い出す。
(反則だよ…吸われて敏感なクリトリスにローターなんて…)
「少し休んだら再開しますね。」
山田がアイマスクを外してくれた。
手渡されたペットボトルのお茶で喉を潤す。
「30分後に戻るわね。必ずトイレも済ませておいてね。」
佐伯と渡部が部屋から出て行くのを見届けて、緊張が解けたのだろう、
水野真奈美は眠りに落ちていった。