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2015/07/12(日)
週末、急ぎの仕事が入る真治
深夜の高速に乗り、少し離れた子会社に資料を運ぶ
今時直に持ち込まなくてもファックスすればいいだけの事
でも、それを敢えて直に運ぶのは理由があった
北陸方面に向かう高速
一人ならば眠気を伴う単調な道
こんな行為さえしていなければ
都会から離れた、澄んだ空気の星空を
彼氏とドライブする感覚で楽しんだのに……
クチュッ、クチュッ
車内に響く水音……
「ね……ねぇ、んっ…んっ」
「なに? どうしたの?」
「や、やめようよ……もうっ、あっ、あぁっ……」
「なんで? 可奈すっごい気持ちよさそうジャン?」
こちらに少し顔を傾けた真治は、微笑んだ
返ってきた言葉にウソは無い
スカートの中に伸びた手の先からは絶え間なく水音が響く
僅かな音量で流したBGMは、あたしからの荒い呼吸で
既に無意の無いものになっていた
「ねぇ? 今からちょっと山本のトコ電話するから……可奈、声とか我慢してね?」
まるで子供を諭す様な口調とは裏腹に
真治の指先が、体積を増し此処だと主張する突起を強く擦り上げる
「あっ!やぁっ、あんっ……んんっ……」
「可奈ァ、ちゃんと我慢出来る? 大丈夫?」
「お、お願いだから……電話っ、ちゃんと携帯でっ……」
「無理無理、だって片手は可奈で塞がってるもん……ハンドル握れなくなるじゃん?」
ハンドルを握っていた手がボタンを押す
車内のスピーカーからは、真治の同僚を呼び出す音が流れた
相変わらず、ゆるゆると狭間をなぞる指は
差ほど強い刺激は与えて来ない
でも、問題はそんな事じゃない
電話はハンズフリー、高性能マイクはきっと
スカートの中で遊ぶ指が生み出す水音まで確実に拾う
彼氏と彼女の、ほんの戯れだ
真剣に嫌だと伝えればやめてくれる
そう思ったあたしは
「真治っ、やっぱ……」
全てを伝える前に、呼び出し音がとまった
「もしもし?」
「あ、山本? 俺だけど……」
遅かった……
そう思ったと同時、真治の指が動き出した
狭間を指で開き、溢れる体液を絡めた中指が
もうはちきれそうな程に充血したクリトリスに軽く触れた
その瞬間、背中に走る痺れたような感覚に
体がぶるりと震え、自然と脚を閉じる
閉じた脚の付け根に置かれた真治の手は
何の支障も無い様に、そのままクリトリスを擦ってゆく
時折強く擦り上げられ中が収縮する度
閉じられた脚の付け根から、更に溢れ出す体液の感覚が広がった
「っ……くぅ……ぁあ……」
唇を噛み締めながら耐えるも限界が近い
僅か漏れた声に
「……ん? 誰か居るの?」
「あぁ、可奈が助手席で寝てるんだよ……今、寝言いってる」
「なんだよ、仕事中だろ? 女なんか乗せて移動してんじゃねぇよ」
「部長に言うなよ? って……あ、ちょい割り込みだ、また連絡入れる」
通話の終了した信号音
スカートから抜かれた手
あたしは安堵の溜息を吐いた
「可奈……なんで脚閉じてんの?」
「だっ、だって……」
「だってじゃないよ、閉じたり出来ないようにされたい?」
「やっ、やだ……真治あたしそんな趣味とかないからっ……」
「じやぁ、脚閉じたりしない事」
ぬるりとした感触の指先が
あたしの唇を伝い顎を通過して首筋に落ちていく
甘さと酸味の混じった、何ともいえない雌の香りが鼻につく
「可奈、足……そこのドアの取っ手に乗せて」
「えっ……」
「大きく開いてくれなきゃ、また閉じるでしょ?」
「やだっ、恥ずかしいよ! それに隣の車から見え……」
「やじゃないでしょ? さっき山本が電話に出た瞬間一気に溢れてたよ?
可奈は恥ずかしいのが好きなんだよ……いいから早く足乗せて」
淡々と指示する真治の言葉は、不思議と逆らえなかった
そこに間違いが無いから
ドアの開閉用に設置された取っ手に、つま先を乗せる
思い切り開脚されると、短いスカートはせりあがった
運転席の真治が少し前に屈んで覗き込めば
等間隔で設置された高速道路の照明が車内に差込み
左右に開ききった狭間に濡れたショーツが張り付き
薄い生地が透け露に照らされる
「可奈、すっごい濡れてる……やっぱ恥ずかしい事されるの好きっぽいね」
「は、ぁっ…そんな事無……いっ」
「俺なんにもしてないのに、息あがってんじゃん」
何一つ間違ってはいない
真治の言葉一つ一つに、言葉では表せないようなもどかしい感覚が走る
何も無かったように両手で握られるハンドル
相変わらず、脚を開いたままのあたし
何もされていないのに……体の中心から下半身に熱い何かが走る
そのもどかしい熱さが受け止めきれず、無意識に身体を震わせ
両手で握られたハンドルが片手になるのを心のどこかで待っていた
閉め切った車内に僅か聞こえるエンジンの音
やっとBGMが耳に流れ込んだ頃、真治はクスクスと笑いながら
「可奈、自分で判ってる?」
「え……な、なに?」
「シート……シミが出来てる」
「……っ!」
「カークリーニング出したら、一発でバレるよね掃除する人に」
ショーツでは受け止められなくなった体液は
当然溢れ自分の座った助手席のシートが受け止めた
恥ずかしさで俯いたあたしに
「ほら、こっちの足ちゃんとして…」
太腿の内側に手を入れグッと力を込めて引き戻す
真治の手はそのまま太腿を這いながら
何の役目も果たさなくなった布が張り付く中心に辿り着いた
「凄いよね……俺そんなに触ってないのに……」
濡れて張り付くショーツを真治の指が上下してゆく
充血した突起に触れると、僅かに指の動きが止まり
その瞬間、角度を変え強く押し込まれた
「っ!んんっ……あっ、ぁっ」
「あははは、可奈ココ硬くなりすぎだって、そんなに触って欲しかった?」
「ちっ、違うっ……はぅ……く……あぁ、あっ、んっ」
指が前後に、強弱を付け摩りだす
その度にビクビクと仰け反り、内股が軽い痙攣を起した
「あっ、あん……だめっ、いっちゃ……」
ほんの僅かでのぼりつめる、その瞬間に真治の指がとまる
「イったら、お終いだから……まだダメだよ」
絶頂の寸前で、全ての刺激が止まると
身体に残った余韻なのか、ガクガクと背中が震えた
収縮する度に体の奥から溢れる体液がシートを塗らす
身体から湧き出す切なさを、どうしていいのかわからず
あたしは、ハンドルに戻された真治の腕に手をかけた
「なに? どうしたの?」
「……も……っと、触って……」
「なぁに? 聞こえない」
「もっと、触って……欲しいの」
「ドコを?どうして欲しいの?」
「…………」
楽しそうに、あたしに聞き返す真治の腕を
ゆっくり、自分のスカートの中に導いた
切なさで疼く場所に真治の指をあてがい押し付けると
「可奈、ちゃんと言わなきゃダメ」
「やっ……切ないのっ、お願い……」
「嫌だって言ってないでしょ? 何処を、どうして欲しいのか聞いてるの」
「此処を……」
「此処じゃわかんない、ちゃんと言えるまでダメ」
あてがうも、まったく動かない指
軽く当たるもどかしさが仕方が無くて
自分から腰を浮かして擦り付けると
「そんな自分でしたいなら、イクまで自分で触ってみなよ」
真治は絡めたあたしの手をやんわり振り払うと
その手をハンドルに戻し
「ほら、イキたいんでしょ? だったら俺の手なんか使わず自分で弄ってイイよ」
切なさと、恥ずかしさと……
もうどうにもならない気持ちで真治に視線を向けると
「しょうがないなぁ……」と呟き、あたしの手を掴み
刺激を待ち望むその場所にあてがった
「はぅっ、あっ……」
「ほら、手広げて……指の力抜かなきゃ……」
あたしの指に、真治は自分の指を添え
ぬるぬるした感触の布を押し上げるクリトリスを撫でる
「あっ、あっ……うんっ、やっ……」
「イクまで、ちゃんとヤるんだからね」
「あっ、あんっ……んっ、んん」
真治から添えられた指が離れた
あたしは、もう何の抵抗も無く
ただただ痛い程にしこった突起を自分の指で撫でる
スカートから真治の手が抜かれた瞬間、その恥ずかしい行為を
辛うじて隠していたスカートが捲り上げられた
「やっ、な……なんでっ」
「なんで? なんでって……俺が見えないジャン」
驚きと、恥ずかしさに手が止まったまま無言のあたしに
「早く続けて? 早くイかないと真ん中の車線に移動しちゃうよ?」
「やっ……やだっ、やだっ!」
「だったら早く続けてよ、あとイク時はちゃんと言うんだからね?」
ゆるゆると動かすも、恥ずかしさで死にそうだった
そんなあたしとは裏腹に、どんどん硬くなる突起は
もっと強い刺激、もっと早い刺激を求める
「恥ずかしいの? そんなにシートにシミ作ってて今更恥ずかしいも無いでしょ」
「やぁっ……んっ、んんっ……」
「だって結局、俺がそうやって言うだけで可奈は濡れちゃうんだから」
「違うっ、そんな……そんな事っ無い!」
真治はいつも正しい事しか言わない
こんなゆるゆると触れているダケなのに
真治から投げられる言葉で、溢れ出すのが自分にもわかった
楽しそうな顔とは裏腹
言葉で責める真治に、あたしの身体はさらに熱くなった
動かす指に力が篭る
撫で上げていた指の動きは、いつのまにか擦る様に上下していた
ぬるぬると滑る布1枚がもどかしくて
開脚された足の付け根とショーツの隙間に指を入れソコに触れると
「はぁっ、あんっ……んっ、ん、ぁんっ」
「可奈凄いよ、直接弄ってとか……言って無いのに」
「だ、だって……これじゃ……イケ、ないっ」
「ねぇ?可奈みたいなの……何って言うかしってる? 淫乱って言うんだよ」
真治がそう笑った時、目の前が真っ白になる
身体の奥が収縮する度、あたしは仰け反りながら絶頂を迎えた
荒い息を整えながら、流れていく高速の景色
目的地までの距離が頻繁に掲示され出した時
「ねぇ可奈……俺、イク時は言わなきゃダメって言わなかったっけ?」
ぐったりとシートに凭れかかったあたしの髪を撫でながら
真治は、とても楽しそうに笑った。
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2015/07/10(金)
「あぅっ……やぁっ……あ、あ、あァっ! せんせぇっ、だめぇっ……!」
ソファに座らされ、M字に拘束された奈津美は、恥ずかしい箇所を全て晒した
姿で、苦痛と快感のせめぎあいに耐えかねたように喘ぐ。
桃色のひらひらとした素材のカットソーを捲り上げられ、ずらされた下着から
のぞくピンク色の乳首は、先ほど店員が手にしていたクリップで挟まれ、充血
してかすかに赤味が差していた。
たくしあげられた白いシフォンのスカートから伸びていたすんなりとした脚は
黒い皮製の拘束具で固定され、大きく開かされている。
白い太ももはほんのりと桃色に染まり、内側がひくひくと痙攣していた。
「こんなにクリトリス大きくして、何が駄目なのかなあ?」
奈津美の言葉を揶揄するように笑った店員は、クリップで剥きだしにされたク
リトリスにくっついたキャップを指で弾いた。とたん、奈津美の身体がソファ
から転がり落ちそうなほどにびくりと引き攣る。
「あぁああァァっ! んんぅっ、はぅぅっ……」
指先一つの刺激で、軽く絶頂に達してしまった奈津美は、はあはあと荒い息を
繰り返した。
奈津美の剥きだしにされて勃起したクリトリスには、先ほど店でみかけた、内
側にイボのついたクリキャップが取り付けられている。
それは奈津美のクリトリスに吸い付いて、むず痒い刺激を送るばかりではなく、
内側の突起がやわやわとクリトリスを揉み上げるように蠢く、淫靡な玩具だっ
た。
「はっ、あう、あぅぅっ……や、だめ、だめぇっ……!」
奈津美にとってはそれだけでも過ぎた刺激なのだが、今のように、クリキャッ
プに衝撃を与えられると、それは何倍にもなって奈津美に跳ね返ってくる。外
からの刺激と、内側からの刺激の両方に身もだえする奈津美を、店員と佐々木
は楽しそうに見守っていた。
「うーん、やっぱイイっすねえ」
「そうだね、奈津美も随分お気に入りみたいだ」
「やうっ……あん……ああっ……うぅっ……」
揺れるたびにぶり返す刺激に、奈津美は男たちの言葉を聞く余裕すらない。
顔を真っ赤にして、だらしなく涎を垂らしたまま淫具に責められるクリトリス
の快感に酔う奈津美の秘裂からは、とめどなく淫液が滴り落ちていく。
「うわあ、濡れ濡れですねえ」
「奈津美はいやらしいからね。クリトリスが大好きなんだ。ねえ、奈津美?」
くい、とキャップを掴んでゆるゆると揺すりながら、佐々木は焦点のぼやけて
きた奈津美の黒い目を見つめた。すっかり快感に酔いしれているその姿には、
日頃の清潔で清々しい印象の少女の面影はない。
クリキャップで限界まで吸いだされて真っ赤に充血してどくどくと脈打つクリ
トリスを揺すられ、奈津美はひたすら喘いだ。
「ひゃうぅっ、あ、んんっ……そ、ですぅっ! な、つみはぁっ……きゃぅっ
……く、クリトリスがっ、だいすきっ! なぁっ……へん、たいじょしこうせ
いですぅぅっ……せんせぇっ……も、イカせてぇっ!」
「ね? いやらしい子でしょう?」
「すげえなあ……こんな子が、こんなクリ好きなんて」
すでに教え込まれている台詞を、喘ぎながら必死で言い切った奈津美の痴態を
満足そうに見て、佐々木は店員を振り返った。
呆然とした表情で、奈津美の狂乱ともいえる恥ずかしい言葉に聞き入っていた
店員は、その言葉にはっとしたように笑顔にもどり、奈津美を嬲った。
「こんなにクリチンポ尖らせて、ヘンタイ女子高生ですぅっ! なんて言う子
初めて見たよ。びっくりしたなー」
笑いながら、乳首とクリトリスをつなぐチェーンをひっぱると、奈津美の白い
太ももがひくひくと震えた。無理やり剥がされた皮を無理に引き上げられて、
その痛みに涙を浮かべる奈津美を、二人はにやにやと見守った。
痛みの中にもかすかにある快感に、奈津美はしらずとろんとした目で強請るよ
うに腰を降り始める。
「あ…………」
「もっともっとクリ剥いて、ずっとクリチンポにキャップ、ハメめてたらどう
なるかな?」
「きっとすぐもっと大きくなるよ。良かったね、奈津美」
「隠せないぐらい大きくなって、普通の下着はいてたら摺れまくってしょうが
なくなるっすよね。ウチの下着もってっていいよ」
楽しげに会話をしながら、奈津美を苛んでいる店員と佐々木の言葉に、彼女は
頬を歪めた。
「ウチの下着」とはきっと、あのクリトリスをむき出しにするいやらしい下着
のことだろう。大々的にディスプレイされていた卑猥な下着の姿を思い出し、
奈津美は泣きそうに眉をしかめた。
あんな下着をはくことなど、年頃の少女である奈津美に、とうてい耐えられる
ものではない。
奈津美の苦悩とは裏腹に、身体はすっかり男たちの手によって昂ぶらされてい
く。
ぐりぐりとキャップの上から執拗に捏ねられるクリトリス、そしてひりひりと
痛む皮をひっぱられる刺激に、奈津美はぶるぶると身体を震わせる。
燃え滾るマグマのような官能が、少女の身体の中に滾って、それは下腹部に甘
く切ない熱を生んだ。
「そろそろイクかな? イクときはちゃんと言うんだよ」
奈津美の身体の震えを見て、彼女の絶頂の予感を感じ取った佐々木がそう囁く
と、奈津美は涙を一杯にためた瞳で彼を見つめた。
白い脚をがくがくと引き攣らせながら、奈津美は淫らに腰を揺らめかせる。
ぬちゃり、と淫液の絡みついた指でクリキャップを摘んだ佐々木は、奈津美の
絶頂を促すように、激しく指を上下させた。
「あぅぅっ……あ、あ、あ、ああああっ! イクぅっ! イキますぅっ! く、
クリちゃんでイクぅぅぅっ!」
絶叫とともに激しく髪を振り乱し、奈津美はびくりと身体を仰け反らせて絶頂
に達した。
***
激しい絶頂のあと、これでモニターも終わり、と安堵していた奈津美の前に、
ふたたびいやらしい玩具が取り出された。
店員の手で震える、筆つきのローターは、しなやかな毛の艶があやしく蠢いて
いる。
「これはねー、まあ見てのとおりの筆つきのローターなんすけど、振動がはん
ぱナイんすよね。マジですごいですよー」
そういってにやにやと笑った店員は、奈津美を苛んでいたイボ突きのキャップ
を外し、かわりにそれを奈津美のクリトリスへと押し付けた。
「ひゃっ……ん……んんっ……あ……」
「一番低いのでこれ。で、どんどん強くなるよー」
微妙な振動を放ちながら、奈津美の充血したクリトリスに押し当てられた筆付
きローターは、彼女の尖った突起をやわやわとなぞる様に動かされる。
先ほどまでの、吸い出されるキツい刺激とは違う、くすぐったいような快感が
奈津美のクリトリスに広がり、彼女の下腹部に熱い劣情を生んだ。
「ほら、これで半分。気持ちいい? 奈津美ちゃん」
「あっ……あ、あ、んんっ……ひっ……は……ああんっ……」
どんどん強くされていく振動に、引っ切り無しに喘ぐ奈津美に問いかけた店員
の言葉にも、奈津美はうまく答えることができない。
「ちゃんと答えないと、わからないよ。奈津美」
たしなめるようにして苦笑いした佐々木の言葉に、奈津美は必死に告げる。
「き、もち、いいでっ……あぅっ……いいですぅっ! はぁっ……ああっ……」
「そっかあ。じゃあ一気に最強にしてあげるねー」
快感のあまり、全身を震わせる奈津美の痴態に、舌なめずりした店員が、ロー
ターのスイッチを押し上げた。それまでの比較的緩い振動とは違う、激しいモー
ター音が室内に響き渡る。
「ひゃぅぅぅぅぅぅううっ! ああっ! ひぃっ! や、だめぇぇぇっ!」
激しく振動する筆が、奈津美のクリトリスを責め立て、一気に絶頂へと導く。
しかし、奈津美が達したあともローターは止められることなく、激しく過ぎた
刺激を彼女のクリトリスへと送り続けた。
「も、むりぃぃぃいっ! ……だめ……だめ、だめぇぇっ! ……た、すけ…
…あうぅっ!」
今日三度目の絶頂に達した奈津美は、しかしそれでも止められない筆の振動
に我知らずひくひくと桃色の秘裂をヒクつかせる。
まるでこれから続く、激しい陵辱を期待するかのように――。
***
「また、モニターして欲しいものがあるらしいよ」
美術準備室の鍵を閉めながら、佐々木は奈津美に囁いた。
忌まわしい記憶を思い出して、身体を火照らせていた奈津美は、ぶんぶんと頭
をふってその言葉から逃れようとするかのように身体を引いた。
「や、やです……いきたく、ないです」
「また”いいモノ”貰えるんだよ? 欲しくないの?」
先ほど、身につけていることを確認させられた下着、それに例のキャップ、ロー
ター、と店からは「モニターの礼」として様々なものが贈られていた。
そのどれもが奈津美を苛み、クリトリスを膨らませるための淫らな仕掛けの施
されたものだったのは、言うまでもないが。
「い、いらない……」
佐々木の言葉にますます顔を赤くして、ぶんぶんと首をふった奈津美は、しか
しふたたび伸びてきた佐々木の腕に身体を硬直させる。
「奈津美は嘘つきだね。あのお店で剥いてもらったおかげで、こんなにクリちゃ
んも大きくなったのに」
固く尖りはじめたクリトリスを指で弾いて、佐々木はスカートの中に突っ込ん
だ手を秘裂に這わせる。
佐々木の指摘どおり、あの日から無理やりクリキャップをつけさせられたり、
今のように恥ずかしい下着を強要されたりしている奈津美のクリトリスはすっ
かりと肥大化していた。
今も、ぷるぷると震えて、佐々木の甚振りを待つかのように下着から顔を出し
ている。
「ほら、ほんとは行きたいんでしょう? 素直にならないと」
くすくすと笑い始めた佐々木の言葉に俯いた奈津美は、いやらしい指の動きに
耐えるように唇を噛み締める。
――奈津美が自分で「もう一度行きたい」と答えるまで、このまま責め続ける
ことにしよう。
そう考えて、佐々木はクリトリスを指で挟んで、ゆっくりと上下に揺らす。
奈津美の抑えた喘ぎが、誰もいない放課後の廊下に響いた。
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2015/07/10(金)
「よく似合うね、奈津美」
恥ずかしそうに制服のプリーツスカートを持ち上げたまま、無言でこちらを見
つめたままの少女――奈津美に向かって、男はにやにやと笑いながら言った。
昨今の女子高生とは違い、まったく乱されていない制服姿の美少女が、恥ずか
しい下着を見せ付けるように男の前でスカートを持ち上げてから、数分。
その間、羞恥と恥辱に震える奈津美の様子を楽しげに見守っていた男――佐々
木は、いやらしい笑みを消さないままで奈津美ににじり寄った。
「やっぱりいいね。奈津美のいやらしいクリちゃんが丸見えで、良く似合う」
「……あ、あァっ……んぅっ……はぁっ……」
見られていることで感じたのか、潤いを見せはじめていた秘裂をなぞり、期待
に震えるクリトリスを佐々木が指で摘む。その愛撫に、奈津美は蕩けた顔で喘
ぎ、足をがくがくと引き攣らせた。立っていられない、というようにふらつい
た奈津美の腰を支えながら、佐々木は指先でクリトリスをつつき、彼女の耳元
に囁く。
「また、あのお店に行こうか。この間も、いっぱい弄ってもらえたもんねえ。
きっと今度もたくさん苛めてもらえるよ。奈津美のエッチなクリちゃん」
「や……あああっ、ん……ひゃっ……や、んっ……」
ぐりぐりと痛いほど抓られても、調教の進んだ奈津美のクリトリスは快感しか
感じない。佐々木の乱暴な指の動きに、甘い声をあげながら、奈津美は蕩けた
顔色を一転して白くした。
「や、やですぅっ……あそこ、いやぁっ……せんせぇ……」
「なんで? あんなに喜んでたのに、嫌なの? 奈津美は嘘つきだね」
剥き出しにされたクリトリスの皮をひっぱり上げるようにこねくり回しながら、
佐々木は笑いを含んだ声で呟いた。奈津美の嫌がり方に、嗜虐心を煽られ、彼
は乱暴に彼女の身体を苛む。身体をくねらせてその愛撫に身を任せる奈津美の
嬌声が、二人のほかには誰もいない美術準備室に響いた。
淫らな二人の姿は、夕陽に赤く照らし出され、リノリウムの床には淫靡な影が
伸びていった。
***
佐々木から、セクハラ――というよりも調教――を受けるようになってから、
奈津美の身体はどこか牝の匂いを感じさせる、淫らな成長を遂げた。
白く、清潔感のある美少女の面影はそのままに、性的な匂いを纏った奈津美は、
以前よりも美しく、魅力的な少女へと変わっていった。彼女に変化をもたらし
た美術教師は、相変わらず奈津美の身体にいやらしい遊びを教え込み、次第に
彼女をその虜へと変えていった。
***
しぶしぶ通っていたはずの彼のマンションへ行く週末が待ちきれず、学校の中
で奈津美がクリトリスへの愛撫を強請り始めるようになったころ、頃合とみた
佐々木は、彼女をとある店へと連れて行くことにした。
一般的にはアダルトショップ、大人の玩具屋、と呼ばれるそこは、しかし趣味
の偏った一部のマニア向けの、その筋では有名なショップだった。
なにしろ、店内に揃えられたアダルトグッズのどれもが、女性のクリトリスを
責めるための物のみで構成されているのだ。訪れるのは、マニアか何も知らな
い一般人くらい、というその店は、しかしその趣向の特殊さから、横のつなが
り――客たちと店員――は強固だった。
――日曜日
生まれてはじめてつれてこられた、いやらしい店、それも自分以外の女性が一
人もいない店内で、奈津美は戸惑いと羞恥に顔を赤くしていた。
昨日もさんざん佐々木に嬲られ、今日も寸止めを繰り返されて、外へと連れ出
された奈津美の身体は快感に飢えていた。しかし、それをよりによってこんな
店で誰かに悟られるのは彼女のプライドが許さない。好色な視線を隠しもせず
に、奈津美の身体を舐めるように見つめる男たちに、嫌悪を抱きつつ、彼女は
縋るように佐々木を見つめた。
無理やり外へと連れ出し、この店に来る途中でもさんざん奈津美のクリトリス
を責め苛んで彼女の官能を昂ぶらせるだけ昂ぶらせた佐々木は、知り合いらし
き店員と談笑している。
しかし、ようやく奈津美の視線にも気付いて、佐々木は手招きをした。
「おいで、奈津美」
ふらふらと引き寄せられるように、佐々木の元へと進んだ奈津美に、彼はいつ
もの穏やかな笑いを浮かべて言う。
「今日はね、奈津美にモニターをしてほしいんだ」
「…………モニター?」
不信そうな奈津美に、佐々木はうんと頷き、ちらりと店員に視線を流した。
レジを挟んで佐々木と談笑していた店員は、この店の客たちと同じく奈津美を
眺め回すと、にやりと笑う。
「ええ、是非お願いしたんですよ」
「彼もこう言ってるし、やってあげなさい。お礼に、モニターしたものは全部
貰えるみたいだよ。良かったね」
「…………………」
二人の言葉に、奈津美は黙り込んで俯いた。
佐々木の提案と、店員の好色そうな目つき、どう考えてもマトモなモニターで
はないのは分かりきっている。この店のモニターということは、どう考えても
飾られているグロテスクな玩具のモニターだろう。そんなものを貰えても、全
く嬉しくない。
奈津美は戸惑ったように店内を見回し、顔を真っ赤に染めた。
――吸盤状の、ところどころにイボのような突起のついた玩具、
小さなローターのような形をした、先端に滑らかな動物の毛を使った筆のつい
た玩具、
一見して普通の下着に見えるのだが、実はクリトリスをくびり出すように小さ
な穴の開いている卑猥な下着――
その他、何に使うのか見当もつかない、しかし卑猥な玩具が所狭しと並んでい
る。
二人は奈津美の答えを急かすように、じっとりとした粘着質な視線を彼女の身
体に絡ませた。
佐々木の手が、すぐ隣にいる奈津美の股間へと伸びる。大きな乾いた手の感触
に、奈津美はびくりと身体を震わせ、さらに俯いた。
「やるよね? 奈津美」
「……んぅっ……は、はいぃ……やりますぅっ……あ……」
奈津美の答えを満足そうに聞くと、佐々木の手はすぐに彼女の秘めやかな突起
から離れていった。ねっとりとした粘液が、中途半端に弄られていやらしくヒ
クつく奈津美の秘部から太ももを伝い落ちていった。
***
「それじゃ、まずはこれからいきましょーか」
茶髪の、20代前半に見える店員が、実に軽い声音で取り出したのは、さきほど
まで居た店内の中に、一際目立つ配置で置かれていた玩具だった。
三つのクリップにチェーンのつけられたソレは、クリップの上から黒いゴムを
被せてある。
「それはなんだい?」
「これっすか? これはー、クリの皮を剥いて、そのままにしとくためのクリ
ップですよ」
とっくに見当はついているだろうに、しらばっくれて聞いた佐々木に、店員は
軽い口調で気安く答え、クリップを己の指に挟んで説明を始めた。
「こうやって挟んで、んで、こっちの二つは乳首に嵌めるんですよ。三点責めっ
てヤツですね。チェーンの調節も、クリップの強さの調節もできるんで、汎用
性が抜群なんすよー。イチ押しです」
「それは便利だね」
頷いて、クリップを手に取った佐々木は、にやりと笑った。
通販番組のようにいやらしい玩具の解説をする二人に、奈津美は戸惑ったよう
に眉を顰め、頬を染める。
モニターをする、と奈津美が佐々木に言わされた後、店員と佐々木は連れたっ
て店の奥の小部屋へと奈津美を案内した。
薄汚れたその部屋には、小さなソファとテーブル、そして棚で埋まっていた。
棚の中には、店内と同じくさまざまな淫具が所狭しとならべられ、妖しい輝き
を放っている。
店員が足りない道具を取ってくる、と席を外している間に、奈津美は再び佐々
木に指と言葉で嬲られ、すっかり身体を火照らせていた。
目の前で、怪しげな会話を続ける二人をちらりと見て、俯いた奈津美はもじも
じと太ももを擦れ合わせる。ふたたび昂ぶらされた淫靡な疼きが身体に染み付
いて、離れないのだ。
じくじくと痒みを帯びて広がる熱に、奈津美の頬は上気し、瞳は潤んでいく。
「……奈津美が我慢しきれなくなったみたいだ」
「ああ、すんません。んじゃ、そろそろモニターお願いしますねー」
からかうように言った佐々木の言葉に、店員の男はにんまりと唇を吊り上げて、
奈津美ににじり寄った
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